大文字屋の憲ちゃん (当面は 石巻 地震) 

RIP 親父 けんちゃん 石巻 地震

20171208 今年のいただき物 その1- お酒 -

2017-12-08 15:08:21 | 日記

師走に入り、今年一年のいろいろなことを整理しなければならない、そんな思いに駆られて、今年のいただき物を挙げてみた。いずれも未レビューのものである。

今日は日本酒。

私は日本酒好きである。いただき物にあれこれ言うのはマナー違反との考えもあるが、ここは敢えてレビューしたい。ここは私の欲求の赴くままである。

◆  ◆  ◆  ◆

まず「蔵王」(特別純米酒 冷やおろし)。お贈りくださった方の縁者のゆかりの地、白石の酒。

上立ち香は爽やかな吟醸香、アルコール感。
口に含むと米の甘味と爽やかな酸味が広がる。適度なコクと旨味があり、最後に辛味で切れる。透明感があり、ややクラシカルなタイプの吟醸酒の味わい。ミディアム・ボディの淡麗辛口。数日後にいただくと戻り香にマスカット香が出て、この時の冷やが特に旨かった。因みに燗をしても旨かった。

製造データは以下の通り。

…原料米:国産米 精米歩合:55% アルコール分:15-16度 日本酒度:+3 酸度:1.4 製造年月:2017.09. 製造:蔵王酒造株式会社(宮城県白石市) 価格:1512円(720ml,税込)

上記データは蔵元HPも参照した。購入もこちらからできます。(当商品は当記事掲載時には既に売り切れております。)
蔵王酒造HP

※ 冷やおろし…日本酒は醸造されたものを加熱殺菌し、数か月保存・熟成させてから瓶詰めして発売するが、その際に再度の加熱殺菌を行わないで瓶詰めして発売するものを、温度を上げずに「冷や」のままで「卸す」の意で「冷やおろし」と呼ぶ。一度加熱殺菌しているので「生酒」ではないが、2度加熱殺菌するよりもフレッシュさがある。毎年秋口以降に店頭に並ぶ。

※ 「特別純米酒」とは純米酒の中でも、精米歩合が60%以下、また原料・製法に特別と認められる点がある場合に使用することが認められる名称。酒税法によって定められている。この酒の場合、精米歩合55%という点がそれにあたるとみられる。日本酒は、純米か否か、さらに精米歩合によって、60%以下なら吟醸、50%以下なら大吟醸を名乗ることができる。これらの純米とか吟醸とかいう名称を付された場合、それを「特定名称酒」と呼ぶ。発売する側で敢えて名乗らない場合もある。これは蔵が自らのポリシーや販売戦略に基づき独自な判断で行っている。たとえばこの「蔵王」の場合、精米歩合からいえば「純米吟醸」としてよいところだが、あえて「特別純米」としているのは、「冷やおろし」である点、通年商品ではない、他の商品との整合化を図る意味合いがあると考えられる。特定名称酒は以下の8つがある。

・純米大吟醸酒
・大吟醸酒
・純米吟醸酒
・吟醸酒
・特別純米酒
・純米酒
・特別本醸造酒
・本醸造酒

詳しくはこちらへ→ 特定名称酒

◆  ◆  ◆  ◆

次は「ささのくら 特別純米」(宮城県大崎市)

上立ち香は軽いアルコール香。口に含むとほんのりとした米の甘みとうまみ。すんなりと口の中に広がり、すっきりと切れる。後味に軽い辛味と苦味。
ライト・ボディの淡麗・旨口。すっきりした軽い飲み口で、やさしい米の甘味や旨味が感じられる。お燗をしても旨い。ふだん飲みの晩酌などに適している。食中酒としてもいい。

製造データは以下の通り。

…原料米:ササニシキ 精米:55% アルコール分:15度 製造年月17.04. 製造者:株式会社一ノ蔵 (宮城県大崎市)

ラベルにある「原料米『ササニシキ』の優しい味わいを引き出し、軽快できれいな飲み口が特徴の特別純米酒です。」という紹介文通りの味である。

なお、このお酒の製造者は一ノ蔵(宮城県大崎市)だが、「古今東北」なるブランド商品として発売されている。東日本大震災後に「震災復興と東北地方の経済活性化」を目的に設立された「株式会社東北協同事業開発」が、一ノ蔵に製造を委託し販売している。会社設立にはコープ東北、宮城生協、(株)日専連ライフサービスが関わっており、購入は生協や楽天などで可能。
現在はこのお酒の「しぼりたて生原酒」バージョンが発売されている。私がいただいたのは9月だったので、通常の火入れ酒だった。この「しぼりたて生原酒」もいつか飲んでみたい。

