kenharuの日記

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一条の家

2017-11-12 | 一条の家
注文住宅の分野で、一条工務店の販売棟数が日本一になった。
広告宣伝を全く行わないにもかかわらずナンバーワンになれたのは、もっぱらユーザーのクチコミお陰だという。
こう言うボクも、クチコミに影響されて一条の家を選んだ一人である。
「家は性能」を標榜する一条の強みは、「高気密・高断熱・24時間全館床暖房」にある。

さて、入居と同時に床暖房のスイッチを入れ、10日余りを一条の家で暮らしてみたが、初めてのボクには興味深い経験になっている。
まず、床暖房なのに床が暖かくない。
床下を循環する湯は27度に設定しているが、フローリング表面温度は24度ぐらいになっている。
裸足で歩いて冷たくはないが、温かくもない。
そして肝心の室温は、常時22~23.5度の範囲に安定している。
これもまた、寒くもなく暖かくもない。

「吹き抜けを作っても暖房効率は落ちません」と言われたので、半信半疑ながら、明り取り目的で六畳間相当の吹き抜けを作った。
傾斜天井だから、一番高い部分は6メートルもあり、外観からは2階建てに見える。
今朝は、高さで室温がどう変わるかを実測しようと、5メートルの渓流竿に温度計を取り付けて立てた。

尺ヤマメを釣ったぐらいに、竿先が撓んでいる。


計測の結果は意外にも、床付近の室温と全く同じ22度!。
今朝の外気温は7度、床下を循環する湯は27度、床の表面温度は24度である。
ついでに書けば、壁や天井はもちろん、屋内にある全ての物品がほぼ同じような温度に維持されている。

結果を見てからの後講釈みたいになるが・・・
熱い空気は上昇するものだが、この場合は、初めから熱い空気が存在していなかったのである。
そして、冷たい空気は下降するものだが、これもまた生じなかったのだろう。

3日以上連続で留守をしない限り、この床暖房は来春までスイッチを切らない。
それでも暖房費は通常の住宅と大差無いというのだが、それはまだ未確認である。
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