白馬山行2013 2日目
天狗ノ頭~天狗の大下り~不帰Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ峰~唐松岳縦走
「1日目 大雪渓~白馬三山縦走」・・・・・クリックで
天狗山荘前のテン場からの白馬鑓ヶ岳。
荘厳な朝のドラマを期待したが、早朝は雲が多く期待したモルゲンロートに染まってくれなかった。
今日は天狗ノ頭を経て 天狗ノ大下り~不帰キレットへ。ちょっとアスレチックな不帰ノ嶮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ峰越え~
唐松岳に至るアップダウンの縦走路を行く。
天狗山荘をあとに白馬鑓ヶ岳に背中を押されて気持ちよい縦走路を天狗ノ頭へ向かう。
天狗ノ頭 白馬鑓ヶ岳方面を望む。
天狗ノ頭 槍穂~薬師~立山・剱岳方面を望む。
立山・剱岳方向から 反時計回りにぐるりの展望。
天狗尾根、八方尾根、ニャンコ耳の鹿島槍
浅間、四阿山、飯縄山、戸隠連峰方面
白馬鑓ヶ岳方面
中央に見えているのは黒部ダム。
気持ちよい天狗尾根を進む。
このまま どこまでも どこまでも歩いて行きたいなぁ~♪
今日は1日中 剱岳のロケーションを右手に見て歩く。
早朝から稜線を歩けるなんて♪ 極上のお散歩コースに大満足のバルちゃんなのでした♪
かっこいい剱岳。 安易に人を寄せ付けない剱岳。魅かれます♪
穂高連峰と槍ヶ岳 正面に大好きな槍穂を眺めながら至福の縦走路である♪
槍ヶ岳の手前には、鹿島槍が大きく見えている。 ダブル槍!!
こんな眺めもバッチリでした ↓
天狗の頭~天狗ノ大下りの間で見えた八方池
「天狗の大下り」下降点より 不帰ノ嶮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ峰を望む。
「天狗の大下り」突入! メインの急降下から!
簡単でした! あっさり下ったバルちゃん♪ 岩場は合格だね!
(しかし、この後の長いザレの急な下りはちょっと苦手でしたね。 山は、登り体力 下り技術と言われる。
目に見えない技術も少しずつ自分のものにしていこうね♪)
不帰ノ嶮をバックに 実にいい表情をしていたバルちゃん!
最低コルまで下って 急峻なⅠ峰の登りにかかります。
不帰ノ嶮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ峰 手前の尖がりがⅠ峰。その後ろが、Ⅱ峰北峰~Ⅱ峰南峰、Ⅲ峰と連なる。
不帰ノ嶮Ⅰ峰
天狗ノ頭~天狗尾根、急降下してきた天狗の大下り方面を振り返り見る。
これから縦走していく不帰ノ嶮Ⅱ・Ⅲ峰を見つめ 闘志を燃やす!
立山・剱岳、毛勝三山方面の眺めにうっとり♪
さあ、Ⅱ峰北峰の核心部に向かって稜線を行くぞ!!
やる気満々で カモシカに先行してルートを進むバルちゃん!
上部を見上げると そこそこの高度感があります!
ほぼ垂壁を登って行くバルちゃんの雄姿!
難所で下ってきたガイドツアーと出くわす。
安全ポイントを確保して 団体さんの通過を待ちます。
カモシカもバルちゃんに負けじと軽やかに登って行きます!
こんな岩場で 写真大会♪
このコンビならではの 山のお楽しみとなりました♪
岩場もへつりもなんのその。
余裕で通過のバルちゃんなのでした♪
槍穂縦走に向けて、合格!
ミヤマクロユリを見つける余裕も♪
<唐松岳-不帰嶮-白馬岳>の標識
天狗の大下り、不帰ノ嶮Ⅰ峰、遠く白馬鑓ヶ岳を振り返る。
自分が歩いてきた縦走路を振り返る。
しばし静かな時間が流れる稜線のひととき。
小休止したら、Ⅱ峰北峰に向けてGo!
アルペン的な登りに心が弾む♪
登高意欲をかき立てられる岩肌!
岩場が 楽しくて、楽しくて♪
飄々と登攀してくるバルちゃん♪
すてきな表情です!
不帰ノ嶮Ⅱ峰北峰手前の最後の登り
不帰ノ嶮Ⅱ峰北峰に到着!
ヤッターーーーーー!!
山の歓び 教えてくれた あの日のあの山 あの仲間♪
Ⅱ峰北峰から南峰と唐松岳(その間にⅢ峰)を望む。
Ⅱ峰北峰をあとに <すごい所に立ったもんだ!>↑
不帰ノ嶮Ⅱ峰南峰に向かって稜線を進む。
天狗の大下りの斜面を見つめる。
チングルマを見つけて 撮影に夢中。
風にそよぐチングルマの花穂
果穂になりたてのチングルマ。可愛い!
