ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

春のドロドロオールナイト

2016-04-25 21:27:24 | 洋画
「新生活応援企画!ドロドロの人間観胃液にご用心!」
このような触れ込みで開催されたオールナイト。「さすが新文芸坐」としか言いようがないラインナップである。

『マックィーンの絶対の危機<ピンチ>』
『大脱走』、『荒野の七人』なんて観て当然。今作を観てこそ真のマックィーンファンだ。と思いつつ見ないままティーンエイジャーを終えてしまった。てっきり最近DVD化したのかと思ったけど、別にそんなこともなく10年以上も前にソフト化されている。なんで今まで観なかったんだろう…。まあ、初見が劇場で良かったかな。

向こうの人は老けて見えると言うけど、どう観てもマックィーンがティーンエイジャーに見えない。この時なんと28歳。オファーする方もする方だが受ける方も受ける方だ。
ストーリーの方は凡庸でマックィーンが出ていなければキワモノ映画とすらなれない映画だっただろう。実際日本で公開されたのはマックィーンの名前が知られてからで、本国で公開された数年後。
時間の尺に合わせるかのように終わった感は否めないが、まあ悪くはない。決して良いということもないけど。
本編よりもオープニングにインパクトがあるが、癖の強いこの曲はバート・バカラック作。

『溶解人間』
大槻ケンヂの小説の主人公が、この作品を観て涙するシーンを読んで以来ずっと気になっていた。同時上映の『スパイダーマン』もいつか観てみたいと思っている。

ストーリーはおまけで、主人公がドロドロになる様子を楽しむだけの映画。今作は1年前にソフト化されたばかり。
繰り返すがストーリーはホントにしょうもないが、ドロドロっぷりは現代でも通用する凄さ。深読みすれば、溶解人間の苦悩がどうのこうの言えるかもしれないが、決してそんな立派な映画でないと言える。
序盤で看護師が無駄にスローでガラスをぶち破るシーンと無駄に長回しで生首が川を流れるシーンで笑いが起こったのは言うまでもない。前者のシーンでは例のAAが頭に浮かんだ。

『はきだめの悪魔』
今回唯一知らない作品。開始前のトークショーで凄いパンチラシーンがあり、そこで拍手してくれと言われたが、実際に拍手している人がいた。

てっきりドロドロになった人間が襲い掛かる話かともったら、ドロドロになるだけで笑える。この映画の代表するシーンが空飛ぶチンコだけど、これほど衝撃を与えるシーンは久しぶり。今まで多くの映画を観てきたけど、このシーンはこの先も残り続けるだろう。オールナイトに相応しい素晴らしい映画であった。

ドロドロがやたら色彩豊かだけど、これは「赤くなければいいんだろう」という監督の反抗らしいけど、かえってそれがキワモノ感を盛り上げている。
この作品が初監督作品のミューローだけど、18年後アカデミー賞の撮影賞にノミネートされていて笑える。

『悪魔の毒々モンスター<ノーカット無修正版>』
無修正とあるくらいのスプラッターだが、こんなに爽やかな映画も久しぶり。「スプラッター」と「爽やか」なんて相反する言葉かもしれないけど、この感覚は観た者にしか分からないだろう。

なんでもありの世界だけど、こういう世界を表現できるのも映画ならではなんだから、こういう作品を観ることができるとホントに嬉しい。「子供が殺されるのはナンセンス」言う方がよっぽどナンセンスじゃないか。
主人公がガラスをぶち破ってドラム缶に突っ込むシーンが例のAAにしか見えない。本日2回目。
ダークヒーローとも勧善懲悪ものとも形容するのはためらわれるが。これはこれでかなり痛快。くそ野郎どもが成敗される姿は観ていて気持ちがいい。後半ちょっと寝てしまったのが若干悔やまれる。
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