渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

左久作製 日本刀目釘削り専用刃物 ヒラマチ

2016年01月31日 | 日本刀



名人江戸刃物鍛冶の左久作製の刃物である。
これは日本刀の目釘削り専用の刃物で、彫刻刀より厚く、ノミより薄い。
私が発案し、曲物(くせもの)鍛冶である稀代の名人、左久作三代目
に発注した。曲物とは、一般的ではない特殊使用法のために職人が
職人に依頼して作ってもらう道具のことだ。
この刃物の名称は「平待(ひらまち)」という。本来は「区」の文字で「まち」
なのだが、
曲物鍛冶の世界では「待ち」の字をあてる。
まだプロトタイプだが、かなり打ち合わせで練ったので、ほぼ100%
近くに完成されて
おり、爾後の改良点はまず見つからないのではなか
ろうかと思われる。

だが、実物を手にしてみないと、最終判断はできない。
プロデューサーは私であり、ただの注文打ちではなく、私が使ってみて
「良い」と判断した物を商品化してリリースしていこうという企画だからだ。
当然、100年物の煤竹や孟宗竹などを実際に削って目釘を作り、
トライアルテスト(性能試験)をする。現時点では、個人的な注文打ち
だが、これを製品化してリリースするためには、私を含むテスターに
よる性能試験を経る必要がある。
ここのあたりは、これまでの個別個人の誂え注文製作とは異なる
アプローチなのだが、討議により十分に鍛冶師のコンセンサスは得て
いる。鍛冶師にしても、「できることとできないこと」を明確にしてもらって
おり、その中でどうやって形にしていくかという摺合せをしてきた。
やはり、人と人は膝詰めの対話が大切だ。


この画像は、プロトタイプ同時発注した首都圏組の友人が一昨日の夜、
東京月島の鍛冶師左久作のところに赴いて自ら受け取って来た個体だ。
製品化に向けての試験運用を射程に入れて、自分自身の選択眼で
柄前を別途入手して先ほど装着したようだ。

私の分、私から発送するプロトタイプ希望有志への分はまだ到着して
いない。いわばこのヒラマチの個体は鮮度の良い産直物である。この
情報も鮮度が良いたった今届いた生情報である。


私と刀屋うを新の分は手持ちの縞黒檀材料でハンドルを私が自作しよう
と思っては
いるが、製品化においては汎用タイプの柄のほうが万人受け
すると思える
。ここらあたりは独断ではなく、プロト有志から広範な意見を
集計していく。

とにかく、私の分の個体が到着してから、多角的に検討し、プロジェクト
有志と打ち合わせしてから製品化に向けて更に絞り込んで行きたいと思う。

(左久作は、まるでダヴィンチのサインみたいに銘の刻印は裏返し打ちに
なっています)


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ファイアピストンの作り方

2016年01月31日 | アウトドア

How To Make a Fire Piston


やはり何度観ても、このファイアピストンは凄いと感じる。
しかも、一発ただ押しただけで火が発生する。
う〜ん。唸らされる。カーボン繊維を使ってるとはいえ、
摩擦熱で発火する装置というのを簡単に作っちゃうところに
唸らされる。
(読者の方から教えて頂いた。このピストン発火装置は、摩擦熱ではなく
断熱圧縮による発火点を越える加熱による発火なのだそうだ)

俺なんて、マグネシウムに頼っちゃってるもんなぁ。
シコシコシュッ、シュボッ!なんてさ。






それ考えると、ライターを発明した人は偉いよ。
あ。使い捨てライターの発明は海外だけど、完成させたのは
日本人ね。
あれ、登場した当時、ヨーロッパに持って行くと向こうの人は仰天
して誰もが欲しがったってさ。

ライターこそは文明の利器ともいえるだろうが、ジッポーは好きだなぁ。
好きといっても10個位は持っているが収集家ではないのでマニアック
なところはよく知らない。
一番気に入っているのはこれだ。
ベトナム戦争の時に米軍兵士が持っていた実物。


いわゆるベトナムジッポーというもので、配給品のライターに
ベトナム現地の職人が兵士の依頼で彫刻をした物だ。

彫られた文言に、徴兵された兵士の悲哀が出てるよね・・・。


マニアの人にはこのジッポーのタイプがどんなものかはすぐに
判るのだろうけど、おいらは
よく知らない。


これ、フツーに使っていたら、軍装品マニアの人から「もったいないから
保存しておいたほうがいいですよ」といわれて「そうなの?」と使うのを
やめたという(苦笑
だけど、これはなんだか「実の世界」の人が身に着けていたんだなぁと
思うと、とても愛着がある。

これはオヤジの形見。私が学生時代にまだ父が煙草を吸っていた頃に
使っていた物で、「いいね、それ」と言ったら、「ならやるよ」とくれた。
「ちょうどいい。タバコやめようと思ってた」と言ってたが、形見になって
しまった。


磨くとこうなる。




ゴールド!!(違

ジッポーの刻印がないので、レプリカで作られた物だろう。
もらったのは確か1980年だったと記憶している。
ジッポーオイルではなく、これに灯油かガソリンか、なんか
得体の知れない燃料をオヤジは入れてたよ(^^;
「なんだこれ?くっせー!」と私が言ったら、「だってオイルライター
だろ?油入れるの当たり前だろう」なんてわっけわからないこと
を親父は言ってた。

