閉鎖花
(2017.04.08 林)
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いつもはホトケノザの方がよく撮っているのだけれど
今年は白花が思いがけず咲き続けている事もあって
ヒメオドリコソウをよく撮っている。
久し振りにその「閉鎖花」を探していて、ホトケノザを思い出した。
雑草類はそのようにして何かと繋がっている。
開放花、閉鎖花は別個の株に存在する…、見る限り限定的では無く共存している。
上部は開放花の蕾、少し膨らんでいるし、下部には閉鎖花が見える。
これも開放花の蕾。
左は開放花、右は閉鎖花。
閉鎖花だけの株。
仔細に見れば、開放花と閉鎖花は同じ株にもある様だ。
ホトケノザ(仏の座) シソ科オドリコソウ属 Lamium amplexicaule
(2017.03.24 松江)
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【再掲】 閉鎖花に出来た種子だろうか。
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今年のホトケノザ
結構たくさんあるようでした。
閉鎖花と開放花のつぼみっておぼろげながらしか分かりませんが写真に撮ってみると面白かったです
ホトケノザ ヒメオドリコソウ どっちも同じような感じがしました。
株の下の方を見ると果実がたくさんあることが分かりました。
そんなことを思っているとただの野草でも中味が濃く思えてきます
ただの雑草だからこそ…と思っています。
きれいな写真を撮る趣味は元より持ち合わせていない上に、きれいな花を撮って嬉しいと思う事など全くない人です。
ですから、十年一日の如く、誰も余り関心を持たない雑草が被写体の半分ですね。
ただの雑草だからこそ、撮る前に一つ二つと摘んで、気になる部分もじっくり見ていられるし。
時には、撮るモノがないから雑草ばかり撮るのでしょう…と揶揄されますが、豪華絢爛が苦手だからと思っています。
それぞれの植物の深さは、それ自体趣味の範囲になるのでしようね。