アリマは、有馬
六甲山系で牧野富太郎博士が見つけた折に命名された
ウマノスズクサは名前からして奇妙だし
この花を目の前にすると、名前以上に奇妙に感じる
長年の夢(?)の花だ
特徴ある姿は図鑑で知っていたし、蔓性で葉も特徴的なことも
図鑑の写真で知っていた
森林植物園内にも自生していると聞いていたけれど
三年目にしてやっと巡り合えた
青葉トンネルの西側、展望台への分かれ道にあるツリバナに絡みついていた
近くにもいくつかの株があったから、来年も必ず見つかるだろう
アリマウマノスズクサが絡みついていたツリバナ
ウマノスズクサ属名は、アリストロキア(Aristolochia)
大船温室にあったアルストロキ・アギガンテアをうんと小さくした形だ
アリマウマノスズクサ ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属 Aristolochia onoei
ジャコウアゲハの食草
(2009.06.08 森林)
画像6枚追加 (2009.06.15 森林)
_________________________________________________________________________________________________________________
【HAYASHI-NO-KO Ⅱ】 トップへ戻る
【200906A 明石周辺1】 【200906A 明石周辺2】 【200906B 摩耶・六甲】
【200905A 明石周辺1】 【200905A 明石周辺2】 【200905A 明石周辺3】 【200905A 明石周辺4】 【200905B 伊豆・天城】 【200905C 須磨周辺】
ウマノスズクサと聞いただけでもう見たい衝動に駆られます。
花も葉も特徴がありますね。
頭に思い描いてから3年目でようやく巡り会えたなんてそれも感動的です。
ユニークな形でよーく側で見つめてみたくなります。
ウスベニツメクサでリンクさせていただきました。まだ引きずっていて申し訳ないです。
牧野博士が発見されたのが神戸・有馬温泉に近い場所だったので
著名な温泉地の名前が付いただけのようです。
ハクサンフウロ、ニッコウキスゲみたいなものですね。
西日本には普通に見られる蔓性植物、とは言ってもヒヨドリジョウゴほどにはないようですが。
属名がユニークなので見つけたい花でしたが、コアジサイに気を取られすぎて見逃していたようです。
適度な手入れしかされない自然のままの場所なので、毎年同じ場所に出てくるはずです。
ウスベニツメクサ、ほとんど葉も枯れて種子がばら撒かれたようですから、こちらも同じ場所に来年も咲くでしょうね。
ウシオハナツメクサもきっと同じでしょう。楽しみです。