そういえば、学生の時に、かみさんが誕生日のプレゼントに
ジッポーをくれた。
嬉しかったが、嬉しいので使わずに取っておいた。
すると何だか不機嫌だった。「なんで使わないの?」と。
使ってナンボの実用ライターのジッポーを使うために贈ったのに
使ってないというのは、そら不機嫌にもなるさね(^^;
でも、言われてしばらく使ってたけど、なくすといけないから大事に
取って
ある。




なくすんだよなぁ、ジッポーって。
大切にしていても、なぜかなくなったりする。

先ほど、「おやじの形見のジッポー、磨いたよ」と妻に言ったら、
「わ。ほんとだ。ピカピカ。うひゃひゃ。何で磨いたの?」と言ってた。
そりゃおめえ、俺が手で磨いたんだよ(違
この親父の形見のオイルライターは玄関にオブジェとして13年ほど
飾ってある。存命中から飾ってたってことだな(笑

ジッポーを選ぶ時には、私はフタを開けた時の音で選ぶように
している。ガチャリではなく透き通るような音が望ましい。
今までで一番良い音がしたジッポーは、コダックの試供品で、
カメラ屋から焼き増しポイントのオマケでもらったジッポーだった。
あれを超える音を未だ知らない。フタを親指で開けるとシュピーンと
いう澄んだ音が響き渡った。
ジッポーの蓋の開閉音は、可動部のスムーズさ、ヒンジの締め具合、
バネの具合、フタのメッキ具合等々ですべて別な音がする。
ファンの人は音で選ぶ人が多いのではなかろうか。
ただし、私はファンであってマニアではないので使わないライターの
収集癖はない。ジッポーは基本的に全部使ってきたが、ショートホープ
の箱集めでもらったジッポー等は未使用状態で保存してある。ショッポ
のジッポーは数種類持っている。

今一番使っているジッポーは、2004年のお祭りに娘と行った時に
露天商から買ったシンプルなジッポーだ。
フタを開くと透き通る音がした。「これだ」と思った。
最初べらぼーに高いこと言ってたから、じっと主人を見た。
(私は値切らない。「そう。○○○円か・・・」とか言うだけ)
すると、とんでもなく安い金額にしてくれた(笑
即買い。
それも「しょうがないな、ではつきあいで買うか」みたいな素振りで。
相手は骨董屋さんだから、そういうやりとりでやる。
これはなくさずにずっと10年以上愛用していたが、最近はやっぱり
使い捨てライターを常用している。
火打石のフリント式が好みだ。
火打石式の100円ライターはですね、ガスが無くなっても石があれば
それで火が着くんだよ。知ってた?
結局は火打石だから、綿をほぐしてシャカシャカやってると綿に火が
着くの。綿棒がおすすめ(笑

というか、着火の種火材として、タバコの葉って使えそうな気がする。
コストが半端ないけど(笑
フェザーや麻糸が無い時には使えるのではなかろうか。
さすがに馬鹿らしいからか、動画サイトでも試している人は見たことがない。

使い捨てライターはフリント式が好み。



ところで、ネットで見つけたけど、このライターはなんだ?(笑
こりゃあもう危険物じゃないのか?
世の中、変な物考える人がいるね〜(^^;



 


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新潟パワー 〜スノーピーク〜

2016年01月31日 | 文学・歴史・文化



日本を代表するアウトドア用品メーカーに「スノーピーク」という会社がある。
新潟県にある会社だ。

ネット百科によると以下の説明がある。

<スノーピーク>
スノーピークは、日本の新潟県三条市に本社を置くアウトドア総合メーカー
Snow Peak, Inc. )およびそのブランド名(Snow Peak )である。
世界に先駆け、スポーツ・ユーティリティ・ビークルで自然の中に出かける
「オートキャンプ」のスタイルを生んだ会社で知られており、「自分たちが
本当にほしい製品」だけを作ることで、それまでなかった「自然の中で
豊かで贅沢な時間をすごすアウトドアの楽しみ方」を確立してきた。
創業以来一貫して「自分達もユーザーである」という原点から革新的な
新製品の開発を行い、顧客本位の高品質なモノづくりを続けている。

<概要>
起こりは山井幸雄商店という金物問屋(1958年創業)で、当時の登山用品
に不満があった初代社長がオリジナル登山用品・釣り具を開発した事から
アウトドアレジャーメーカーとして事業を拡大、株式会社ヤマコウを経て、
1986年に社長の長男の山井太が後継社長に就任。 現在の株式会社
スノーピークとなり、オートキャンプの需要拡大とともに新しいアイテムを
市場投入している。

90年代前半にオートキャンプブームが収束すると減収が続く長いトンネルに
入るが、正規特約店制度を導入し多数の品揃えを確保できる店への直販に
切り替えて販売価格を大幅に下げるとともに、地面での焚火が禁止された
キャンプ場でも焚火ができるステンレス台をリリースしロングセラー商品と
して育て上げるなど状況に応じた製品開発で苦境を脱した。現在では日本
国内のみならず海外にもグループ会社を持ちオートキャンプ、登山用のテント
や寝具、タープ、チェア等のアウトドア用品や自然志向のライフスタイルを
実現するアイテム等の販売を行なっている。

