一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

第63回写真道展

2017年06月16日 | 社会
第63回 写真道展 入賞作品・入選者発表

【総評】

道内最大規模の写真公募展「第63回写真道展」には439人から5660点の応募があり、2月27日、28日の両日、2人の招聘審査員を交え、総勢27人の審査員で慎重かつ厳正な審査をした結果、270点の入賞・入選作が決まりました。入賞入選の皆さま、本当におめでとうございます。
 全体的な感想としては、特に突出した作品はありませんでしたが、それぞれの感覚でカメラアングル、レンズワーク、仕上げの色彩濃度などに工夫した跡が見られ、楽しみながら審査させていただきました。
 一方、第2部、第3部では類型の作品も多く、若干ですが、応募規定外の写真が見られたのは残念です。私は常に「写真とは感動の表現である」をモットーに、被写体と向き合っています。創作ではなく、真実と向き合い、森羅万象、喜怒哀楽の一瞬に感動を覚える鋭いカメラマンになってください。
 特に1部の「自由」は最も感性の一瞬が発揮できる分野です。感動の一瞬を記録してください。
 第2部の「観光・産業」は道内での撮影に限定されているため、類型作品が多く、題材を探しあぐねているような気がします。
 第3部の「ネイチャーフォト」は、北海道が野生の宝庫といわれ、動植物に恵まれ、被写体に事欠かないため、出品数は多いですが、それだけにやはり類型の作品が多く選考にも慎重になります。せっかくの良い作品でも、動物園内とか餌付けとわかるものは選考外となりますのでご注意ください。
 総じて最近の機械の進歩とプリント技術の向上で素晴らしい作品を見せていただいたことに感謝しながら、審査を終えることができました。
 来年の64回展に今年以上の出品者、出品数とさらに多くの感動をお寄せくださることを期待しています。

審査委員長 奥野時夫(おくの ときお)

個展「野生の仲間たち」を1993年に札幌で開催。その後、大阪、福岡などでも個展を開く。2006年信毎書籍より「アジアの風に誘われて」を出版。北海道写真協会写真道展審査会員。釧路市在住

<作品名をクリックすると別窓で作品が見られます。Javaを有効にして、ポップアップウインドウを許可して下さい>
第1部(自由)
一席 文部科学大臣賞 安田 敏彦(札幌) 空の道しるべ
二席 北海道知事賞 伊藤 博章(札幌) 働く女(ひと)
二席 北海道教育委員会教育長賞 鳥海 政史(室蘭) 時をとめて
       
     
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 大雪山 | トップ | 財津和夫 »

あわせて読む