古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

カーボンフレームのタッチアップ補修

2014-03-02 20:54:54 | メンテナンス

ひさしぶりに現代ロードの話題。昨年11月にチェーンステーの塗装剥がれを補修していますので、一応記事にしておきます。

 

原因はチェーン落ちだと思いますが、状況によって必ず起こり得るだけにカーボンフレームはこういう所がシビアで気を使います。クロモリやアルミフレームのタッチアップは仕上がりはともかく難易度は高くありませんが、カーボンフレームは未知の世界で少し調べながらやってみました。

 

まずは補修する場所に残っている塗料を細めのサンドペーパーで綺麗に剥がします。その上で、カーボンに亀裂が入ったりしていないか確認。また、コツコツと叩いて音を比べたり押してみたりして逆側同等箇所と比較して違いや違和感が無いか確かめます。そもそも、素人にそれが解るのか分かりませんが、今回はフレームは無事という前提で話が進んでいきます。

 

用意したのはエキポシ樹脂GM-6800とクロモリフレームのタッチアップで常用している普通のタッチペン。フレームが無事ならエキポシ樹脂はいらないのかもしれませんが、タッチペンは有機溶剤でカーボンフレームに直塗りするのは良くないらしい、少なくともweb上ではそういった記述が多く、プロの補修ではエキポシ系サフェーサーなるものを使う様です。私も直塗りはせずに市販で手に入るエキポシ樹脂で保護層を作ってから色を付ける事にしました。

 

今回のタッチアップは見たを綺麗にするというよりも紫外線や水分等によるカーボン(カーボンは劣化せず、接着剤が劣化する)の劣化防止が主目的です。ですので、プラサフ、白、クリア共に厚く塗る予定で、再発予防に補修面の上へフレームプロテクターも貼る予定。フレームプロテクターはシール状なので補修する面は見た目の綺麗さよりも平ら(周辺部位との境界を無くす)にすることを優先。そんな感じで作業を始めました。

 

写真は作業工程を随分ワープしています。塗装を綺麗に剥がしてフレームの確認をした後、GM-6800を説明書通りに混ぜ(3:1の2液混合)、カーボンが露出した箇所に乗せます。その上からビニールを被せて密着させた状態にしました。

 

この後は24時間以上硬化を待ちます。GM-6800を正しく混合出来ていればカチカチに固まるとの事。温度が大切みたいで即席の温室を作ると良い様な事が書かれていましたが、私はホッカイロを使ってみました。補修部分に乗せた(塗った)GM-6800の上にビニールを敷いて、更にその上に薄い発砲シートを敷きます。

 

カーボンフレーム、GM-6800、ビニール、発泡シート、ホッカイロの順です。硬化促進用ホッカイロ(普通の市販品ホッカイロです)の発熱時間は10時間と書いてあったので、夜に作業を行って、翌朝出勤前にホッカイロを取り換えました。

 

24時間後。しっかり固まっています。良い感じに塗装が剥がれた部分と無事な部分の境界も埋まりました。ただ、ビニールを被せた際にしわが寄っていた為、溢れ出たエキポシ樹脂がビニールのしわに合わせて完全に硬化していて、塗装が剥がれていたところと関係無い場所にエキポシ樹脂で出来たふくらみを残してしまいました^^;

 

普通のプラサフを塗り、エキポシ樹脂で周辺部に出来た凸凹を600番の耐水ペーパーで平らにします。

 

ホワイト、クリアの順で色を塗り、最後は耐水ペーパーでタッチアップ箇所を平らにし、更にコンパウンドで磨いて出来上がり。写真は綺麗に写っていますが、塗装が剥がれた部分よりもタッチアップ過程の中で周辺部位が汚くなってしまいました。でもまあソコソコの仕上がりに満足。

 

最後ににBBBのフレームプロテクター(BBP-55)を貼ってチェーン落ち対策に。見た目が微妙になりましたが、普段はクランクに隠れて見えなくなる部分なのでOK。既にフロントディレイラーへチェーンキャッチャーが取り付けられているので、もうチェーン落ちはそうそう無いと思いますが。

ジャンル:
自転車
Comment   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« SANSIN スモールフランジハブ... | TOP | Dedacciai STRADA ASSOLUTO »

post a comment


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

Related Topics

Trackback

Trackback  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。