徹底してユーザーの立場に立った製品開発を行なうこと、そしてフィールド
で実証することにより品質を磨くことをものづくりの理念としている。また、
経年劣化やユーザ自身の過失などを除いて永久保証制度を敷いている。
故障やテントの破れ等ほとんどすべてのアイテムが同社のアフターサービス
で修理のサービスを受けることができ、「良い物を長く」「捨てない=エコロジー」
の提案を実証している。高品質で高いサービスを提供しているが、反面、
商品の価格は高めとなっている。

2009年4月1日にはフライフィッシング以外のフィッシング事業をグローブライド
(旧ダイワ精工)に譲渡した。譲渡後もグローブライドはスノーピークブランドを
展開している。

2011年4月29日、本社機能をそれまでの三条市三貫地から同市中野原
(旧・南蒲原郡下田村)に「HEADQUARTERS」として拡張移転。計165,000㎡
の土地に直営のオートキャンプ場「HEADQUARTERS Campfield」をオープン。
同社製品の全てを手に取ることができ、キャンプ場でレンタルも可能な
「HEADQUARTERS Natural Lifestyle Store」を併設している。本社
「HEADQUARTERS」は工場やアフターサービス、オフィスの見学が可能である。

企業姿勢として学ぶべきものがあるように思える。
新潟県は刃物、カトラリーの製造が盛んだ。

なぜこの地が岐阜県関、大阪堺、兵庫三木と並んで日本有数の刃物生産地
として名を馳せるようになったかというと、やはりそこには「人の歴史」がある。
こちらの三条刃物の歴史」に詳しい。


元々は、農民救済のための殖産興業として釘作りから始まったらしい。

私は中学生の頃より「どうして三原は『古三原』や『末三原』がいた刀工の
町だったのに、刃物産業が存在しないのだろう」と思っていた。
存在するわけがない。
そもそもが、「古三原」なる鍛冶は現在の三原の地に存在しなかったからだ。
「古三原」というのは刀剣界で作られた創作だったのだ。
刀剣界で「古三原」がいたとされる鎌倉末期から南北朝時代には、現在の
広島県三原の場所は「原」と呼べる地面がまったくなく、一面が10数キロに
及ぶ奥深い湾という海だったのだから、人などは住めなかった。
「古三原は存在しない」というのが正確な歴史だろう。
現在も三原の地は後面三方を山に閉ざされ、前面を海に面した辺境の地で
あり、ここは軍港として戦国時代最末期の天正年間に要塞都市としてようやく
開かれた場所であったのだ。
同じ備州でも、現三原地域は備前長船・福岡のように古くから市(いち)が
開かれて地方都市化していた場所ではなかった。
備前福岡の繁栄を懐かしむ黒田如水は、博多の地に移住してからも備前福岡
を懐かしみ、九州の地に「福岡」と名付けてしまったほどだった。
それほど、備州福岡は都から離れた場所でありながらも人が集まり栄えていた。
三原は同じ備州にあっても、備前福岡とは違っていたのが歴史的事実だ。

備前福岡の市(国宝『一遍聖絵』神奈川県藤沢市遊行寺蔵)


日本各地にあった江戸期までの日本刀生産地は、刀工の祖である大和と
山城の有力刀工が各地に散って隆盛したという歴史があるが、ではその
刀工のさらなる祖はどこからの系譜かというと、まず間違いなく古代王権
時代から続く「鍛冶部(かぬちべ)」の鍛人(かぬち)たちの系脈であることは
疑う余地がない。突然空から鍛冶技術が振って降りたり、地から突如技術
が湧いてくる筈もないからだ。たぶん、流れとしては縄文から起こり、弥生
時代の韓鍛人(からかぬち)による新工法を経て古墳時代の王権に従事し、
朝廷成立後は官制鍛冶となり、その後、古代末期に武士の登場によって
私的鍛冶職へと発展して系譜を作ってきたことだろう。
備後国三原という土地で、現在にいたるまでまったく刀剣文化、刃物産業が
不存在であるのは、それはそれなりの歴史性に裏付けられた理由があった
からだと思われる。

それでも、江戸期には三原城下には膨大な数の鍛冶職がいた。町名でも
「西町」と呼ばれた城下西部は別名「かじしんまち」と呼ばれ、後に「梶新町」
と表記されたが、これは「鍛冶新町」であったことだろう。三原の西町では
数十件の鍛冶屋が炉を据えて鎚音を響かせていた。

だが、関や大阪堺、兵庫の三木のように鍛冶産業が継続することは三原
の地においてはなかった。私の父の兄(三男)も鍛冶職をめざしたほどだから、
戦前戦後あたりまでは働き口としても、手に職を着ける働き口として鍛冶業
が三原にはあったのだと思われるが、その後は大企業誘致政策により、
職人産業は三原の町では衰退した。

