ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『勝手に生きろ!』 チャールズ・ブコウスキー

2017-08-05 21:00:39 | 
ここまで来ると非常に清々しい。特に物語の核となるようなエピソードがあるわけでもなく、ひたすら酒を飲む、女と寝る、職に就く、クビになるの繰り返し。本の表紙が映画で主人公を演じたマット・ディロンだが、著者の人となりがよくわかる一冊だった。

前述した通り、ひたすら酒と女の小説。変な言い方だが、アメリカンドリームとは対極にあるアメリカンドリームの生活って感じ。また、ページ数もさほど多くなく、章の区切りも短くテンポよく気楽に読めるのが良い。昼間に読むというよりは夜に酒を飲みながら、音楽界の酔いどれ詩人トム・ウェイツをBGMに本をめくっていきたい。自分は昼間に一気に読んでしまったけどね。

世の中には就活性のために様々な本があるが、自分はそれらのどの本よりもこの一冊をすすめたい。どんな美辞麗句も主人公チナスキーの前には霞んでしまう。型にはまらず自分の欲望のままに生きていくことがどんなに素晴らしいことか。彼の生き様は教師にも反面教師にもなり得るが、結局はタイトルにある言葉通りだ。
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