渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

笑った

2014年06月30日 | 溶解情報

どうやら俺は刀は見えても人間は見えないようだ。
友人から連絡をもらい、あるサイトを久しぶりに覗いてみたら・・・
「おまえのかーちゃんでーべーそー」みたいなことをいけしゃあしゃあと
書いている自己満足ブログ有之。
友人曰く、「人の悪口を書き連ねているけど、これ、コンテンツは
『自己紹介』でしょ?(笑)」とのこと。
言いえて妙だ。

くだらんのに関わってる暇ないんだけど、思わず見て笑ったよ(^^;
見てないと思って今後も自己紹介を続けたまえ。もう見ないけどね。
まさに
君子必慎其独也 小人閑居為不善
というやつだ。
本当にいるんだ?そういうの(苦笑

つまんねえことしてねぇで働けよ。
2ちゃんねらーみたいな奴だな(笑


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レモンとミカンの国

2014年06月30日 | 風情・季節・地球



広島県は柑橘類王国だ。
これ、引っ越して来るまで知らなかった。
昼休みに100%ミカンジュースのビン入り箱詰めを買おうと思って農協さんに
行ったら、営農部は棚卸しで休みだった。
広島の蜜柑は美味い。デコポンが特に甘くて人気があるが、普通の蜜柑や
レモンも美味い。
レモンは、酸っぱ過ぎずに瑞々しい独特の味が広島のレモンの特徴だ。

昼休みの喉潤しに、画像のレモンジュースを開いてる農協スーパーで買った。

三原農協が販売だよ(^_^)
砂糖使ってない。
スッキリ爽やか!
超ローカル三原ドリンクのスマックより俺はこっちがずっといい!
これは新発見だ。
ミカンジュースは絶品だが、レモンジュースも最高だ、これ。
こういうのって、産地ならではだよなあ。
東京はそばと寿司しかねえしよお。
て、それは加工品か。
あ、ネギと練馬大根があったか(≧∇≦)
23区内でも、世田谷区と練馬区にはまだ畑があります。

広島レモンについては以下の通り(ネットから)。
■広島レモンの歴史
 広島県のレモン栽培は、豊田郡大長村(現広島県呉市豊町大長)が、
明治31年に和歌山県からネーブルの苗木を購入した際、レモンの苗木
3本が混入し、それを試植したのが始まりだといわれ、その品種はリスボン
系と推測されています。
 瀬戸内海の気候がレモンの栽培に適していることと、明治末期から大正
初期にかけて価格が高騰するなど、大長を中心に急激に普及し、大正3年
には11haになりました。
 その後、瀬戸田地区でも急速に栽培が増え、昭和28年には県内で18ha
(全国で25ha)となり、全国一のレモン生産県となりました。

広島県はレモンの生産量全国一なのだそうです。ミカンは7位ね。
広島県のサイトがレモンを使ったレモン料理のレシピを
紹介しています(^^)
ふ~む。行政が料理のレシピまで教えるんだ(笑

