ヤブタバコより大きい花をつけるけれど、名前はコヤブタバコ。
少し斜めに伸びる茎頂に花は下向きに着く。
真下から撮るにも、真横から撮るにも、何とも中途半端な姿。
コヤブタバコとサジガンクビソウ(匙雁首草/Carpesium glossophyllum)とは花が大きくて似ている。
ヤブタバコ(藪煙草/Carpesium abrotanoides)とガンクビソウ(雁首草/Carpesium divaricatum)は花が小さく似ている。
名前も何となく似通っていて、区別するのにいつも苦労する。
森林では時々シュウブンソウを見かけることもある。
これでもみんな菊の仲間、残念だけれど「野菊」には入れて貰えない。
なんとも地味な花を咲かせるものだ。
コヤブタバコ(小薮煙草)キク科ヤブタバコ属 Carpesium cernuum
花の時期に根生葉がないのがコヤブタバコ、そう書かれている。
一目で違いはわからないものだが、コヤブタバコの方が葉は多い気がする。
(2011.09.06 森林)
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