Kanazawa Jazz days

深く広い空とうつろう雲雨風雪雷霰霙を愛でて走って山登り酒を呑み音楽を聴いて過ごす金澤の日々

Larry Coryell, Miroslav Vitous: Quartet (1987) カルフォルニアの蒼い空のもと

2012年01月17日 | Jazz(guitar)

Larry Coryell - Miroslav Vitous Quartet
 - Dedicated to Bill Evans and Scott La Faro (1987, Jazz point)
   1. Some Day My Prince Will Come
   2. Nardis
   3. Solar
   4. Some Other Time
   5. Corcovado
   6. Autumn Leaves
   7. My Romance
   8. Stella by Starlight
   9. The Peacocks
Larry Coryell(g), Miroslav Vitous (b)

 カルフォルニアの蒼い空のもとで、これを聴いている。目の前にはサンフランシスコ湾をとりまく低い嶺が続いている。そして静かな湾岸がかすかに見えている。見上げると蒼は深く、透明度が高い湖水を覗き込むような感じ。同じカルフォルニアでも、ロスアンジェルスやサンディエゴあたりになると、乾燥しすぎて空が白茶けている。ベイエリアに来たのは4年振りくらいだけど、やっぱりいいなあ。

 搭乗開始までの端布みたいな時間に聴いているのはラリー・コリエルとミロスラフ・ヴィトウスのデュオ。なのにQuartetというアルバム。副題をみて分かるようにビル・エヴァンスとスコット・ラファロに触発されてこさえたアルバムだから4人、Quartetだそうだ。だから何曲かはビル・エヴァンス、スコット・ラファロの共演盤(モチアンの扱いが可哀想だけど)からの選曲。

 ヴィトウスは案外好きなベース奏者。ジャズ的なドライヴ感と欧州人の精緻さや低めのオトの温度がなかなかの気持ち良しなのだ。だからウェザー・リポートも彼が入っている頃の音が低く燃える感じで、格好良かったと思う。全般的には人数が多めの吹き込みが多く、またリーダ作ではトータル・サウンドを追求しているので、ベースをたっぷり楽しめる、ということでもない。だから、このアルバムのように、アコースティック・ギターを弾くコリエルとのデュオは、ヴィトウスのベースを楽しむのにぴったり。本当にいい。

 コリエルの録音は沢山持っていないのだけど、何故かグラッペリとの共演盤とかアコースティック・ギターの演奏を聴くことが多い。音数が増えると、時としてスムーズじゃないところに難がある。だけど抑制的な演奏をしたときの音はなかなか端正で悪くない。ある時期から脚光を浴びることがなくなったような気がするのだけど、達者だろうか。

 それにしても蒼い空を背景に飛行機が飛んだり、白いカモメが滑空したりするのを見ながら、ヴィトウスを聴いていると幸せ感が結構募ってくる。JobimのCorcovadoでのアルコは凄いなあ。

 それじゃあ、もうすぐ搭乗なので。

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カルフォルニア アコースティック・ギター ビル・エヴァンス ウェザー・リポート ラリー・コリエル ベイエリア サンフランシスコ湾 ロスアンジェルス サンディエゴ
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2 コメント

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こんにちは (マ-リン)
2012-01-17 17:04:34

出張 お疲れさまでした。
このアルバム!
持ってらっしゃるんですね。
たしかブログお友達の紹介で試聴して気に入ったのですが ダウンロ-ドか 米アマゾンでないと手に入らないみたいで あきらめたんです…

いい曲ですよね♪

米アマゾンや英アマゾン (ken)
2012-01-17 17:16:10
ありがとうございます。成田で見ています。
今は米アマゾンでは在庫ですね。日アマゾン同様に、米アマゾン、英アマゾンで簡単に買えます。送料は500円くらいです。ボクはいつも価格を比較して、中古含め、一番安いモノを買っていますよ。

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