私の父が生まれた年の三原城下の「かじしんまち」。


平成8年(1996年)の「かじしんまち」。ほとんど昭和初期と変わっていない。
つまり、江戸期からさほど変化はない。江戸期以前はここは海だ。
写真の奥に広がる山すそが海にせり出した海岸線だった。


江戸期という意外と「新しい」近世の時代に現在の新潟県に鍛冶産業が
根付き、それが形を変えながらも現在まで継続しているということは、私に
とっては地元三原市の斜陽を目の当たりにするにつけ、素直に瞠目するに
値すると感じているし、事実、産業殖産事業の成功例としても敬服している。
地元の人たちの根気ある地場産業保存活動を背景に、日本刀研究者にして
日本刀研究のために鍛冶職ながら東京帝国大学に入学して刀鍛冶の立場
から金属学を修めて、地元に帰って刃物メーカーを起ち上げた岩崎航介氏
の功績も大きかったことだろうと思う。日本刀界にとっても氏の存在は至宝
だった。
だが、岩崎氏は、日本刀の世界からは身を引き、広範な一般民生産業の
育成に尽力した。
世界中のシェーバーの刃の7割近いシェアが確保できたのは新潟人の力と
いっても過言ではない。見えない所でもまさに日本の刃物は世界を席巻して
いる。

新潟県の産業人は、現在も多くのカトラリー(金属食器類)や、包丁、そして
キャンプ用品などを手掛けている。
そこで生み出される製品は、日本国内だけではなく、世界へと発信している。
大坂堺は包丁の発祥地なので包丁で有名だが、ともすると包丁に特化した
感がある。
しかし、新潟は違う。食器をはじめ、多くの一般機材を広範に手掛けて成功
しているのだ。
大局をみて大計がかなった稀有な例といえるのではなかろうか。

とりあえず、キャンプ用品としてスノーピークは高級品なので、なかなか手が
出ないという面もあるが、世界をリードする世界水準の品質や企業姿勢は、
日本人ならば知っておいても損はないと思う。誇れるものがそこにある。
ガツガツした目先の利益優先で、人材までもすぐにポイ捨て使い捨ての
アメリカングローバルに毒されていない、日本本来のかつて多くの企業が
持ち得ていた地力のような強い産業への取り組みの姿勢がそこにある。
「日本型」。
これを再確認して再構築しないと、日本の産業は死滅へと向かうと思うのだ。

ヤマハ発動機は「ヤマハのより速い息子たちへ」というコンセプトの新型
バイクを昨年11月に英国で発表した。そのマシンはXSR700。

明らかに時代の中での「シフト」が見て取れる。時代を超えて次世代へと遺す物、
それはなんだろうかと世に問うモデルだ。
余談であるが、このヤマハの新モデルXSR700は日米での販売はまだだが、
このマシンの開発には私の日本刀への取り組み等からいくつもの刺激とヒント
を得て開発に投入したと開発総責任者から告げられた。面識はない。だが、
突然、感謝するとの連絡を総責任者ご本人からいただいた。
私の存在によって、ヤマハの人が動いて、次世代に繋ぐコンセプトのマシンが
現実に世に出た。
私が凄いのではない。実際に自分で動いて、そしてカタチとして現実に世に
「モノづくり」を具現化させたヤマハの人たちが凄い。

新潟の金属産業もそうだが、本気の本気で人の世を考える産業人はまだまだ
存在している。
この国の人々は、大国のイナゴに食い尽くされてはいない。
大国のエゴに流されない骨太のカウンターカルチャーとしても私は骨太産業人
の活躍に期待している。
破壊よりは建設のほうが人の未来が明るいのは目に見えている。

 


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LP580-2

2016年01月31日 | バイク・車



ごくフツーにカッコいいと思う。


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君は大地と溶け合えるのか

2016年01月31日 | アウトドア



私はファミリーほのぼのキャンプみたいなのが大嫌いである。
キャンプファイアーを囲んでギター弾いたり、ワイワイガヤガヤと
バーベキューしたり、そういうのは本気で好きではない。
(どうにも代々木チックであるというイメージが払拭できない)
まだ春の花見大宴会で、そこらじゅうで殴り合いが自然発生的かつ
同時多発的に始まっていると
いうほうがずっといい。

かといってソロキャンプでニヒって悦に入ってるイタい勘違い野郎も
大嫌いだ。

特に、ソロキャンでは自己完結の自己ルールで自分に酔っている
連中を見ると非常に胸糞が悪くなる。
その一番嫌いな行為にこういうのがある。

ソロキャンの現場に着いて、酒を取り出す。
そして、地面に注ぎ、ひとこと言う。「大地に感謝」と。

この手のドカンチ野郎が実に多い。
そもそも、人間が造りだした自然界には存在しないアルコールの液体を
大自然の大地に吸わせて
何が大地に感謝なのか。ふざけるな。
その手の自己ルールの自己完結脳の自己美化には嫌悪を超えて嘔吐感を
覚える
のである。
それを、さも言わずもがなのように動画に自撮りして動画サイトにアップ
したりしている。猫も杓子も。

