そこに着いた時に、もうそんな感じがした。
何年か前に子供達を連れて北海道の真ん中付近にある遊園地に行って来た
その場所と名前はここでは伏せておく(営業妨害になると迷惑なので)
有名な所なのだが、なんか陰気な感じがする。
その子に会ったのは観覧車だった。うちらの家族の一つ後ろの籠に乗っていた
小学校の2,3年生くらいだろうか、親が下で待っているのかその子は一人で乗っていたのだ。
俺は娘に「おまえも一人で乗ってみるか?」と聞くと子供達は後を見て「あー本当だー一人で乗ってる」と関心していた
しかし、下まで行って降りてみると、その子の籠は開かずにまた上がって行ったのだ。待っているはずの親の姿も見えず「あれ?」とは思ったが 子供達が「次はあれに乗りたい」と走って行ってしまったので、その場はそのままになった。
いくつか乗り物に乗ってから お化け屋敷に入ってみた。表の看板では期待を持てそうだったが、いざ中に入るとたいした事なかったので 俺はセットやお化けの人形等を観察していた。 出口付近で また先程の女の子に出会った。
その子はまた一人だった・・・
結構遅くまで遊び、とうとう帰る時間になり やっと子供達もあきらめてくれ帰れる事になり帰路へとついた
家に戻り、さすがに疲れた子供達は風呂に入り2階に上がり寝てくれた。
俺はソファに横になりテレビを見ていたのだが、いつの間にか寝てしまっていたらしい 夜中にフッと目が覚めた。
2階の子供部屋のドアが開き誰かが階段を降りてきた。
ドンドンドンドン!と階段を下りてきた、俺は「今日は沢山ジュースを飲んだからトイレに下りてきたんだな」と思っていたが その足音は途中で止まった。
「あれ?寝ぼけているのかな?」それでなくても臆病な子供達が電気も点けずに真っ暗な階段にいるわけがない。俺は階段の電気を点けに行って「どうした?」と声をかけてやろうと上を見上げて凍り付いた。
誰もいないのである。 なんだか怖くなりソファに戻った。
そしてまたテレビを見ていると 今度はさっきの辺りから上に昇っていく足音が聞こえてきた。ドンドンドンドン!と・・・
その時俺は初めて気が付いたのだ。 「あっあの子がついてきたな!」と。
その時である、完全に上まで昇ったあの足音がドンドンドンドンドンドンドン!と一気に下まで下りて来た。そして真っ暗な玄関と薄明るい居間との間のドアの飾り窓にあの子がベッタリとくっついているのである。
俺はそのまま寝る事にした。 きっとあそこで亡くなった子かなにかが、年のあまり変わらない子供達を見てついてきてしまったのだろう。
だが、それから長男が骨折、耳の鼓膜が破れ、次男も骨にヒビが入り、長女と妻は交通事故、ありとあらゆる悪事が続き 家にも泥棒、俺も車からカード等を盗まれるという目にあった。
これはやばいと思い近くの神社にお祓いに行くとそこの神主には「神様なんかいないんだよ!お祓いも商売だからどのコースにするんだい?」と言われ、それでも神棚を買って居間に奉り守ってもらおうと仏具、神具の店に行き神棚を買うと 車に乗せる時に紐が切れてガシャーンと・・・
それからしばらくの間、いい事はなかったが段々と落ち着いていった。
とんだ災難だったが忘れる事の出来ない出来事だった。
何年か前に子供達を連れて北海道の真ん中付近にある遊園地に行って来た
その場所と名前はここでは伏せておく(営業妨害になると迷惑なので)
有名な所なのだが、なんか陰気な感じがする。
その子に会ったのは観覧車だった。うちらの家族の一つ後ろの籠に乗っていた
小学校の2,3年生くらいだろうか、親が下で待っているのかその子は一人で乗っていたのだ。
俺は娘に「おまえも一人で乗ってみるか?」と聞くと子供達は後を見て「あー本当だー一人で乗ってる」と関心していた
しかし、下まで行って降りてみると、その子の籠は開かずにまた上がって行ったのだ。待っているはずの親の姿も見えず「あれ?」とは思ったが 子供達が「次はあれに乗りたい」と走って行ってしまったので、その場はそのままになった。
いくつか乗り物に乗ってから お化け屋敷に入ってみた。表の看板では期待を持てそうだったが、いざ中に入るとたいした事なかったので 俺はセットやお化けの人形等を観察していた。 出口付近で また先程の女の子に出会った。
その子はまた一人だった・・・
結構遅くまで遊び、とうとう帰る時間になり やっと子供達もあきらめてくれ帰れる事になり帰路へとついた
家に戻り、さすがに疲れた子供達は風呂に入り2階に上がり寝てくれた。
俺はソファに横になりテレビを見ていたのだが、いつの間にか寝てしまっていたらしい 夜中にフッと目が覚めた。
2階の子供部屋のドアが開き誰かが階段を降りてきた。
ドンドンドンドン!と階段を下りてきた、俺は「今日は沢山ジュースを飲んだからトイレに下りてきたんだな」と思っていたが その足音は途中で止まった。
「あれ?寝ぼけているのかな?」それでなくても臆病な子供達が電気も点けずに真っ暗な階段にいるわけがない。俺は階段の電気を点けに行って「どうした?」と声をかけてやろうと上を見上げて凍り付いた。
誰もいないのである。 なんだか怖くなりソファに戻った。
そしてまたテレビを見ていると 今度はさっきの辺りから上に昇っていく足音が聞こえてきた。ドンドンドンドン!と・・・
その時俺は初めて気が付いたのだ。 「あっあの子がついてきたな!」と。
その時である、完全に上まで昇ったあの足音がドンドンドンドンドンドンドン!と一気に下まで下りて来た。そして真っ暗な玄関と薄明るい居間との間のドアの飾り窓にあの子がベッタリとくっついているのである。
俺はそのまま寝る事にした。 きっとあそこで亡くなった子かなにかが、年のあまり変わらない子供達を見てついてきてしまったのだろう。
だが、それから長男が骨折、耳の鼓膜が破れ、次男も骨にヒビが入り、長女と妻は交通事故、ありとあらゆる悪事が続き 家にも泥棒、俺も車からカード等を盗まれるという目にあった。
これはやばいと思い近くの神社にお祓いに行くとそこの神主には「神様なんかいないんだよ!お祓いも商売だからどのコースにするんだい?」と言われ、それでも神棚を買って居間に奉り守ってもらおうと仏具、神具の店に行き神棚を買うと 車に乗せる時に紐が切れてガシャーンと・・・
それからしばらくの間、いい事はなかったが段々と落ち着いていった。
とんだ災難だったが忘れる事の出来ない出来事だった。