読書ノート  

主に都市、地域、交通、経済、地理、防災などに関する本を読んでいます。

フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか ヴァンソン藤井由美+宇都宮浄人2016

2017年06月18日 | まちづくり・地方創生
 フランスでは中心市街地商業と郊外大型店が共存している。フランスにもハイパーマートはたくさんあり、フランス人の87%は毎週ハイパーマーケットかハードディスカウント店に行く。食料品買い出しの72%をハイパーマーケットで行うが、パンや肉、個人嗜好品や衣料品は町の小売店で買うことが比較的多い。
 週末に中心市街地に行く理由は、「ぶらぶら歩きに行く」。ただショッピングするだけでなく、歩いて楽しい空間がありマイカーでも公共交通でも簡単にアクセスでき、バラエティに富んだ商品を揃えた小売店舗、一休みできるグリーンスペースやカフェ、映画館などがそろう市街地で、人々は家族とともに週末の時間を過ごす。
 だから都市圏人口50万人以下の地方都市でも、土曜日には街に人があふれるほど賑わっている。
 
 70~80年代には駐車場と化した「まちなか」が復活した理由は
1.交通・・・優れたデザインのLRT導入、廉価な料金設定と徹底した公共交通利用促進策
2.都市計画・・・交通計画と都市計画の融合、歩行者・自転車優先、年の拡散を防ぐ住宅対策、地域発展計画の要となる総合戦略文書SCOT
3.政治・・・市民との合意形成、議員と一般市民の距離の近さ
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