田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

絣モンペの展示即売と織元見学

2017年06月02日 | 日々の出来事

  八女の伝統工芸館で久留米絣のモンペ展示即売会がありました。

 会場は結構賑わっていました。絣のモンペといっても、昔のゆったりとした農作業着のイメージとは違います。外見は細身のファッションパンツ風で、街着としても使えます。会場にも若い女性が多かったです。男性で買っていく人もいました。絣も化学染料でカラフルになりました。

 機能的には腰にゴムが入ったり、前ポケット、膝当てなど昔と同じです。裾にもゴムが入っているので、昔風に絞ることもできます。 

  館内では八女竹かごの実演があっていました。私は手先が不器用なので、若い頃は職人技に憧れていました。職人咄しなどの本をよく読みました。

 近くの絣織元の工場が見学できると聞き、行ってみました。久留米絣は井上伝女の創案によるものですが、現在は筑後市や広川町の田園地帯に、工場や手作業の工房が点在しています。

 この工場では、数人の女性が20台の織機を使っていました。家内工業的なものです。

 機械織りといっても全自動ではありません。柄のずれを人の手で調整しながら織っていきます。一人が数台の織り機を担当します。

 

 織機にモーターがついている訳ではありません。動力源は一つで、そこから回転軸とベルトでそれぞれの織機に動力が伝わる仕組みです。

 私は小さい頃から算数が得意ではなく、理科は苦手でした。でもこういう仕組みの話になると俄然興味が湧きます。数式のない物理の話は大好きです。絣の製作工程にも関心がありました。

 機械が操業する音が大きくて、製造工程についてお話を伺うことが出来ませんでした。下の写真はどの工程かは分かりません。緯糸を飛び杼に装着するためには、平板のトングに巻くと思っていました。

 

 工場を出る時に少し話をお聞きしましたが、ここでは染めなどは別の所で分業でやっているそうです。自分の所は色など地味な方だと言っていました。

 

 

 

 

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2 コメント

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絣のモンペ (fuyou)
2017-06-03 16:13:00
九州よりさま
絣のもんぺといっても色も柄ゆきも時代に添うものに大きく変化していくのですね
時代のニーズに適応できなければいけないのですね
かと言ってよい伝統文化も大切ですね
おはようございます (九州より)
2017-06-04 08:41:26
今は時代に合わして、洋服地や小物などに使われています。
化学染料で色もカラフルになりました。
個人的には紺地の小紋柄が好きです。
でも伝統的な藍染、手織りは工芸品として値が高く、手が出ません。

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