こちら→レモンレシピ40


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[AC CM]公共広告機構 大阪にアホが咲いてる

2014年06月30日 | 時事放談



[AC CM]公共広告機構 大阪にアホが咲いてる



ま、当たってるけどな。
ええとこ見せたれよぉ(笑

同じACのCMの大坂の駐車違反撲滅CMでどうしても見たい
CMがあるのだが(どうやら関東では放送されなかったらしい)、
それが動画サイトでは見つからない。
大阪のおばちゃんが駐車違反を警察官に摘発されて、
「なんでうちだけつかまえるんや。みんな駐車しとるやないの。
しっつれいな!あんた失礼やで。なんやの一体!」と怒鳴り
まくるCMだった。
西日本に引っ越してきて、あまりに強烈なそのCMにぶったまげたが、
大阪の人の洗礼をリアルに受けるのはその直後だった。
出張で東京に戻り、広島に帰還する途中でこれまた仕事で大阪に
寄った。
先方との約束で急いでいたので、新幹線ではなく飛行機で羽田から
関空に飛んだ。
旅客機の荷物入れって、自分の座席の上の収納ボックスが自分の
荷物入れですよね、確か?
ボックスを開けたら荷物が満杯で私のバッグが納められない。
客室乗務員を呼んで対処してもらおうとしたら、その荷物は私の
席の前の御婦人(てかヒョウ柄を着た中年のおばちゃん)の物だった
らしく、私に食ってかかってきた。
「少しぐらいええやん。荷物置いたぐらいがなんなの?しっつれいな。
考えられへんわ。何様のつもりなん?ほんまに、しっつれいな!」
え~と。びっくりしたなぁ、もう(笑
ACのCMって誇張じゃないんだぁ~、とその時思いました。
所変われば人変わる、ってね。
まあ、なんというか、内容関係なく自分だけが正しいとする人は
どこにでもいますが、それを前面に出してのずうずうしさは日本一
なのではないでしょうか。
それでいいと思ってるどころか「なにが悪いん?しっつれいな」とか
言い出すところが、すげーよな(苦笑



いいわけないじゃん。



居合関係でも、大阪関西系は関東では「ええっ?」と思うような
エグイ人間関係というか、えげつない醜聞をよく耳にするけど、
やはり大阪民国(だいはんみんこく)と近県から揶揄されるだけ
あって、自己中心的な小中華思想的な感覚の人が多く、人的関係
作りがエグイ伝統があるのかも知れない。
奈良大阪京都は古代には日本の中心だったけど、自己中心で偉そうな
気風というのはその1700
年の歴史があるのではなかろうか。
他国人からしたら、まあ、「ええとこ見せたれよぉ」という感じかしらね(苦笑

個人的には大阪人は嫌いじゃないけど、あのドギツサと徹底的な
自己絶対化には閉口するぜ。
でも大阪は底意地は悪くないんだよね、京都のようには(^^;
京都は黙って意地悪、大阪のほうは開き直って相手に責任転嫁、と
いう感じかな。実際に自分に非があろうとも決してそれを認めず逆に
「何様なん?しっつれいな」という感覚の人は大阪には多いみたい。
失礼なのはお前ぢゃ!とか思うけどね(笑
上のCMでもひったくりのおっさんが「ぼーっとしとるほうが悪いんや」
と言ってるけど、これこそまさに大阪人の感覚をよく表していると思う。
橋下市長が学生時代に革ジャンを仕入れて売りさばいていて、破れた
物をそれと言わずに売っていたのを指摘されたら「何が悪い?気が
つかないほうがお人よし」と言ったが、これが大阪人の感覚だ。
橋下君も弁護士になる前だから瑕疵担保責任などどこ吹く風だったの
だろうが、弁護士になって以降もサラ金顧問となり、利息制限法に基づく
過払い金請求に対してはそれを潰す活動をしており、「何が悪い?
法律に基づいているだけ。悪いというのなら法律を変えろ」とか言う。
これも革ジャン売りの時と同じ感覚だよね。そうした感覚を顧みることは
一切しない。橋下君は典型的な大阪の人だと思うよ。
上のCMのひったくりのおっさんと似てるというか同じ感覚だよね。
自分がやったことを「何が悪い?相手が悪いんや」と責任転化するのが
最大の大坂人の特徴かな。これは残念ながら多く見る。
まあ、ええとこ見せたれよぉ、ということで。


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月末報告

2014年06月30日 | 内的独白



なぜか、減らないなぁ(笑
それは過去があり現在があるから。
過去なくして現在も未来もない。

いつもご覧いただきありがとうございます。
今後もよろしくお願いいたします。

日本刀ネタで「これはもしかしたら」という着眼がまだいくつかあります。
検証を重ね、整理できたらおいおい独白的に発表していきたいと思って
おります。それが斯界の新しい発展の展開に寄与するか否かについては
希望薄ですが、同人の中だけでも多角的見地で新機軸の発想が生まれ
ればと思います。
本当は新機軸ではなく、過去の事績の解明なのかもしれないけどね(^^