「古今東北」についてはHPを参照のこと。→古今東北HP

購入できる楽天サイトはこちら→楽天

◆  ◆  ◆  ◆

最後に「特別純米酒 笹ノ陽(ささのはる)」(宮城県大崎市)。

上立ち香は甘い米の香りがほんのり。口に含むとやわらかい米の甘味と旨味。そのあとにやや強い辛味と苦味。辛味と苦味が後味として口に残る。冷やして、あるいは常温で飲むと、この辛苦味がオフ・フレ-バーのように感じられる。しかしこのお酒はお燗をした時が真骨頂。非常にテリが出て、米の旨味が煌めくような味わいになる。

ミディアム・ボディの芳醇・辛旨口。日常の晩酌酒として、食中酒として、人肌燗以上、できれば熱燗でいただきたい。

製造データは以下の通り

…原料米:ササニシキ 精米:55% アルコール分:15度 製造年月:16.01.  製造者:株式会社一ノ蔵

こちらのお酒も製造は一ノ蔵。企業組合労協センター東北事業部が製造を委託・販売。「銀座ミツバチプロジェクト」推奨、「地域創造基金さなぶり」の名前も見られる。ラベルには次のような説明がある。

*  *  *  *

宮城県大崎市田尻は、大崎平野という広大な地形と水利に恵まれ、自然環境を活かした稲作が盛んに行われています。この豊饒な大地で、特農家として知られる佐々木陽悦氏が丹精込め、農薬・化学肥料を使用せず栽培した「ササニシキ」を原料に、地元の酒蔵「一ノ蔵」が特別純米酒として醸しました。ワーカーズコープ×銀座ミツバチプロジェクト×一ノ蔵の連携により、震災復興の一助とともに、新たな都市農村交流の願いを込めて生まれたお酒です。

*  *  *  *

一ノ蔵の造りは、基本的に味も香りも控えめで、まろやかな米の旨味と甘味、口当たりのなめらかさ・きれいさを身上としている。このお酒と前の「笹ノ陽」はいずれもその線上にある味わい。ただし、一ノ蔵には、「ひめぜん」という酸味の効いた低アルコール商品があり、これも美味しい。この商品の前身となる「あ、不思議な酒」を私は20年以上前に当時渋谷にあった「祭ばやし」という日本酒居酒屋で飲み、たいへん印象に残っている。また早世した鰐陵柔道部の一年先輩である大井さんにも同じ店で飲ませ、「いいじゃない、ポイント高いね」と言って頂いた思い出もある。一ノ蔵は「無鑑査」とともにこの「ひめぜん」で日本酒の歴史にその名を刻んだといえる。

購入の問い合わせはこちらを参照のこと→特別純米酒「笹ノ陽

一ノ蔵のお酒は都内では三好屋さん(豊島区・西武池袋線東長崎駅)などで飲むことができる。

※ このお酒については、飲んでみて、私の手元に届くまでの保存状況がよくなかったのではないかと思われるところがあった。(私の保存の仕方の問題かもしれない。)製造年月は2016年1月製造=瓶詰であるがこれ(製造されてから長い年月が経っていること)自体は問題ではない。日本酒は適切な環境で保存すれば、熟成が進み、深みや落ち着きが出て美味しくなる(劣悪な環境で保存すると味が劣化する)。最近はワイン同様日本酒にもビンテージ意識の高まりがみられるし、新酒のフレッシュ感より1年以上寝かせた(熟成させた)味を好む向きも増えている。

◆  ◆  ◆  ◆

以上三品、宮城の海の幸、山の幸といただくと口福なることこの上ないお酒であった。

美味しい品々をありがとう!!

 

 

 20171208 今年のいただき物 その1- お酒 -

 


付記1 この時肴にした宮城の名産・珍味。(クリックして拡大)

   

左から白謙の蒲鉾(石巻市)、つるし燻しベーコン(栗原市)、すずほのか納豆(角田市)、炙りほや(石巻市)。上のフォトアルバムに所収。

 

 

付記2 宮城良いとこ一度はおいで動画。サングラスの男は?!

【みやぎ湯渡軍団】宮城県冬の観光PR動画

 

上記関連動画。宮城県旅行10万円分があたる情報あり。

宮城県観光PR動画に石原プロ協力 舘ひろしさん被災地支援のエピソード語る

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