ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』

2013-06-28 17:56:21 | 邦画
島根の路線を舞台にした映画。先日島根に行ったから観てみたが、見覚えのある場所が出てきてちょっと興奮した。監督は島根出身の人でこの作品は島根3部作の3作目である。大林監督の尾道3部作は有名だが島根3部作というのは初耳だ。

東京のエリートサラリーマンがは島根に住む母が倒れたのをきっかけに自分を見つめ直し、子供のころのあこがれであった一畑線の運転手になるという、タイトルまんまの映画。あらすじを読んでどういう内容か察しが付くが、だいたい察したと通りで特に何のひねりもない。物足りないとも言えるが、無難で安心して観られる映画である。
別に鉄道ファンでも何でもないが、自分が知らないことが出てくるのはちょっと興味深い。例えば運転手になると研修は東京の京王線で行うらしい。一畑線が全面協力をしているからその辺は正確だと思う。ただ時間厳守の仕事中に妻と家庭のなんかするなよと突っ込みたくなった。

内容には期待していなかったが中井貴一はなかなかいい俳優だと分かったのは収穫(?)だったかな。ミキプルーンの一発屋ではないんだな。


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