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刃物研ぎ

2014年06月30日 | 刃物



日曜日は週一の包丁を研ぐ日でもある。
昨夜、家の包丁を研いだ。
それと、開梱用のナイフを研いだ。
ナイフのほうは、単に紐やガムテープを切っただけなのに
細かい刃こぼれが生じていたからだ。
中国製品は、ゴム類と刃物類はてんで駄目だね。
というか、中国製で品質が良い物というのはあまり見たことがない。
これは中華製も台湾製も、両中国製品で良質な物はあまりないみたい。
玩具銃の
電動ガンなどは、構造的な部分は日本製品のコピーだとはいえ、
なかなか細かいところに気が利いた作りになっていたりするのだが、如何
せん、ベアリングやパッキンや電線等の品質が
悪すぎる。あとグリスなど
の油脂系も最悪だしなぁ・・・。
中国製品の
品質が日本製並に向上する日は来るのだろうか。
商魂は世界一だけどね、中国人は。これはユダヤ人と並ぶのではなかろうか。

しかし、紐やガムテ切ったくらいで刃こぼれするなよなぁ・・・。
刃物とバイクは、やっぱし、日本製に限るね。
これは手前味噌でなく、客観的に言ってそう思う。
車なんてのは、イタリア製もイギリス製もいいのを作ってるけど、品質は
ドイツと日本が頭抜けて良いんではない?

こういうのって、気質の問題なのかねぇ・・・。


期待を裏切る刃物に出会うとかなり落ち込む。
駄目だこりゃ、とポイ捨てしたり買い替えたりはあまりしたくないので、
なんとか切れる刃物として再生を試みるも、刃物というのは作られた
時点で資質ともいえる質性が決定づけられているので、駄目な物は
駄目なのである。残念。
刃物は人間に一番近しい道具であるが、自己変革ができる人間の
ようにはいかない。そういう意味では一番人間と遠い。まあ、人間も
偉そうなことを言えないけど、自省せずに偉そうなことを言って優越感
に浸るのも人間だったりする。


でもね、日本にしても、戦前までは、戦闘機のエンジンでさえ互換性
なくて、「工業基準」のようなものが徹底されてなかったんだよな。

だから、同じ型式のエンジンでも個体によってボルトが合わないなんて
ことが普通にあった。
実はこれは戦後の昭和40年代までも存在したんだよ。
それを「システム化」という工業基準を徹底させることで現在の日本製品
の品質が世界トップレベルになったんだよね。
主にオイルショック以降の経済低迷を乗り越えたあたりから日本の
本格的な品質向上と技術力が開花した。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』でマーティがドクに言うシーンがある。
「何言ってるんだよドク。今は日本製が一番品質がいいんだよ」
ドクは驚く。「何?時代は変わったな」と。
国際競争力をつけるためには製品の品質向上をまず第一に狙い定める
という日本人の発想は大正解だったと思うよ。安かろう悪かろうではなく、
質の良い物作りをしてこそ世界に認められるというところに気付いて
実行したところが、なかなかやるなと俺は思う。
これねぇ、人も同じのような気がするな。「早い・安い・美味い」は、ファスト
フードなどの特定されたある
シーンでは良いのだろうけど、人間と人間との
関係ではまったくそれが
当てはまらないように思える。
人と人との関係は、「じっくりと丁寧にきめ細やかに」が良質な関係を
作るのではないかなあ。
雑は駄目だよ。ロクな関係にはならないと思うよ。


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なかごの錆

2014年06月30日 | 日本刀

かねてからの疑問がある。
日本刀のなかご(茎、中心)には錆がある。
これは「経年変化でついた黒錆」というのが一般的な定説だ。
しかし、私はこれは赤錆によるなかごの朽ちこみを防ぐために
人為的に付けられたケースがあるのではなかろうかと思っている。
現代刀は一切錆付けをしないで鑢目仕上げにする。
幕末あたりの刀を見ると、明らかに自然発錆であることが見られる
作が多い。固山宗次や兄の宗俊なども自然発生の錆であることは
容易に見て判断できる。
ところが、それより少し前の日本刀には実に良い錆がびっしりと
ムラなく着いている。
私の所見は、日本刀の生産量が極度に減った元禄以降、水心子
が復古刀ルネッサンスを唱えるまでの期間になかごの黒錆付けに
よる防錆措置という製法が失伝したのではなかろうかというものだ。
さして年数に違いがないのに、ある特定の時期以前の物は一様に
びっしりとなかごに良い錆がついており、ある時期以降は自然錆の
作とムラない錆の両方が存在する。
これは、一般的には失伝した旧伝と完全失伝した工法が混在して
いたのが幕末の時期なのではなかったかと思う。

