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一目惚れのGE290A

2017-11-21 | 建築・インテリア
北欧家具のヴィンテージを扱うショップサイトで見つけてしまった。
言わずと知れたウェグナーの名作『GE290A&オットマン』のチーク、しかも圧倒的に美しい木目のチーク。
現行品で買えるのはビーチとオークのみ、ヴィンテージ市場でもチークはほとんど見かけない。
本国のデンマーク人バイヤーでも「5年は見たことない」という人もいるとか。
すぐに実物を見たいとアポイントを取り、約束の日にショールームへ。
都心の一等地に構えたショールームに入ると、いきなり車が買えるお値段のベアチェアがお出迎え。
それをサッと素通りして通された部屋には、目的のGE290Aが!
エイジングされた鮮やかな赤みと、はっきりと出た美しい木目は感動的ですらあり、これだけ極上チークのGE290Aは過去にも見たことがない。

ショップオーナーによれば、チークのものは本国デンマークでもなかなか見つからず、出てきてもこれほどコンディションの良いものは稀だという。
むしろこういう良質なコンディションで木目の美しいものは、本国よりも日本国内のコレクターの中から見つかることが多く、この椅子もコレクターがコレクション整理のために放出したのだそう。

現行品とヴィンテージとではクッションの仕様が若干異なる。
現行品はウレタンのクッションだが、ヴィンテージはベッドマットレスのようにコイルスプリングをウレタンで包んだセットスプリング仕様になっている。
実際に座ってみるとヴィンテージでしか味わえないクッション内包スプリングの柔らかさと反発性に加え、背と座面の絶妙な傾斜角が生み出す心地よさが本当に素晴らしかった。
ハイバックモデルは、ヘッドレストの支えが傾斜の深いGE290の快適性を最大限に活かしてくれ、オットマンと組み合わせればその安楽性は間違いなくシリーズトップの素晴らしい椅子だと思う。

フレームのガタツキ、リペア痕も一切なく完璧な状態。
気になる椅子ではあったけれど、ずっと探していたわけでもないGE290シリーズ。
これは一目見たときから絶対に手に入れるべき椅子だと思った。






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