本当にそういうのに多く出くわすが、そういうシーンになると、動画途中でも
俺はすぐに別な物に替える。野郎の自慰行為を見て楽しむ趣味は俺には
ない。


自己完結は勝手にやってくれでどうでもいいのだが、やはりどうでも
よくないのは、ウイスキーや焼酎などを地面に吸わせて悦に入っている
という
感触がどうにも度し難い。
そこの土の下に誰か埋まっているのか?
それならば分かるが。
まだ国内だから平和ボケどもがやってるのはちょろくてよいが、これが
アフリカでやっていたとしたら、
ぶっとばしてやりたくなる。
アフリカの大地の土が赤いのは、黒人の血を吸って来たからだ。
「先進国」の連中が南アのコングロマリットに騙されて価値ある物と思い
込んで買い続ける炭素の塊の石を採るために流された血を吸って。

海と溶け合う太陽の永遠を君は見つけられるのか。
たとえ、それが地獄の季節であったとしても。






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携帯まな板セット 〜snow peak〜

2016年01月30日 | アウトドア



アウトドアでの料理用に携帯まな板という物がある。
これはなかなか便利だ。
私の場合、ほとんどまな板は使わないナイフでの食材直切りだが(^^;

開くとこんな感じ。スノーピークのペティナイフが入っている。


磁石で包丁がくっつくようになっている。






使う時には、一般木製まな板と同じように水で濡らしてから使う。
ペティナイフは私が研ぎ上げているので、カミソリのように切れる。



便利な物なのだが、あまり使わないという・・・(^^;
一応、アウトドアランチに行く時にはアリスパックに入れてある。
しかし、いろんなこと考えるよなぁ。



私の米軍実物アリスパックM。内地の軍装品屋で800円くらいだったか。


ショルダーがないタイプのただのズンドウ袋だったので、自分で軍装品の
別ショルダーを入手し、自分で手縫いで
改造して装着した。
専用のアルミフレーム(背負子=しょいこ)が無いので、
背に負担がかから
ないように内部にダンボールでCチャンのように型を
入れてある。これが
あるとないとでは負担が大きく異なる。背負った
感覚は「箱」をしょっている
感じとなり、ずんむと沈み込むような負担が
ない。
現在、食器類だけで6.5kg(笑)。水4リットルを入れたら丁度10.5
kg、
雨具、ナイフ等の装備を入れたら12kg程度だ。

さらなる装備の場合には、背負子のアルミフレームが必要になるだろう。
その場合はMサイズではなく、
アリスパックLの登場となる。
基本的にアリスMはデイパックだ。これはグレナダの頃の物である。



10kg程度の装備は1〜2泊パックには程よい。アリスパックが出来が
良いので全く重くは感じない。行軍用のザックだからだ。
フレームを付けた場合は
肩と腰で背負う感じだが、ノーフレームで使用の
場合は「肩甲骨で背負う」
というような感じになり、腰回りは空いている。
これは腰には本来マガジン
ポーチなどを装着したウエストベルトを巻く
からだ。アリスパックはノーフレームの軽装備行動の際には弾倉を取り
出しやすい
ように腰回りががら空きになるような特殊ザックなのである。
アリスパックの考案者に拍手を送りたい。米軍アリスパックは機能性に
おいて非常に優れている。

本格装備としてはP58も手元にあるが、さすがに年代物なのと、あまりに
本チャンぽくなるので、一般レジャーでの使用はためらわれる。


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錆落とし 〜スチールウールで肥後守のハンドルを磨く〜

2016年01月30日 | 刃物



黒染め失敗時にハンドル半分がメッキ剥がれになってしまった肥後守の
露出部分をスチールウールで磨いた。

これはハゲ太郎時。




ピッカピカ!(ブレードは砥石による研ぎ)


スチールウールで曇りを除去して研磨することは、モデルガンメーカー
東京CMC(店舗アメ横)の店長に大昔の中学生の時に教えてもらった。

紙火薬でオートマティックモデルガンをブローバックさせていた時代だが、
どうしてもジャム(回転不良)を起こしてしまう。
そのため相談に行ったら、カートリッジを磨き上げないと回転不良が起こる
ことを教わった。
その際に、スチールウールで真鍮カートを研磨すると火薬でくすんだ表面が
汚れ除去と共にツルピカに研磨されるということを知った。
さらに、「ピカール」で表面を研磨すれば、火薬で真っ黒になったカートリッジ
は新品真鍮カートのようにピカピカになるのだった。

ファーストドロウ用のシリンダーを搭載したモデルガンのコルトS.A.A.と
実弾.45コルトのダミーカートリッヂ。これが実弾のカートの色。


モデルガン用のカートは発火(モデルガンは銃身内を弾丸が通らない
ので発砲ではなく発火と呼ぶ)により火薬で真っ黒になる。
それは研磨によりツルピカになる。これはオートでもリボルバーでも
メンテナンスとして必要なことだ。




スチールウールは家庭用台所用品である。鋼包丁の錆もこれと研磨剤(ジフ等)
の併用で簡単に落ちる。



電池があれば、スチールウールは緊急用の着火剤としても使える。
実験レシピ 電気でスチールウールを燃やそう!