短刀のなかご。(所有:私)

勿論、自然錆もついているのだが、肉眼で見ると真っ黒い
良い錆が一面についており、また、なかごの状態から見て、
時代はかなり上るのではなかろうかと思う。鑢目はキリだ。
鉄鍔や金具の錆付け工法があったように、日本刀のなかごは
その
錆付け工法が援用されて防錆処理がなされたのではなか
ろうか。


最幕末の新新刀と無銘新刀。
左は自然錆で右は錆付けだと思われる。だが、右は無銘に
加工された後の錆付けだろう(所有:私)。
 

現代刀のなかごの下端。磨り上げの2刀(二代目小林康宏)の
残欠部。右は自然錆の状態。
幕末刀にはこれが進んだ状態の
なかごが多い。
右は二尺三寸二分に磨り上げ、左は二尺三寸一分に磨り上げ
た。(所有:私)



無銘新刀(元禄以前)と末備前古刀のなかご比較(所有:私)


とても良い黒錆が付いている天正八年(1580年)の刀のなかご(所有:私)
 

「刀のなかごは錆付けによる防錆処理工法が一般的だった」というのが
私の見解だが、たまたま刀剣しのぎ新藤店長がまったく同じ見地から
まったく同じ所見をお持ちだった。
これ、もう刀剣界で既に議論されていたことならごめんなさい。
ただ、「ある時期以前からは一様にびっしりと黒錆が付いている」「ある時期
(幕末)には自然発生のまだら錆と一面錆が混在している」「現代刀はすべて
錆をつけない」というのを説明するには、この私と新藤氏の仮説はあながち
外れではないように思えるのだが、いかがでしょうか。

ちなみに、私は自分の作には、SUSではなく鋼を使った物にはなかご
部分には錆付け加工をしている。ガンブルーなどは使っていない。
黒錆付け加工をする理由は赤錆発生の防錆のためだ。
方法は小学校の時に理科の授業で習った方法で付けている。
なかごの錆付けに関しては、本職の現代刀工でこれをやる人は、今のところ
唯の一人も存在しない。
私の仮説が正しいとしたら、現代刀の工法は、完全に幕末工法を再現して
いるといえるだろう。
鋼の選択についてもそうだが、なかごの錆に関する件は、「日本刀製作工法
のうちの多くの失伝」の中の一つに関する事柄なのではなかろうか。
現代刀はなかごを鑢仕立てにしないとならないという暗黙の指示がある。
古刀期に存在した鎚目仕上げで登録申請したら拒否された刀工もいる。
現代刀は現代刀の作り方が指定されている。古式で存在した工法で作っては
ならない、という妙な「指導方針」があるようだ。
幕末工法を順守するのが現代刀の「掟」らしい。

(私の作:ナイフ)

沸かしには硼砂を使わないが、折り返し鍛錬には硼砂を用いた。
なかごには錆を付けた。


(私の作:小柄小刀)

これも沸かしには硼砂を使わず、折り返し鍛錬には硼砂を用いた。
なかごには錆付けを施してある。

中心防錆錆付説の類推根拠の参考となる日本刀の磨り上げなかご。

磨り上げ刀の場合、古刀だろうと新刀だろうと新新刀だろうと、
明らかに新たな錆が磨り上げ部分の旧刀身部に綺麗に付け
られている。
刀身の刃部がある上半身部分であるから綺麗な出錆という
見方もできないこともないが、複合的に錆状態を検討すると、
鉄鍔等と同じ錆付け加工技術が施されたのではなかろうかと
思われる。

(左:新新刀 / 右:古刀)

(参考)
江戸期に磨り上げられた新刀(元禄以前の作)。

磨り上げ加工の際のセンがけ均しの跡が残っている。
刷り上げた後に柄に入る部分には明らかに人工的な錆付けが
なされている。

これは大正~昭和時代に業者が磨り上げ、錆付けたものではない。
なぜその来歴が分かるかというと、これは家伝だから。

こちらの錆はどうなのだろう。この振袖なかごの太刀はかなり
古い作だと思う。家伝。



これは最幕末の刀だが、明らかに人工的な錆付けだろうと
思われる。




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宝塚記念 ~ゴールドシップ~

2014年06月29日 | スポーツ・武道など









来たよ~。ゴールドシップ!




