コクサギの花を何枚も撮った。
冬芽がおもしろくて森林植物園で何度か撮ったのだけれど
花の時期にはうまく合わないのだ…と思っていた。
ところがどうだろう、小石川で幾つかの果実を撮った後
雌雄両株が並んでいる見本園で撮り続けた。
あいにくの天気になったけれど、久し振りに一つの花を撮り続けた。
▲ 梅園に向かう道から分類標本園へ上がる途中に何本もコクサギが育つ。
見上げるほどの樹に育っているし、点々と果実が見えた。▼
▲ コクサギ型葉序
▲ 小枝には幾つもの果実、雌株だが冬芽は見えない。▼
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その分類見本園の中に、雌雄が揃って植えられていた。
高木では無かったから存分に花を撮っていた。
▲ 雌株には果実も残っていたし、花が咲いていた。▼
▲ 種子が落ちてしまった果殻、上には花が咲いている。
▲ 果実と冬芽が同居している。▼
▲ 雌花の冬芽。▼
▲ 既に咲いている花も幾つか。▼
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コクサギ(小臭木) ミカン科コクサギ属 Orixa japonica
(2017.11.24 東京・小石川植物園)
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【再掲画像】
▲ 冬芽
▲ コクサギは雌雄別株、左が雌株の雌花、右が雄株の雄花。
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コクサギの冬芽 京都のコクサギ サルスベリ
コクサギの雌雄のお花、果実、冬芽、果殻、
色々見させていただきました。
随分長い間、コクサギって何?見たことないし、と思っていましたから、
葉がコクサギ型と書き足すのを躊躇ったりもしていました。
これからは、胸を張って書き足せるような気がします。
いつもほんとうにありがとうございます。
「美作」は「みまさか」と読むのですね。
初めて知りました。素敵な文字ですね。
場所も覚えました。
今日は、お天気が悪く気持ちが沈んでいたのですが、
とても嬉しい気分でいっぱいになりました。
ありがとうございました・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・。
それでも年に一度は…と、セツブンソウの頃にはほぼ毎年出かけていた場所も
懇意にしていただいていた方がお亡くなりになって足を運ぶこともなくなりました。
それでも隣の岡山県美作の瀧神社境内に咲く…と教わって出かけたのが一昨年。
その時に見つけたのが自生しているコクサギの冬芽でした。
今年の冬も同じ場所でセツブンソウを撮りましたがコクサギは撮っていません。
また次の冬にも出かけるでしょうね。