稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

地下道の記憶

2017年03月12日 | 街角メモリー

(写真は記憶に一番近かったもので、
 自然万華鏡 http://nbmyzk.exblog.jp/22843497/ から拝借し少し加工した)

大阪の御堂筋には横断するためだけの地下道があった。
今は無い。かなり昔、昭和30年代に埋められたと聞いた。

6才になる前に奈良に引っ越したから記憶は5才までの記憶である。
当時は大阪市南区順慶町に住んでいた。
遊びに行くのは御堂筋を渡って難波神社や新町のほうだった。

横断地下道は難波神社の近く、
今の三井住友銀行船場支店の近くと記憶する。
5才児の記憶なので間違っていても仕方ない。

この地下道、怖くて数回しか通っていない。
幅の広い御堂筋を横断するので小さな子供にはとてつもなく長いと感じた。
証明は裸電球だけで薄暗く、湿った空気が淀んでいて小便臭かった。
昼間でも何か化け物でも出そうな雰囲気があった。

ほどなく鉄格子で閉ざされ通行できなくなった。
埋められたのは閉鎖されてから何年も経ってからだと思う。

実はこの地下道、ずっと記憶の片隅にあったが、場所がわからなかった。
どこかわからないが、薄暗い湿った地下道がイメージとして残っていただけだ。
もしかしたらテレビや映画で見たシーンなのかも知れないと思っていた。

今から10年以上も前に、せんば心斎橋筋商店街 の会合で、
私より5才ほど上の方と話していた際、もしやと思って聞いてみたら知っておられた。

3つ年上の実兄さえも忘れていた地下道の記憶。
イメージだけが残っている不思議な記憶である。
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