お城でグルメ!

ドイツの古城ホテルでグルメな食事を。

エジッレス城塞

2017年08月08日 | 旅行

エジッレス城塞も、フランスから北イタリアに攻め入ろうとするフランス軍に対抗するために建造された、スーザ渓谷にある城塞のひとつです。

  

前からの遠景 ・ 後ろからの遠景

この城塞は14世紀の前半に初めて歴史書に記され、フランス軍に取られたり取り戻したりのせめぎ合いが続きますが、ナポレオンI世の末弟ボナパルトの軍がイタリアを征服した19世紀の初頭に破壊されました。その後比較的早く、19世紀前半に再建されたとき、原型の建築様式は近代的な軍事理念に沿うようにアップグレードされ、第2次世界大戦終了までイタリア軍に属した後、捨て置かれていました。そして20世紀後半に地方自治体が入手して、修復のプログラムを始めたのです。西暦2000年から国立山岳博物館として公開されており、時折展覧会も開かれるようです。

    

前方の部分 ・ 後方の部分

   

長い登城路の一部 ・ 入り口

   

入り口(内部から)・ 内部

スーザ渓谷には、ほとんど観光地化されていない寂しい村もあります。そのうちの一つサルベルトランド村の役場の前にある、村唯一のレストランで昼食をとりました。だいたいは地元の客を対象にしているようなので、我々は要領がよくわかりません。まず、ナイフとフォークの並べ方が特徴的ですし、パンの代わりに棒状の堅パンが出るだけでオリーヴもバターもありません。

   

セットされた食卓 ・ 棒状の固パン

問題だったのは、書かれたメニューが無くて、女主人がテーブルに来て料理の名前を言って注文をとるかたちです。女主人の極端に少ない英語の語彙と我々の極端に少ないイタリア語の語彙でなんとか、妻と私が別々のパスタ、それに加えて妻が豚肉料理、私が鶏肉料理というふうに注文できたときにはもう疲れ果てていました。

   

ラビオリ ・ 幅広麺

パスタの一つはラビオリで、ひき肉とトマトのソースで食べました。もう一つは幅広麺で、トマトとチーズをまぶした味付けでしたが、どちらもたいへん美味しかったのです。いつも思いますが、イタリアのパスタは田舎でも旨いですね。

飲み物は、妻が赤ワインで私がガスなしのミネラルウォーターでした。

   

鶏肉料理 ・ 豚肉料理

鶏肉はただ焼いてハーヴを散らしてレモンをかけているだけ、豚肉は煮込んで肉汁ソースがかかっているのですが、どちらの肉も硬くて特に美味しいとは思いませんでした。

面白いのは、珍しい給仕の仕方です。鶏肉を除いて、あとの3つの料理は女主人が料理を大きな容器に入れてテーブルに来て好きなだけ取り分けてくれるのです。自分の空腹度に応じて量を調節できるので、良いやり方だと思います。

  

ミックスサラダ

二人で一つのミックスサラダを注文したのですが、赤と白のキャベツとトマトが主な食材で、オリーヴオイルとバルサミコと塩と胡椒を使って自分で味付けしました。野菜自体の味が濃いので、見かけより美味しかったのです。

   

桃の白ワイン煮 ・ スイカのポートワインかけ

デザートは桃の白ワイン煮とスイカにポートワインをかけたもの。どちらも良く冷えていて、さっぱり感が満点でした。

私だけコーヒー(エスプレッソ)を注文したのですが、さすがに美味しくて、食事の締めに最適だと思います。ドイツのようにテーブルで、ではなくて、日本のように勘定カウンターで支払いをしました。

イタリア料理のコースでは、料理の出る伝統的な順番が存在します。1.アペリティーヴォ、2.アンティパスト、3. プリモ・ピアット、4. セコンド・ピアット、5.コントルノ、、、などなど。

ありがたいことに、私たちが食した田舎の小さなレストランは、コースにはこだわっていないようでした。私たちが注文したパスタはプリモ・ピアットに、肉料理はセコンド・ピアットに、そしてサラダはコントルノ(副菜)にあたるようです。

イタリア人対応の給仕の仕方を体験できて面白い昼食になりました。周りのイタリア人たちは、びっくりするほどたくさん食べて、たくさんワインを飲んでいました。

ずっと以前に、やはりイタリアのレストランで食事をしたとき、隣のテーブルのイタリア人が自分たちが飲んでいたボトルワインを勧めてくれました。

私:「ありがとうございます。でも私はこのあと運転しないといけないので、、、、、、。」

イタリア人:「私もです。」 

[2017年8月]

 

 

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