今年はホソバノキソチドリが目立ったから画像も多い。
ガイドの方と探してやっと見つけたコバノトンボソウも幾つか見つかった。
緑の中に緑の葉だけれど、咲いていれば見つけるのは難しい…と言うほどの花でもない。
けれど、この花は記録にはないし、今年初めて撮った花だ。
浮島湿原から展望湿原に向かうツアー客も大勢だし、
中学生辺りの団体も多いから途中ですれ違うと挨拶が結構煩わしい。
そんな贅沢は言わぬが花…だけれど、狭い山道ではすれ違いも大変だから、
すれ違いの幅が確保出来る場所を選んで、カメラ構えているフリして道の端っこに座っている。
この花を見つけたのはそんな場所だった。
一本だけ、シダの葉陰から伸びていたから、道の隅っこに座り込んで撮っていた。
その細い道を20人ほどの中学生の集団が上がってきた。
邪魔をしていない…とカメラを向けていたら全員が立ち止まったから、カメラを納めた。
引率の女性教師は笑顔で「邪魔してすみません、こんにちは」、
それを合図（？）に次々とこんにちはが続いた。
来年、この花が同じ場所に出て来るかどうかはわからないけれど、また座り込んで撮るだろう。
花茎に苞葉が着く点で区別出来そうだ。
花は苞葉に守られるように一つずつ着いている。
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ホソバノキソチドリとコバノトンボソウ
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（2011.07.24-26 栂池）
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そしてよく名前までに至るといつもながら感服しています。
一見しただけではトンボソウかなにかだ！って終わってしまいそうです。
狭い道でも確実に撮られるので神業としか思えません。
中学生集団が三校ほど来ていることは、宿で聞かされていました。
クラブツーリズムの団体も何組も送り込まれていました。
ですから、登山道で座り込むのはかなり危険なのですが、
そこは勝手知ったる我が庭…みたいなモノでして、この花を見つけた場所はかなりの勾配のある道なので、すれ違いが出来るように、
周囲の草木が払われた待避場所が何ヶ所か作られています。
ですから、その待避場所の横に座り込んでも邪魔にはならないと判断して…。
ただ、集団に出会うと「挨拶」が大変で、暫くは撮れませんね。