HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヨシノアザミ(吉野薊)

2016-10-27 | 秋 赤・桃色系

新しく開かれたバタフライ・ガーデン。
東門を入ってすぐに、長い間空き地のままになっていた場所。
蝶が卵を産み、幼虫が葉を好んで食べるのは種別によってほぼ決まっている。
特に柑橘系の樹木、花数の多い木が選定されて植えられている。

アザミも蝶が好んで飛んでくる草。












(2016.10.25 須磨離宮公園)

去年秋、長谷池に下る途中でヨシノアザミを見つけた。
同じ場所にアサギマダラが飛んで来て暫くそれを撮っていた。
この時期には、花が幾つも咲き残っているし、綿毛の出来ている株も多い。

ノアザミは春。
秋にはヨシノアザミがここには咲く。




















ヨシノアザミ(吉野薊) キク科アザミ属 Cirsium nipponicum var. yoshinoi
ナンブアザミ(南部薊/Cirsium nipponicum)の変種とされている。
(2016.10.24 森林植物園)

【再掲 おしべとめしべ】

筒状になったおしべの先端には花粉がある。
筒の中にはめしべがあり、めしべの花柱には途中に膨らみが見られる。(黒丸部分)
花柱が伸びて花粉を押し出す役割を果たしているようだ。
赤丸部分ではまだ花粉が筒状のおしべ部分に残っている。

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去年のヨシノアザミ



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