『ネクスト・ゴール！ 世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』

この映画のことは知らなかったが、あらすじ観ただけで面白そうだなと感じた。こういう弱小チームの奮闘劇みたいなもの好きなんだな。

その弱小チームというのがアメリカ領サモアなんだけど、サモアとはまた別の国なんだね。オーストラリアにワールドカップ予選で歴史に残る負け方をしてから、外部監督を招集してチーム強化を図るお話。まあ、選手はプロではなく仕事の合間に練習しているのだから当然と言えば当然なんだけど。ドキュメンタリーだけどドラマ性があるしキャラクターもユニークな人が多くて面白い。負けたにもかかわらず、9点欲しがっていた相手を8点で抑えたなんて言っている姿は笑ってしまった。
紆余曲折を経て歴史に残る勝利を挙げるんだけど、そのシーンは感動もの。相手もトンガでランキングで言えばずっと下のチームなんだけど、ツボを押されては敵わない。

現在ワールドカップの予選をやっていて米領サモアはどうかなと思って調べた。残念ながら一次予選で敗退はしているが2勝している。逃したのも得失点差の差だからすごい成長しているととらえていると考えていいのかな。