ノー天気画家の本音生活 

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水彩画上達のコツ 正確な色を作るために

2013-11-11 08:31:06 | 犬たち

どうしたら描きたい色を、正確につくることが出来るのでしょうか?

プリンターのインク交換をしたことがあると思いますが、インクは 黄・赤・青の3色(3原色という)と、黒の合計4色からなっており、その4色で完璧に色を再現しているのです。
つまりプリントは、この4色の混合により印刷されており、その中でも黒いインクは文字等のプリントの他、写真等では補完的役割で、ほとんどの彩色の再現は 黄・赤・青の3原色の混合によって成しえているのです。
だから、茶色もウグイス色も黄土色も灰色も、すべて黄・赤・青3色が混色しており、色の違いはその配分の違いだけなのです。

上達のコツ.1
無数の色はたった3原色の混色の配分によりできており、とても単純なのです。
だから色作りに苦手意識を持たないことが、最大のコツなのです。

それでは水彩絵具は、なぜ4色ではなく、12色や24色などのセットになっているのでしょう?
たとえば24色は、3原色と黒の4色以外の20色は、3原色の2色もしくは3色を混ぜ合わせた混合色といいますか中間色なのです。
その理由は初心者には混色して色を作るのが難しいため、よく使用する分野の中間色を増やしてあるのです。
しかし現実の世の中は無限の色が溢れており、24色ではとても足りないため、レベルアップを目指すには、パレットの上で混色して望みの色を作ることが大前提となるのです。

上達のコツ.2
鮮やかな色、濁った色、淡い色、暗い色、どんな色でも平等に美しいと思い、的確に使いこなすことです。

美しい絵を描きたいと原色しか使わない人がいますが、原色を多用した絵は下品で、美しさとは程遠い絵になる恐れがあります。
それよりも現実の世界の色をよくみれば、鮮やかな色、濁った色、淡い色、暗い色などの多様な色のハーモニーに満ち溢れており、それらの現実の色を正確に取り込もうとするところに、具象絵画の本質があるのではないでしようか。

上達のコツ.3
トレースの素となる写真と同じ色を作る。
正確な線画と正確な色彩で絵を描き、写真そっくりな絵を描けることは、飛躍するための重要な能力を身に着けたことになります。

具体的な色の作り方について、ここをクリックしてください。

絵画読本では、「Xの色を出すにはY色にZ色を混ぜる」などのノウハウが描いてありますが、そんな色の作り方はお勧めできません。
なぜなら色とは3原色の配分率ですから、同色を作るにも多様なアプローチがあり、色はもっと複雑だからです。
私のお勧めする上達方法は、絵を描くことからひとまず離れて、見本色に近い色をあえて自己流で作ってみる、何枚も何枚も作ってみる、たくさんの失敗とちょっとの成功を体験してみる。
そんな色作りの特訓という経験の多さが、最も早い上達方法のような気がします。
つまり色の作成能力向上は、知識よりも感性や経験であり、それを通じてコツを掴むしかないのです。

上達のコツ.4
色を作るための影の重要な働き者、それは「水」です

透明水彩では白い絵具は使いません(白い絵具は最後に微修正するときや、ハイライトを入れるときに使います)。
その代わりとなるものは「水」で、淡い色を作る時、明るい色を作る時、それはおもいきりたっぷりの水で薄めることで作れるのです。
それだけでなく、全体を通して同じ色でも濃い色を薄く延ばして塗るのではなく、水で溶いて厚くたっぷり塗るのが上手な色の作り方で、完成したときの絵の出来栄えを大きく左右するのです。
それほど「水」は透明水彩の“味”を作るのです。

                                    

上の絵をご覧ください。
ほとんど緑一色で描いた絵ですが、その緑の色の変化が遠近感を作り、植物の種類を表現し、光感を表現しているのです。
色作りが上達すれば、絵を描くことの醍醐味が倍増するのです。

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