ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『死をポケットに入れて』 チャールズ・ブコウスキー

2017-08-07 21:33:25 | 
ブコウスキーのエッセイのような作品だが、まあ相変わらず女、酒、競馬の話ばかり。それにしてもこのオヤジノリノリだな。

ブコウスキーの好きなところの一つが、職業作家でなかったというところ。反社会的な小説を書く人でも、やはり職業作家だと心の底では「あんたに俺の気持ちはわかるまい」と思ってしまう。
ブコウスキーは郵便局勤務長かったせいか、小市民的な節がこの本からは感じ取れる。郵便局員という日本人からすると「お堅い」職業なのに、本の中ではとことん悪態ついているのが、好感が持てる。

日常のちょっとしたことにうんざりして、酒や競馬で発散する。こんなどうでもいいエピソードの羅列なのになぜこうも人を魅了するのか。
自伝的なテレビ番組の制作のエピソードが自分のお気に入り。悩むところを赤裸々に描いていると、より人間的な魅力を感じてしまう。
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