キンシバイよりかなり大型だから、区別してタイリンキンシバイと呼ぶのだけれど、
面倒だし、ポピュラーになっているから、誰もそうは呼ばない。
だから、「キンシバイ/金糸梅」で良いのだろう。
時には「ヒペリカム」と書かれていたりするから、
その場合は「ヒペリカム ヒデコート」と正しく書くのが良い。
街路の花壇の定番になって久しい。
おかげで、キンシバイは見かけなくなって久しい。
キンシバイの園芸品種 Hypericum patulum cv. 'Hidcote'
→ 【参考】 ヒペリカム類の区別
(2008.06.06 明石西)
「ヒデコート」の葉は大きく十字対生だが、キンシバイは対生で花もかなり小さい。
匍匐性があるために、街路に植えられることも多い。
徒長枝が伸びすぎるので、花後に強剪定され、秋口にも花を咲けるほど丈夫な種類。
【200805 明石周辺 2】 【200805 明石周辺 1】 【200804 摩耶・六甲】 【200804 須磨周辺】
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同種の花は二年前にも見ていて、やっと思い出しました(笑)
今回のは公園ですし、枝振りから園芸種と思います、以前のは(枝振りと花姿からもたぶん・・)基本種のキンシバイだったろうと思われます。違いを見せていただいて感謝です。
キンシバイの仲間も、茶花に使われていたものは何度か鎌倉の寺で見たのですが、
今では殆どが園芸改良種に取って代わられてしまったようで、見かけなくなりました。
見栄えが良く、花も次々咲き続けるので、街路ではこの花の方が人気でしょうね。
違いがそれぞれにあったとしても、みんな同じ…と言う人の方が多くて、
花好きの方以外は、余計な話はしないようにしています。
難しいことを言っても、花には変わりがない…と言われてしまいますから。