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オバマの戦争

2017年02月23日 | 社会

「オバマ大統領の裏の顔は暗殺指令者」

 9月30日付「JBPRESS」に堀田佳男氏が、「世界の警察官から秘密警官へ、米国の恐ろしい急変ぶり データが如実に示す、オバマ大統領の裏の顔は暗殺指令者」と題した記事を寄せている。冒頭、次のように書いている。
 「知らないことはど恐ろしいものはないと思える事態が世界で進行している。
 実は、米国のバラク・オバマ政権はジョージ・ブッシュ前政権よりもはるかに多くの米特殊作戦軍(以下SOCOM:いわゆる特殊部隊)の隊員を、世界中に派遣していることが分かった。
 複数の情報を総合すると、今年だけでもSOCOMはすでに世界135か国に隊員を送り込み、派遣している隊員数は1万1000人に達している」。


 以下、同記事の要旨は次の通り。
 ○特殊部隊の隊員数は、2001年の約3万3000人から7万人に増えている。
 ○過去数年、国防総省の規模と予算は縮小傾向にあり、オバマ大統領の特殊部隊重用は、表向きの国防方針と矛盾している。
 ○オバマ大統領はこれまで「米国は世界の警察官ではない」というフレーズをたびたび使ってきた。内戦の激化するシリアには大規模な地上軍は派遣しないと述べた。戦費拡大と米兵の犠牲が内外から批判されたからだ。
 ○オバマ政権が誕生してから対テロ戦費は下降し続け、2013年度以降は年間1000億ドル(約12兆円)以下に。イラクとアフガニスタンに駐留する米兵の数も減少している。
 ○一方、特殊部隊は世界中に拡散させ、予算、隊員数を増やしている。特筆すべきは、中東に駐留する特殊部隊が減り始め、東欧や日本を含めた極東地域などに隊員を増やしていることだ。
 ○SOCOMのヴォーテル司令官は、「東欧に力点を置き始めている。同時にコロンビアをはじめとする中南米諸国、さらに環太平洋地域の重要な同盟国との連携も強化している」と発言している。
 ○通常部隊に代わって、特殊部隊を世界中で増員させている。まるで忍者のように、米国に敵対する組織やテロ集団を水面下で制圧しようとしているかに見える。
 ○特殊部隊の活動の特徴は、派遣先の軍隊との共同訓練の形態をとっていることだ。他国の隊員を訓練することもある。
 ○米軍は従来型の大規模な戦闘から、小規模で臨機応変に対応できる特殊部隊による戦いへと変化しつつある。それには同盟国との連携が不可欠。
 ○分かっているだけで、米特殊部隊が展開する135か国中60か国の軍隊と共同訓練を行っている。特に14か国では米大使館に特殊部隊の隊員を武官として置いている。
 ○今年8月12日、沖縄県うるま市伊計島の沖合いに米軍ヘリコプターが墜落した時、乗員の中に自衛隊の特殊作戦群の隊員がいた。すでに米特殊部隊と自衛隊が共同訓練している証拠とも言える。
 ○米国は一国で国際紛争を解決できないことを中東で学んだ。ヴォーテル司令官は、「SOCOMは、世界の過激派組織と戦うためになくてはならない存在。米国だけでは決して勝利することができない」と述べている。
 ○オバマ大統領は、表向きは米軍を縮小させて、大規模な地上軍を派遣しない立場でいながら、特殊部隊を派遣してオサマ・ビンラディンを殺害したような軍事行動を取らせている。今年5月、ISのアブ・サヤフ幹部を殺害したのも特殊部隊だった。このことは、オバマ大統領が米国民に嘘をついているとも解釈できる。
 ○特殊部隊の活動によって世界の平和と安全が約束されるのであれば良いが、表面的に世界の紛争に関与しない素振りを見せながら、実際はほとんど人の目に触れないところで着実に地歩を固めているのが現実だ。
 ○特殊部隊なら情報を公表しなくて済むという理由もあるかもしれないが、それがオバマ流の世界での戦い方なら、紛争の危険性はより高まったと言えなくないか。
 ○オバマ大統領の「世界の警察官ではない」発言は、いまや「世界の秘密警察官になった」と解釈して良いほどである。


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