006Pの電池は、電極を当てるだけでスチールウールはすぐに燃え
出すので注意が必要だ。
火の用心、さっしゃりませ〜。


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リンク追加

2016年01月30日 | 内的独白

この日記コンテンツにリンクを追加しました。
追加リンクの閲覧はブックマークからどうぞ。


【追加項目】

・ベレーのかぶり方
(ラジオライフ誌にまるまる剽窃されましたが、これが原本です。タヒチPKO派遣の
自衛隊員たちもこの私のページを参考にしていました)


・タップ交換
(ビリヤードキューのタップ交換解説サイトが存在しなかった頃に発表したページ)

・FN FAL
(ベルギーのFN FAL小銃について、国内ではあまりにも誤った解説ばかりだった
ために発表した解説サイト。日本国内で正確にFN FALの発音やスペルを記載
していたものは軍用銃図鑑にいたるまで一切存在しなかったという信じがたい
事実がこのサイト発表当時にはありました)


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失敗作改良→大成功 〜Fam ミニ焚火台用アルコールバーナー〜

2016年01月30日 | アウトドア

ジェット噴射しなかった自作アルミ缶バーナーを思いつきで数点改良した。
これはプレヒート。


ジェット噴射開始!OK!ファイアー!

あれ?下から噴き出してる・・・。ま、これの原因は解っているので、
後ほどさらに改良版ベースを作って嵌め込む。

湯沸しテスト。


酸欠部あり。


なんとなく良い感じだが・・・


気に入らない。


湯は沸く。300cc。あ・・・料理した後、まだレンジプレート洗ってない・・・(^^;


ぼっこぼこ。


まったくもって気に入らないので、不具合箇所を改善すべく
改良版(ウコン入れて自作第4弾)に改造することにした。

改良版を製作しての燃焼試験。
プレヒート開始。


プレヒート段階で500ccのお湯をコッフェルに入れて乗せる。


本燃焼に入る。




おお〜。理想的な炎を構成してきた。ファイアー!


500ccがぼっこぼこ。


ラーメン作れるね。


狙っていた炎の状態が作れた。


ジェットも単独噴射せず、良い感じ。単独直噴のような炎になると、
ピンスポット的にコッフェル底面を加熱する。アルミなど穴が開いて
しまうほどに火勢が部分的に強くなるだけで効率が悪いため、私
としては
この炎の状態を狙っていてた。炎の連帯てやつを。
か〜っ。燃えるねぇ〜。心が熱くなる(笑



500ccの水がぐらぐら沸えたぎって、まっこと湯になったがぜよ。


しばらく燃え盛り、火力弱まる。


鎮火。鎮火まで約19分。ミニ缶のバーナーとしては充分すぎる。
それでも燃焼可能最上部まで燃料は入れていない。



一応完成ということでマル。


喧嘩屋ウコンと並べてみる。背が低いが炎は良好。
ALOCSのゴトクでは最適の高さとなった。
Famの付録ミニ焚火台でもいける筈。サイドバーナー
の高さは1ミリほどウコン缶よりも上にしてある。



今回の最終改良によって残ったアルミ缶バーナー2号改の残骸(笑)。
これ、ダメあるよ(笑
まあ、第4弾もこれと同じような構造なのだけど。ベースの改造製作
時間は3分ほどだ。
ウコン缶と合わせて、完品2個め完成。これにて一件落着。


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鳥取

2016年01月29日 | 外出・旅


仕事で鳥取県に行っただすよ。

ここは高速米子道の蒜山(ひるぜん)SA。


ここ上り線SAで売られている御新香(おしんこ)は最高です。


あら、ボケちゃった。出口が見えないくらいの直線のトンネル。
4キロくらいはあるだろうか。


美味そうだったので、漬物とワサビと沢庵とこれを買ってきた。
いまから晩御飯食べるす。


じゃあの。


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左久作製  日本刀目釘削り専用刃物

2016年01月29日 | 日本刀

すごいぞ、凄いのが出来てきたぞ。

まだ私のところには到着していないが、東京の友人が昨日出来上がりを
取りに行った。
今夜は、別な友人がちょうど今、東京月島で左久作さんともんじゃを
食べてる(21:00)。試作品製作依頼の有志だ。
「凄い」と電話報告あり。

彫刻刀より厚くノミより薄い、日本刀目釘削り専用打ち刃物(プロト1号)。






江戸誂え刃物鍛治の左久作が手がける、日本刀目釘専用の刃物である。
正倉院修復を手掛けた宮大工が選んだ刃物鍛治名人が鍛えた日本刀目釘
削り専用刃物は、私の発案で実現した。
企画・立案・製作打ち合わせ・プロデュースは私である。
サイドにも刃があり、荒削りにも使える工夫は職人からの発案提示だ。
プロトタイプの柄は試作品の所有者有志自身が各自自作するが、まだ開発
段階なので、完成品はこれに最適な柄を着ける予定だ。
箱出しでキンキンに研ぎ上げてあり、研ぎは左久作本人研ぎである。
これには、試作段階から自筆の添え書きが付く。信用の表れだ。

