『ロッキー』

炭鉱映画とボクシング映画にハズレはないというのが持論だけど、何度観ても最高だな。
あらためて観返すと結構ドラマの性質が強い映画。荒くれ者というイメージの強いロッキーであったが、案外女々しい奴だなと思った。
ただ、肝心の試合のシーンは結構駆け足でもどかしい。15ラウンドがあっという間に過ぎていく。
エイドリアンってなんか見覚えがあったがアル・パチーノの妹もやっていたんだな。いずれにしても幸薄そうな役柄だが。

嘘か誠か知らないけど、どっかの会社が始業の音楽をロッキーのテーマにしたら業績が上がったとか聞いたな。だが、あの音楽あってのロッキーだ。
ニューシネマが終わりを告げてアメリカンドリームの時代となった、時代を象徴する作品でもある。

『コマンドー』

何かとネタになっている映画だけど、やっぱり面白い。画に書いたようなアクション映画でとにかく殺しまくる痛快さ。前日に最近のシュワの映画を観たせいか、その若さに驚いた。そしてその筋肉の凄さ。まさにアクション映画の主演をやるために生まれた男だ。でも、『ターミネーター』のような映画よりもこういう軽いコメディ色のある映画の方が好きだな。

何かの引用か知らないけどwikiの「登場武器」の充実っぷりが恐ろしい。