横山ノリちゃん、いい顔してる。




それにしても美しい馬だ。美しい勝ち方が似合う。きょうはちゃんと走った(笑
圧倒的な強さだった。史上初の二連覇だ。本日、初めての記録が生まれた。





数年前、3連単で18万円当てて以来宝塚記念は買ってないが、きょうの
3連単は100円で251,440円がついた。

んなもん、当たるか!(笑
着順を人気順でいうと、ゴールドシップ(1番人気)-カレンミロティック
(9番人気)-ヴィルシーナ(8番人気)だ。
4着5着はヒットザターゲット(12番人気)-デニムアンドルビー(6番人気)。
え~と、こんなの当たりませんね(爆
圧倒的多数の人たちの勝ち馬投票券は宙に舞ったことでしょう。

人間でさえ誰が来るのか確実には読めないのに、馬が走るのだから
どれが来るのか分かるわけがない。
だけど、それだから競馬は面白い。
というか、競争=レースは面白い。


次の大荒れは10月19日、秋華賞です(^^
ウリウリが来るよ~(嘘)。

鞍上浜中。カッコイイ~♪


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お薦め刀剣

2014年06月29日 | 日本刀

昨日、刀剣しのぎ桶川店に行った。
私が実物を見て「いいな」と思った刀剣があった。

これ。


磨り上げ物なので二尺一寸一分二厘(64センチ)という短寸だが、
状態頗る健全、出来も良い。
元々は二尺三寸五分程の長さだったことだろう。
元幅3.0センチ、先幅2.2センチ、元重6.5ミリ、先重5ミリ。
磨り上げ以外は健全で出来もいい。
とにかくね、鋼がいいよ~。ねっとりと錬れて粘り強そうな感じで
潤いのある肌がプリプリとしている。活きの良い魚のような(^0^)

私個人は会津兼定と観た。
店長に言ったら「いい線ですね。幕末で美濃刀工はあまり活躍して
いないから、会津兼定極めはよいところに思えます。一見、肥前刀
かと見間違いますけどね」とのことだった。
最幕末ではなく、もう少し前の復古刀ルネッサンスの頃の作かも。
これ、鑑賞に居合に斬術に、まじでおすすめ刀だと思います。
新作拵付で25万。超格安の心意気一発提供販売価格だそうです。
二尺一寸前後をお使いの方や女性の方、いかがでしょうか。

こういうの、あんまし出てこないと思う。
長さが二尺三寸五分あったら私が欲しい。
刀剣しのぎの店長も、「もう少し長さがあったらお店に出しません。
私の差し料にしています」と言ってました。
本当におすすめです。
柄前はこだわって、構えた時に右掌からの目釘打ち込みの逆目釘
打ち込みの武用仕様にしてあります。拵は新品。金具は新物ですが、
鍔は武骨な時代鍔が着いています。


詳しくは→こちら


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刀の錆

2014年06月29日 | 日本刀

刀は今の時期が一番錆びやすい。
蔵刀の中でも鑑賞用になっている刀剣類は錆びない。
なぜならば、鑑賞刀は人口加工ではなく自然に形成された表面酸化
被膜で覆われており、錆にくくなっている。
その被膜の厚みは数nm(ナノメートル)という薄さであるらしい。
(1ナノメートル =0.000 000 001メートル)

