ケニチブック3

思考開放型記憶装置

嗅覚

2012年02月25日 00時35分44秒 | 映画

 

 

「匂いほど、過去をはっきり思い出させてくれるものはない」

 

というわけで映画「パフューム~ある人殺しの物語~」をみた。

最近、考えていた事に何かこう…シンクロした映画だった。

見てない方のために内容を詳しく説明するつもりはないけれど、この映画の僕の感想とすれば、「追求の究極」「存在の証明」の2点かな。

僕も昔から、お香やら香水やらが好きなタイプだったのでどんな話なんだろっ??て思ったが、人がどんどん死んでいくわ、何百人の乱交が行われるわで結構刺激的な裏切りだった。

中世ヨーロッパの光と影の混在。映像美も含め見て損のない映画だと思う。

 

ちなみに印象深かったのがナレーションのジョン・ハートの声。

たまらなく良かった。

興味ある方は見て聞いて感じてください。

 

 

最近考えていたことが「感覚と創作について」なんだけれども色々書いていたら説教臭く、且つ胡散臭く(笑)なったので全部消した。

もう少し伝えることが出来るくらいになったらまた書こうと思う。

 

 

 

 おやすみ


阿修羅のごとく

2012年02月17日 01時11分29秒 | 映画

 

「女の推量は男の確信よりもずっと確かである」

いつの間にか格言を検索してコピペすることから始まるブログになっている。気にしないでほしいがなんとなくちゃんと考えながら選んでいたりするのだ。

 

それはそうと先日向田邦子原作の「阿修羅のごとく」の映画を見た。

2003年の作品らしく、そういえばそのころTSUTAYAで働いてたときにバーコード通してた気がする。。。

そのころは見ようなんてまったく思っていなかったけれど、約10年の時を経ておもしろそうだなって思った。成長なのかなんなのか…

 

結論から言うとメチャメチャ面白かった。

 

空から何かが侵略してくるわけでも、未来や過去を行き来するわけでもない。

日常にあたりまえの様にうごめく感情が逆に怖かったり切なかったりするのだ。

 

それでもなんとなくずっと続いているコミカルさがあるから安心して見れるんだろうなと。

 

シュール映画好きな人なら見て損はないでしょう!!って10年前の映画への何を言ってんだか(笑)

 

酷評を一つするとすれば…

限られた時間の中での表現だけに疑問点があった。

説明不足、放置とでもいおうか…仕方がないことなのだがね。

 

お気に入り追加である。

 

 

 

 

おやすみ