HAYASHI-NO-KO

双六岳北望 左から薬師岳、三俣蓮華岳、水晶岳(遠く立山)、鷲羽岳

ジュズダマ(数珠玉)

2017-09-07 | 草 果実・種子

また今年も枯れ野のジュズダマまで撮るだろう。
昔、一面の田んぼだった頃には
河川敷にもジュズダマが茂っていた。
このあたりの河原は護岸も無かったから秋になると存分に数珠玉集めが出来た。

川に流れ込む小さな流れにも茂っていたし、手の届く範囲は次々と無くなった。


▲ 緑色に見えるのは苞葉の鞘。
雌花はその苞葉に包まれている…と言うことになるそうだから見えない。


▲ ジュズダマは雌性先熟の風媒花、めしべが先に苞葉の鞘から伸び出す。
やや遅れて雄花序が伸びて花粉を飛ばす。


▲ 雌花の柱頭は半透明の髭のように伸びるが、受粉すると茶色くなる。

▲ 「苞葉の鞘」から伸びためしべの柱頭。
他花の雄花序は伸びているから、飛んで来た花粉で受粉は出来る。


▲ 雄花序が開いて花粉が飛び始める頃には、この花のめしべは他花の花粉を受けている。
風媒花なので花粉は届き、透明だっためしべが茶色く萎れる。

▲ ジュズダマは雌性先熟 半透明だっためしべが萎びて茶色くなる頃に、穂状に雄花が展開する。





▲ 画像上の苞葉の鞘にはめしべは見当たらない、つまりは受粉が完了している。
画像下はめしべが新しく雄花序が伸び始めたばかりと言う事になる。





▲ 葯の先が割れて盛んに雄花が花粉を飛ばす頃には、苞葉の中では受粉が終わって果実が出来はじめている。
やがてこの緑の苞葉は褐色から黒色に変わってゆく。




ジュズダマ(数珠玉)
 イネ科ジュズダマ属 Coix lacryma-jobi
(2017.08.03 伊川)
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枯れ野のジュズダマ 去年のジュズダマ

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