ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

私の人生は、トレース水彩画の普及という使命を持って歩くことかも

2012-10-18 11:38:29 | 犬たち

上の絵はHP「動画で納得トレース水彩画」シリーズの最新作です。
この絵の中の水の流れの表現は、トレース水彩画ならではの表現だと思っています。 

この動画シリーズは、トレース水彩画の描き方やそのコツを理解していただくようために、動画の特性を生かして展開するものですが、この企画を推進しているうちに、私のトレース水彩画への想いがより強固になっていくことを実感しました。 

これまで気の向くままと言いますか3~5日間で1枚の絵を描き、HPに発表(更新)してきましたが、今回の動画シリーズからは10日間で1枚程度の発表ということにしました。
その理由は動画シリーズでは絵を描くだけでなく、脚本や編集にとそれなりの手間がかかることもありますが、それよりも動画をじっくり鑑賞してもらいたいこともあり、それにはゆったりとしたインターバルが必要だと思ったからです。
つまり5日から10日に1枚絵を描くこととなったのですが、それを実施する中で思いもよらず心の底から湧き上がってきたのは、「早く絵を描きたい!」という強い渇望感でした。
その描きたいというエネルギーが、次に描く絵の検討や、その描き方の研究になったり、ひいてはトレース水彩画を普及するための作戦の見直しなどのプランニング作業へと変化していったのです。

私は50歳代でトレース水彩画の技法を開発し、画家と名刺に肩書きを入れたのは定年退職時の60歳で、69歳の現在まで一貫してトレース水彩画の普及活動をしてきました。
しかし動画シリーズを契機に、これからは仕事というより使命として、大げさにいうならば天からの啓示のような気持で取り組んでいこうと思うようになりました。 

世の中のモノや文化を問わず、陳腐化されたものが消えていき、よりよいもの・より便利なものが入れ替わって登場するようにして社会が発展してきました。
それは水彩画の世界も例外ではなく、従来の描き方に取って代わって、トレース水彩画が時代に対応した描き方として普及していくはずであり、普及していかなければならないと私は確信しています。 

なぜなら従来の絵の描き方は時代の変化に対応していない部分が多く、逆にトレース水彩画はそれらの問題点をクリアしているからです。
そのひとつは、絵を描く上で最大の難関はデッサンの壁ですが、トレース水彩画では初心者の方もカンタンにデッサンの壁を乗り越えることが出来ることです。
そのひとつは、従来の絵画はカメラのない時代に確立したのですが、日常生活の中で隅々までカメラが普及した今、カメラの活用は絵を描く上での強い味方にできるのです。
その他よりカンタンに、そしてスマートに絵を描く方法がたくさんあるのがトレース水彩画なのです。 

これからの私の人生の目的は、トレース水彩画の普及にあり、それは例えようもない幸せな人生を歩めることだとも思っています。

 


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