ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




(最終日、本番直前、名古屋レインボーホール楽屋にて。撮影、ヘアメイク中井くん。)

終わったのは、まだつい昨日のことなのに、もうだいぶ経ったようでもあり・・・。自宅に戻って、旅の支度をしながらも、なんだかあまり実感が湧いてません(笑)。あり得ないとわかっているけど、でも、今週末にはどこかでまた皆に会えるような、そんな、ね。

昨日は深夜0時過ぎから、全スタッフ参加による大打ち上げがありました。大広間に百数十人の、このツアーを共にした皆が集まり、恒例のビンゴ大会や、事務所のスタッフによる即席出し物など。飲み放題、食べ放題で、そりゃあワイワイと。

でもね、ツアー中のライブ後の打ち上げと違って、最後の打ち上げってね、ちょっと寂しい一面もあるんです。そりゃあ、また皆に会いたい。もちろん、会えるかもしれない、でももしかしたら、もう会えないかもしれない。皆、フリーとかツアー1つの契約で集まっている仲間達ですから。スタッフも、そして勿論、僕達ミュージシャンも。でもやっぱり、また会えたらいいなぁ、一緒にやりたいなぁ、と内心では思いながら、表面上はいつもどおりの他愛の無い話をしては、「お疲れさんしたっ!また、是非。」なんて。皆さんの予想には反して(笑)、結構地味にチビチビと飲んでおりました。

午前4時位には、打ち上げも終わり、ほんとうに最後の涙の別れを(大抵そうなるんです)するのもホントに辛いので、早々にホテルに帰りました。気付けば、そのタクシーにはスタドが、ちゃんと全員いて、いつも通りの光景。でも、とりあえず、最後の光景。じゃあシーンと静まり返った車内で感傷にでも浸ってるかと言うと、そんなことは全っ然、なくって(笑)、みんな、ここぞとばかりバカ話しまくり。最後まで笑って、別れました。


ホテルの部屋で、大好きなキース・ジャレットの『メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー(The Melody At Night, With You)』というアルバムを聴きながら、改めてベッドの上で買ってきた缶チューハイを開け、乾杯。ちょっとキザなようですが、これが打ち上げだったかな、僕にとっての。

このアルバムは、僕にとって、前にちょっと紹介した「ケルン・コンサート」と並ぶくらいの大切なアルバム。実際「ケルン」よりもよく聴きますかね。心の透明度をあげたい時なんかに。そうですね、ビーカーの水に舞ったおがくずが、ゆーっくりと沈んでいくような、そんな風な。あー、へんな例えですみません(笑)。

全曲大好きなんですが、特に8曲目の「Be My Love」。僕の葬式には、絶対にこの曲をかけてもらいたい。あ、妙なこと言ってすみません。でも、ほんとに、脳が止まってようが、心臓が動いてなかろうが、灰になる前に、最後に聞きたい曲の、ひとつなんです。

昨夜のライブで、僕から一番遠い、正面スタンド席の本当に一番後ろの席の女の子が、「リアル」の時に、僕が腕を振り上げたら、同じように腕を振り上げてくれているのに気付いたんです。さすがに顔まではよく見えなかったんですけど、大きな口を開けてるように見えましたから、きっと、たぶんピカピカ笑顔だったんじゃないでしょうか。髪の毛がぴょんぴょん跳ね上がってて、すっごいジャンプをしながら、僕と一緒に腕を振り上げてくれていたんです。

その瞬間、あ、あの子と繋がってる!って思い、その次の瞬間には「ヤバイッ!」って思って、続くサックスソロでは下を向いてました(笑)。もう、涙が溢れそうになっちゃって。ってか、溢れちゃって。

昨夜、この「Be My Love」を聴きながら、あの子とのことを、そして勿論、本当にたくさんのみんなのキラキラ笑顔を、打ち上げでここぞとばかりに大騒ぎしてたスタッフ達を、そして相変わらずバカ話ばっかりの優しいスタドの仲間を、そして、そんな皆を繋げてくれた、あの二人組を、思い出してました。ステージの上も、お客さんたちも、スタッフも、みんな、とっても素敵だった。沢山の場面が、スローモーションのように、今でもくっきりと浮かびます。

 

あらためまして、本当に、ほんとうに、

ありがとうございました。

 

 

 

そして、最後にスタドから・・・

 

 

 

また、会おうぜっ(笑)!

(携帯の人は、見れないのかな?ごめんなさいね!)



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