居合等で使う刀は、常に納刀等で人体が刀身に触れ、擦れるため
この表面保護被膜が形成されても剥がれてしまう。
真剣日本刀は、ひどい時には稽古している最中でどんどん錆びて
くる。最初は赤く錆びる。
つまりこれは、化学的には人間の汗に含まれる塩化イオン(Cl )に
よって表面酸化鉄の水への溶解度が上がるために
刀身表面の不動態
皮膜が破壊されて皮膜による防錆作用が無効に
なるからだ。表面を
保護する酸化被膜(黒錆)が除去されることにより、
さらに錆びる
(赤錆)ということになる。

化学的特性の説明は省くが、酸化第二鉄に代表される赤錆が発生した
場合、刀身の腐食はいつまでも続く。
しかし、黒錆=四酸化三鉄(Fe3O4
は腐食が進行しない。

また、研ぎ直後の日本刀が極めて錆びやすいのは、刀身の肉眼では
見えない肌目に水気が残っているからだとされている。
そして、残念ながら、居合で使用する真剣日本刀で錆びていない刀は
存在しない。日本全国、居合人口が仮に100万人いたとしたら、100万口
の日本刀が錆びている。これは仕方がない。特に納刀の際に触れる棟の
部分がどの刀も必ず錆びている。刀とはそういうものだ。
ただし、錆は悪錆として進行しないように手入れをする必要がある。
研ぎ上げた鑑賞刀は錆がない。
だが、これも手入れを怠ると、やがてぼんやりと表面が曇ったようになり
(それはすでに錆が出ている)、いずれ錆が深くなる。手入れは大切だ。
鑑賞中は話などしてはならない。息がかかったり唾が飛んだりしたら、
それだけで錆を呼ぶ化学変化を起こさせるからだ。
研ぎ上げた刀身をパリッと真空パックにしたら(昔の免許証のように)、
錆びることは極度に少なくなるだろうが、それはあまりに味気なくなる。
(かつて真空パックされた1億円の現金を持ったことがあるが、子供銀行券
にしか見えなかった。笑)


私の居合用日本刀

全身研磨に出したのはちょうど20年前だ。434年前の天正8年製の刀である
が現役だ。ただし、手入れを怠ると、稽古しているさなかにどんどん錆び
てくる。
秋季~冬季はまったく錆びないので、錆の原因は汗に含まれる塩化
イオンの
影響による化学変化であることがわかる。


やはり、汗の影響で錆びるという証左ともなろうが、棟の部分がよく錆びる。
油で洗い流すようにして、徹底的に錆を除去し、防錆剤含有の100%化学
合成油(YAMAHA管楽器バルブオイル・ビンテージ)を塗布して保管しておく。
(CRC5-56はベースオイルと有機溶剤の関係からお薦めしません)


刀身を拭った油を浸したティッシュ。上の状態から一番下の状態に
なるまで何度もぬぐって錆を除去する。やはり、棟部分が一番
錆びてくる。

こちらは末備前長船の刀。試斬にも使うが、居合稽古ではしょっちゅう
使わないのでまったく錆は出ない。年代的には上の刀よりも20~30年
古い天文年間の作だ。


一方、こちらの短刀は赤錆ではなく黒錆が発生しているため、
これ以上朽ち込んでいくことはない。





かつての所有者が棟でバンバン鉄板か何かを叩いたようで、刀身全体で
73か所のへこみ疵がある。
しかし、折れていない・・・ということは(^^)v
この鎬造りの寸延び短刀は、いずれ資金が準備できたら、刀を差別しない
プロの方に研いでほしいと思っている。なんとか刀としての原姿を復活させて
あげたい。

白鞘と鎺(はばき)も新調し、さらにその後は気の利いた拵も作ってあげたい
と思っている。大刀以外の拵については私はよく知らないので、現在勉強中だ。

棟。ひどいことするなぁ・・・。待ってろよ。いずれ蘇らせてやる。


焼刃は面白いと思う。備前か?