チングルマ
我々の山行は こんな感性を大事にし 山や自然を楽しむ♪
不帰ノ嶮Ⅱ峰南峰に到着
広々したピークは 展望抜群です!
剱岳をバックに 記念の1枚♪
逆方向から縦走してきた登山者も撮影に夢中。
Ⅲ峰方面を記録写真に。 ここからだとⅢ峰ピークの同定が難しい。
立山・剱岳の眺め
白馬鑓ヶ岳、天狗ノ頭、天狗の大下り、不帰ノ嶮Ⅰ峰の眺め
「わ~い、展望独り占め♪ 剱岳は 私のものよ!」
ず~~っと剱岳を眺めながらの稜線歩き♪
幸せです~~~~~♪
Ⅲ峰の一部と思われる岸壁におもしろい岩の造形を見つける。
ニホンザルが横を向いている。天狗みたいな鼻。その左に、よく落ちないで乗っかってるな~の岩。
縦走路をさらに進む。
岩の小ピークを巻くように登って行く。
Ⅲ峰から天狗ノ大下りとⅠ峰を見る。
Ⅲ峰から天狗ノ大下りとⅡ峰を見る。(遠方は白馬岳と小蓮華山)
あそこから縦走してきたんだ。
進行方向に 唐松岳を見る。 山頂は、多くの人で賑わっている。
ライチョウを発見! メスと幼鳥3羽がいました。
「幼鳥は、コロコロと危なっかしい足取りですが、ちゃーんと岩場も歩けます。
ずっと見たかったライチョウ・・・とても癒されました。」 <バルちゃん よかったね 逢えて♪>
ライチョウの撮影は バルちゃんによるものです。初めて見たという喜びと感動もそのまま伝わってきます!
危なっかしい岩場で幼鳥が歩き回るので落っこちないかとハラハラドキドキですが、さすがに大丈夫なんですね。
ライチョウと白馬鑓ヶ岳(中央左)。保護色の羽模様の為、目立たない。
目立たない ハイマツの巣に帰ります。
唐松岳へは ひと登り。
貸し切りだったここまでの縦走路とは一転!唐松岳頂上は、大賑わいです
縦走のラストピーク 唐松岳。 縦走の緊張感から解放されての山頂記念撮影♪
唐松岳山頂は、あたかも槍穂縦走を終えて上高地に戻ってきた時の感覚に似ている。
観光客の方が多くて別世界に入り込んだような。。。
ほっとした気持ちともうすぐこの山行もフィナーレを迎えるちょっとした寂しさ。。。
歩いてきた縦走路を見つめ しばし感慨に浸る♪
唐松岳山頂からのお馴染みの展望 ↓ 剱岳方面から反時計周りに。
立山・剱岳、毛勝三山
五竜岳
唐松頂上山荘
今回辿った縦走路
歩いてきた稜線を振り返りながら、しばし感動に浸ります。
2日間、天気と展望に恵まれて とっても素敵な山行だったなぁ~♪
大雪渓も高山植物の花々も♪ 変化に富んだ縦走路、どこまでも歩いて行きたかった美しい稜線♪
とっても幸せな気持ちに満たされる。 また来年も来るからね。山の神様、ありがとう!
唐松岳を振り返る。
2日間の好天と山の安全に感謝して 八方尾根へと下って行きます。
八方尾根は 花、花、花、花……♪
ミヤマダイモンジソウ
今夏はコバイケイソウの当たり年です!
ツガザクラ
花の写真を撮りながら、ゆったりと八方尾根を下ります。
ハクサンタイゲキ
タテヤマウツボグサ
尾根からは つい先ほど歩いていた不帰ノ嶮が望めます。
左から唐松岳、Ⅲ峰、Ⅱ峰南峰、北峰
順に、チングルマとコイワカガミ、ミツバオーレン、ハルリンドウ
チングルマの集合果(多数の小さなそう果についた羽状の花柱は3cmほど。そう果は秋に飛び散る)、ツガザクラ、ミネズオウ
チングルマは花姿を大きく変えるので別の植物かと思ってしまう。<撮影:バルちゃん>
オオサクラソウ
この他、シラネアオイ、オオヒョウタンボク、エンレイソウ、イワシモツケ、イワイチョウ、イブキジャコウソウなど
掲載しきれないほどお花が賑やかでした♪
展望の尾根に 八方池が見えてきました!
八方池が青い宝石のよう♪ 空は、夏空 白い雲♪
山行のフィナーレは 想い出の八方池で 夏山の歓びに浸るのでした♪
初めての北アルプス縦走、それもロングトレイルで。
バルちゃんのステップアップに拍手!
2日間の好天と素晴らしい山行に導いてくれた山に感謝!
また来るよと 手を振るのでした♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます