週末に大川市であった蔵開きに行って来ました。蔵開きといってもお酒ではなく、お酢屋さんです。
この日は藩境まつりがあっていました。ここは旧久留米藩の港町・榎津地区と旧柳川藩の宿場町・小保地区の町筋が交わるところです。藩が違うのに今は同じ町になっています。
榎津地区です。歴史的な街並みとはいきませんが、昭和の匂いがします。木工業の家が多いです。大川市は全国でも有数の家具生産地で、江戸時代の榎津指物がその発祥です。いまは家具工業団地がつくられ、市内には関連産業や家具インテリアの展示即売場が並んでいます。
今日のお目当ては創業300年のこの酢屋です。
酢作りの道具展のコーナーがありました。 ここはビネガーレストランも経営しており、当日は予約制でした。
この建物は今でも住まいとして使われています。当家に伝わる雛飾りが展示されていました。お道具類もある雛飾りは珍しいです。壁に張ってあるのはおきあげです。普通は畳の縁などに差し込んで遊びます。
商家らしいお道具です。
樽仕込みの酢を熟成中です。梯子を昇って匂いを嗅ぐことが出来ます。日本酒の仕込み風景と似ています。
こちらは黒酢で甕仕込みです。
蔵開きには初めて行きましたが多くの人で賑わっていました
酢の試飲と酢を使った料理の試食コーナーです。こういう所で口にすると美味しく感じます。家内は数種類の酢を買っていました。
お祭りのイベントで花嫁道中があり、皆さん一目見ようと待っています。
この建物は明治初期の建築で紙屋さんです。ここは昔は久留米藩の高札場でした。札の辻です。以前はすぐ横に藩境石があったそうです。すぐ近くには重要文化財の吉原家住宅もあります。
今日の記事・・・とてもうれしく見せていただきました
ここまで見る時間がなかったので・・・
感謝!
この日行った酢屋さんは、この前テレビで紹介されていました。