え~、例によって下手な押し形です。これからは違うぜい。秘伝を伝授されたから。


これも黒錆の例。江戸期の小柄小刀(吉道、正真)


こちらの面も真っ黒だったが、これは私が少しだけ研磨して、
刃文が見える状態にまでした。本研ぎではないので、地肌
は見えない。


こちらの面は本当は研がない。鑢目仕立てのままが本来の姿だ。
ただ、昔は小柄小刀は実用ナイフでもあったので、こちら側も研いで
しまうこともあったようで、現存する作品は研がれている物も多い。
私は研がない。



現在の拵はかなり傷んでいるが、確実に侍がいた時代の合口拵である。
出し目抜きは脱落か。

これとまったく同じ拵を新規に製作したいのだが、もしかして、職人さんが
いなくてできないかも?
というか、再現するだけでン百万とかかかったりして(笑
刀装具の値段とかよく知らないからなぁ。

それでも、同じよく知らないのでも、悪い方向の無知よりはずっと
ましだと思う。
ネット上のコラムか対談でこんな感じの対談をしている「文化人」が
いて、その無知さというか見識の低さ加減に呆れたもの。ほぼ忠実に
再現すると以下だ。


文化人A「いまだに日本刀なんて作ってる人がいるらしいよ」
文化人B「日本刀は日本の伝統文化の一つということらしい」
文化人A「武器が国の文化だなんてこと言ってるのは恥ずかしいし、
     日本人は自ら野蛮人だと言ってるようなものだね」
文化人B「武術などで真剣の日本刀を使う人もいるらしいよ。刀って
     いくらくらい出して買うのだろう」

文化人A「武器が文化だとか馬鹿なこと言ってる連中だ。金に糸目は
     つけなかったりするかもな。1本10万円とか言ってたりして」

馬鹿ですね(笑
無知以前に見識が低すぎて話になりません。
こういう「文化人」が伝統文化を破壊していくのでしょう(苦笑
日本刀は野蛮人の象徴かぁ(笑
ま、それでもいいけどね。ハラキリの首狩り族の末裔なんだから(笑

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刀剣談義

2014年06月29日 | 日本刀

刀剣しのぎ桶川店に行ってきた。
やべ、蕎麦御馳走になっちまったよ。ごちそう様でした。
近所の美味い蕎麦屋さん、今年一杯で店閉めちゃうんだって。
とても残念す。新藤店長も消防団の先輩の店なので、なんだか
寂しそうです。

刀剣しのぎでは、刀の話全開で、すげ~長居をしてしまった。
二人でいろいろ矢継早に刀の話をして、気づいたら6時間
店にいた(笑

刀も、店頭に置いてある作だけでなく、奥にしまってあるいろんなのを
見せてもらった。勉強になった。

今回のメインテーマは「錆」だったが、新藤店長と話していて面白い
のは、「これはこういうものだ」と固定的に断定することを彼はしない
ことだ。
このあたりはウマが合う。
俺、断定決め付け人間大嫌いだから(笑
いや、本当にかなり相当嫌いなんだよ。例えどんなことでも勝手に
決めつけて顧みることもしない奴は。「これはこういうもんなの」と
いう具合にね。
それと、自分を(よい方向に)変化させていかない奴。成長しようと
努力しない奴ね。「これはこういうもんだ」として人の意見を拒否
する奴もそうだね。
たとえば、料理でも「これ少ししょっぱい」と言ったら、しょっぱいから
しょっぱいと言ったのであって、それを「それはそういうもんなの」
とか「文句があるなら食べんでよろし」とか言うのは、俺は個人的
には最低だと思っている。
もっとも、しょっぱいの意味を解そうとはせずに、なんでも辛い-辛くない
で済まそうとする人は論外だが。

何作も刀を見せてもらい、都度、その作に関して、あるいは鑑賞上の
事に関して等、店長と意見交換した。
これがすこぶる面白い。
新藤店長も、一般的刀剣鑑賞上の定説に拘泥することはせずに、
独自の切り口で解析したりもする。深い。「なるほどねぇ」と唸ることも
多い。
逆に、私の所見についても店長が「そうか。そういう見方もあるのか」と
いう点もあり、そうした相互検証がすこぶる面白い。
なにが面白いって、それが与太ではなく、かなり大真面目な刀剣談義
だから面白い。
談義といっても、床屋政談のようなものではなく、互いに大真面目に
日本刀についての所見、知見を忌憚なく述べ合う。 いいぜ(^^)