そして、これは商品化する。
これと康宏作の目釘抜き小鎚をセットにする。
どちらも別売りもするが、セットがお得だろう。

トンカチはいろいろ試作している段階だが、まだ最終トライアル前で
まとまらないところ。

これらの私がリリースする日本刀周辺道具は、長年の経験で考えて抜いた
機構と性能を持たせるように現在最終段階に入っている。

アイデア真似しないでね(笑

鯉口くんの時は、売れてるの見て、ソッコーで別業者が盗作したしよ〜(笑
だから、そこには別仕事頼むのやめたよ(笑
新規の別仕事では、結構なロットの拵製作を発注することになったとは
思ってもみなかったことだろう。
初期ロット総額売り上げで数千万はサクッと行くのだから、まあ、読み
違えて筋を外すと周回軌道には乗れないんだよなあ。周回軌道に乗る前に
大気圏摩擦で燃え尽きるか宇宙空間に弾き飛ばされてしまう。

金は天下の周りもの。目先の利益でガツガツしたら大計は成せない。
康宏新作刀プロジェクトではおいらは無報酬だが、まだまだ他にも企画は
いろいろあるよお〜。
しかも、アタルだろうプランが。
そういうのは、マーケティング理論という学問的な机上論主軸ではなく、
「人が何を求めているか」と、人の気持ちを理解することから始めないと
見えては来ない。
自分の考えを押し付けたり、ドヤ顔で殿様商売気分だったりしたら、絶対
にニーズの引き出しもアプローチも出来ない。下手したら、その世界に
関与さえできない。
結果として良い「モノづくり」はできない。

訪販のラポール取りではないのだから、客に媚びてもいけない。
何が足りなくて何が求められているかに着目できるには、人の心を察し
ないとならない。
そこなんだよね。

この目釘削り専用刃物と目釘抜きトンカチは、きっと使い勝手の良い、
「買って良かった」と思っていただける製品にします。
大真面目に真剣に取り組みます。
ご期待ください。


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ナイフのメンテ

2016年01月29日 | 刃物



先日、海めしで使ったナイフの手入れをした。
手入れといっても、ブラス部分にジフを垂らしてスチールウールでこすって、
あとは刃付けを砥石で仕上げただけ。





基本的に私は刃物には小刃をつける。これは意味あっての事。
なんでもかんでもコンベックスにすれば良いというものではない。
切れ味(は研ぎによって鋭くなるが)よりも「切り味」を任意に持って行くため
には、用途によっての小刃によるエッジ角度と多面研ぎは重要になってくる。
包丁にさえ糸刃をつけるが、これは任意の切り味を得ることと刃持ちをよく
するダブル効果を狙っている。小刃の狭い幅の中も多面研ぎにしており、
日本刀における寝刃合(ねたばあわせ)の理論を採り入れて、髪の毛より細い
筋を元から先まで幾重にも並ばせて
いる。刃味は私好みの「最初にスッとメス
のように入り、その後ズバッと切れる」という刃付けにしてある。





不思議なことに、ステンレスの刃物なのにこの本山合わせ砥と非常に相性が
良い。私が所有する砥石は合計で18kgほどしかないが、この本山はアタリで、
面白い刃が付けられるので気に入っている。

鋼材はG.SAKAIが440CでハットリがV金10号だ。
なぜか440Cのほうが砥あたりが硬く感じ、ハットリの武生V金10号は軟らかく
感じた。
本山の合砥で仕上げたら、恐ろしく切れる。「げ!」と気持ち悪くなるくらい。
とりわけ、G.サカイのキャンプスタッグは片刃のため、非常によく切れる。
木材を削っての火種用のフェザーもこれで作るが、とても使い勝手が良く、
任意の薄さで木を削げる。
G.SAKAIのキャンプスタッフは名品だが、残念ながら廃番となってしまった。
実物スタッグ(鹿の角)が着いて実勢価格7,000円ほどだったから、コスト的に
継続販売が困難になったのだろうと思う。
だが、このまるでミニ出刃のような片刃のブレードのシルエットは、和洋折衷で
とてもカッコイイ形状に思える。一つのジャパニーズスタンダードとなり得た形
だったのに、廃番になったのはとても残念だ。
このナイフはキャンプと名がついているだけあって、一般キャンプでは大いに
活躍する。よく切れ、使い勝手もすこぶる良好だ。料理にも大活躍する。


ブレードも天然スタッグも実に美しい。廃番となったことが惜しまれる。


もう一つのナイフは私が今まで一番アウトドアで愛用してきたナイフで、
ハットリのNo.3718だ。


残念なことにこれも廃番。ハンドル材が貴重な真っ黒なマグロ黒檀を使用して

いるためにやはり採算性の問題で廃番になったのだろうと思われる。
事実、廃番前のハンドル材はマグロ黒檀ではなく縞黒檀(マッカーサーエボニー)
になっていた。真っ黒い黒檀自体が超貴重銘木となってしまったからだ。

