天満放浪記

matsuken tenma blog

秋晴れ

2016年11月02日 | 天満放浪記:路上編

 気がつけば科研費申請書の締め切りが金曜日、日本語とスペイン語の本をそれぞれ読んでから出向くべきイベントが木曜日と土曜日、学生の課題の添削が6つ、他にもいくつか用があり、こんなのは大学教員にとって当たり前の忙しさかもしれないが、一度に2つ以上の仕事をすると思うだけで憂鬱になる私には少し辛い。辛いなら、そういう事態にならないよう、前もって手を打っておけばよい。有能な大学教員はスケジュール帳を作って順次テキパキと仕事をこなしているのだろう。

 私もいつかそうなりたいものだ。

 窓の外は晴天。

 秋らしく、雲一つない青空が見える。

 昨日までは街中にハロウィンの衣装をまとった若者が多かった。京大のキャンパスにもいたことに、私は少し眩暈に似たものを覚えた。学生に訊いてみると、23~4歳くらいの連中は「分からない」という。いっぽう20歳くらいの若者は同期の連中でこっている奴がいる…とか言っているから、たぶん20年くらいをかけて浸透してきた習慣なのだろう。幼稚園や小学校で毎年やっていたイベントであり、中学生のとき友達とはじめて夜の街に繰り出したイベントであり、高校生どうしでUSJに毎年通った。そういう子たちと、そういう子たちの親世代、ちょうど私のような世代が、今やバレンタインより規模が大きくなったハロウィン市場を支えているのかもしれない。

 阪大は金曜日から学祭。といっても豊中キャンパスの祭なので、箕面キャンパスには関係ないようだ。箕面キャンパスでは11月末に語劇祭というのを独自にやっている。吹田キャンパスでも祭があるのだろうか? 白衣祭とか。

 学校では運動会のシーズンだろう。

 今年は4年に一度の国際運動会があった。アマチュアスポーツは、甲子園も五輪も、なんだか浅ましくて、私はあまり見ないことにしている。

 いっぽうのプロスポーツは野球が終わった。

 米国ではまだ決勝シリーズをやっている。BGM代わりにかけているのだが、今回はNHKが独占放送。できれば元選手ではなくプロの批評家が解説をするスポーツチャンネルで見たかった。今回のワールドシリーズの解説はすべて小早川&斎藤。この齋藤さんが「あんたは大平首相か…」と言いたくなるほど喋り下手で、あー、うー、えー、が長くて、しかもワンセンテンスで3秒で言えることを20秒くらい引き延ばすので、誰か注意してあげたほうがいいんじゃないだろうか。極度に聞き苦しい。この間まで選手だったのでまだ慣れていないのだろう。もともとNHKの米国野球実況の解説陣は素人目に見てもひどすぎる。もう少し勉強してほしいし、監督目線で米国人選手のプレーにケチをつけるのはやめてもらいたいし、自分の現役時代を自慢するのもやめて欲しい。

 ちなみにプレーしているのはカブスとインディアンズ。シカゴとクリーヴランドを本拠地としているので五大湖シリーズと言われているそうな。カブスのカブとは子熊のこと。あの日本製のバイクの名もこれに由来する。ユニフォームの胸のCのなかに可愛い子グマのアップリケが見える。いっぽうのインディアンズ、この名前、OKなんだ。今さら「先住民ズ」とするわけにもいかないかな。勝負の行方はまるで見えず、どうやら最終7戦まで行きそうな気配である。

 フットボールは開幕1か月。気付いた時に、深夜、ケーブルで見ているが、私はアーロン・ロジャース選手が好きなのでグリーンベイ・パッカーズの試合に注目している。グリーンベイというのも五大湖近くにある小さな町らしい。アメリカのこのあたり、イリノイ州あたりを、いつかゆっくり旅行してみたいものだ。たぶん老後(というものがあったとして)はアメリカを旅行する。そのために60歳になったら(無事になったとして)英会話をきちんと習おうと思っている。

 Vリーグも先日開幕した。バレーの試合も、私は夏の運動会のそれはあまり見なかった。急造チームで選手間の連携が取れないまま競技に入っているのは明らかな状況であったからだ。全日本の試合になるとどこかの芸能会社がなよなよした「ボーイズ集団」を送り込んできて、民放が奇怪な実況をするのも気持ち悪い。やはりガオラの中継でリーグ戦を見るに限る。女子バレーはプロアマの面白さの差がもっとも顕著なスポーツだろう。私はNECの新鋭古賀選手と美しい近江選手を応援しているが、開幕戦は全日本セッターの宮下選手のいる岡山に負けてしまった。

 天気がいいのに家でじっとり。

 五大湖とは言わん、せめて淀川べりを散歩くらいしたい…。

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