価格は16,000円ほどだったと記憶している。娘が生まれた頃に購入した。
これの原番はブローニングのチーターというモデルで、日本でOEM生産された
ものだ。生産地は岐阜県関市である。世界の関でこのナイフも原本のブローニング
も作られていた。日本のナイフが世界をリードし、独占状態だった頃の製品である。
このモデルはハンドルが細いという唯一の欠点以外はネックはなく、ブレードも
厚くてコンベックスグラインドであり、汎用性が高くかつ頑丈だ。
かといって繊細な使用法にも対応し、私はこのナイフはこれでもかと
わからないほどに使い倒している。
ブレードが厚いためファイアークラフトにおけるバトニングにも対応できるが、
グリップがかつての米国式であるので細く、現在流行のブッシュクラフトに特化された
ナイフではない。米国ではセカンダリーナイフの汎用型タイプとしての位置づけが
設計段階で設定されたのだろうと思われる。
片刃は料理や木片削りには最適だが堅牢性に難がある。しかし、この両刃厚物
ハマグリ刃のハットリに対しては、私は絶対的な信頼を寄せている。
ただし、スローイングナイフとしては、グリップ部が重たいために投げても適切に
標的に刺さらない。どのような手裏剣術で投げても正確に飛行しない。
まあ、そのような使い方は誤った使い方であるので、あくまで参考程度の情報と
して。投げてはいけないナイフだ。このナイフを投げるくらいならば、石をインジ打ち
の武術技法で投げたほうがずっとよい。

日常的に使っているデスクナイフのブローニング277も刃先を研いだ。
先日、工作でアルミ缶を切断したため、刃先のメンテで研ぎ上げた。



これも5年ほど使い込んでおり、だいぶブレードが減ってきた。
購入初期とは
かなりブレード形状が異なっている。


生産国名の刻印はない。というか研磨して磨り落とした。まるでCIAが
反共軍事組織に非公然に裏で配ったFN FAL小銃のように。

つーのは嘘で、CHINAの文字が気に入らないので研磨した。
CHINAでなくCHIBAだったらまだよかったのだが(笑
中華OEMナイフはあえてCHINAの刻印を入れないメーカーの製品も多い
のであるが、ブローニングにはしっかりと彫り込まれていて、それがこの
ブラックコーティングブレードと不釣り合いであると思えたので私は消した。



米国本国製モデルとは型番を変えて中華OEMで製造販売されているフォール
ディング
ナイフである。
この277は中華製にしてはかなり出来がよい。他の中華OEMシリーズよりも
仕上げ等が
丁寧である。これは相当に使える。
私の周囲はこのモデルが気に入った人が多く、私以外に、5名がこのモデルを
愛用している。

使い込むほど実銃の色になってくるのもまた魅力の一つといえるかもしれない。
小さいが手放せない可愛いやつだ。

ある友人が嬉しいことを言っていた。
別な研ぎから返ったナイフの切れ味がどうも気に入らないので、その人の
ナイフを私が研いだ。好みの切り味を聴いてから仕上げた。
「まるで違う。全然違う。渓流さんが研いだナイフは別物みたいだ」とのこと
だった。
刃物を活かすも殺すも研ぎ次第。
これの実現には「刃先の刃付け」だけではなく、総合的な観点からのアプローチ
が重要になってくると私自身は考えている。
私が目指す研ぎは「切れ味よりも切り味」だ。
ただ切れればよいのではなく、研ぐのだからよく切れるなどというのは大前提
の当たり前のレベルの話で、そのさらに向こうの要求に応えられる研ぎを私は
目指し
ている。

また、別な友人はこう言う。
「このすごい切れ味が無くなるのが惜しくて、渓流さんに研いでもらったこの包丁、
あまり使わないようにしている」
う〜ん。それは違うと思うす(^^;
どんどん使ってほしい。
切れ味が落ちたら、申し付けてくれればまた私がいつでも研ぐ。
そして、切れ味を復活させ、任意の切り味をまたいつでも実現させる。
だから、刃物はどんどんと、「これでもか!」というくらいに、正しく、大いに使って
ほしいと願う。

そうして使ってあげると、刃物を造った人も喜ぶだろうと思うし、何よりも、切れない
刃物は刃物としての活躍の場を与えられていないのでかわいそうだ。
また、切れる刃物は無理な力が要らないので使用上はとても安全なので、刃物は
いつでも「最良の切れ味」の状態にしてあげてほしいと思う。

人間が他の動物と分岐してきた理由。
それは、火の使用、言語の使用、そして道具を使うという3点だ。
これらの3要素が、「人間とそれ以外」として、この星の構成要素を決定づけた。
刃物を使うことは、極めて人間らしい行為といえる。
我々人類は、道具である刃物をどんどん使おう。


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北国の春

2016年01月28日 | 日本刀


刀工康宏友の会である游雲会のメンバーで新作康宏刀の注文主の人が、
今年の4月から日本刀の登録審査員を務めることになった。

これってなんだかすごい。


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成人式

2016年01月28日 | 時事放談



中坊かよ。


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時の流れ

2016年01月28日 | 内的独白




まあ、時が過ぎればどんな人でも人の容姿は変わるが、時が過ぎ
ても
人は変わらない。
夫婦は互いに空気のように、普段は気にせずとも必要不可欠な
存在なのだと気付くことが、世の中大切なことのように思える。


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