沢山見せてもらった中で、今回の訪問は唸りまくりの作が多かったが、
この三原物は良作だった。

鞘師ってさぁ、すごいよね。
ツナギという本歌刀身と寸分たがわぬモックアップを作っちゃうんだから。
この三原物の短刀はなかなかでした。





広島県登録なので、ずっと広島の土地にあった作かも知れません。
広島藩士の持ち物だったかな?
「懐刀(ふところがたな)」という作でしょうか。
重ねはかなり厚いものがあります。

あとね~。
「押し形」の採り方を教わったよ。
俺のやり方と全然違うんでやんの(^^;
あたしのも間違ってはないんだけどね。刀剣柴田で教わった方法だから。
だけど、しのぎ桶川の新藤店長のやり方は、これまた独自開発の
テクがあって、その別技を5点ほど教えてもらった。
以前から、しのぎ桶川の押し形はなぜあんなに丸写しのように
綺麗に取れるのか不思議だったが、なるほどなぁ・・・う~ん・・・と
いう手法を使っていたのだった。目からウロコが5枚落ちた(笑
技は見取って頭に叩き込んだぜ!

広島の三原に帰宅してから、早速道具を準備した。
明日は、明々後日の火曜に返そうと思っている尾道道場の仲間の
刀剣3口の押し形を採ろうかと思っている。
いや~、俺と全く違うやり方のポイントだけで5点だよ。
目からウロコというのはまさにあれだった。


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書籍2冊

2014年06月28日 | 外出・旅
帰りの便で読む書を書店で購入した。
といっても、あっという間に広島に着いちゃうんだけどね(笑

『現代語訳 魏志倭人伝』

これは面白そうだ。
『魏志倭人伝』の原文は2000字ほどだ。つまり、原稿用紙5枚ほどしかない。
それをどのように1冊の書にまとめるのか、著者である学者のその手法を俺は
読み取りたい。
てか、20ページほどさっと読んだが、著者の先生はめちゃくちゃ文章が上手い。
展開が巧みで丁寧であり、かなりの説得力を持つ。
こういう上手な文章は櫻井よしこさんの語り口のように注意が必要で、論の
中身よりも、文章の展開如何で無意識に首肯させられる場合がある。
大切なことは、文調や文体や使用言語ではなく、論の内実である。
とはいっても、読み手に意思と論旨を伝達させるためのコミュニケーション
のツールとしての言語の使用態様が己の独りよがりや手抜きのはしょり
(人間性が不誠実な者に多い)を常とする書き手は、言語自体の使用に不自由で
ある以前に、相手に理解してもらおうということに努力をしないで自己中心的
なことにのみ忠実なので、論以前に人間社会での適応性にそもそも問題がある。
文筆は放尿脱糞行為とは異なるのである。
日記でない文章、とりわけ論を展開する文章においては、相手に如何に理解
してもらうか、相手にどれだけ正確に伝わるかが命であり、これに尽力する
気もない者は、論の展開などできないのだから、一切、文章など書かないことだ。
換言するなら、言語に不誠実な者は人に対しても不誠実なのであるから、人
とのコミュニケーションをとる能力が無い。
能力が無いということはできないということなので、できないことを誤魔化しても、
無理が生じて、諸方面でトラブルを発生させるだけだ。それは害悪である。
まさに論外というもので、話にならない。



次はこれ。
『駄作』

題名がインパクトあるね~。
解説によると・・・
「ベストセラー作家だった親友ビルが死んだ。追悼式に招かれた売れない
作家プフェファコーンは、ビルの仕事場で未発表の原稿を見つけた。誘惑に
かられた彼はその原稿を持ち出し、自作と偽って刊行した。思惑通りの大当
たりで、一躍ベストセラー作家に成り上がったプフェファコーンだったが・・・」
とある。
これは!!
今ドンピシャで旬か?の剽窃流れ旅(笑



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式典

2014年06月28日 | 外出・旅


昨夜はパレスホテル大宮にてある式典に出席した。


10年前の式典は新宿の京王プラザだったが、今回は大宮だった。
大宮には小6から中3まで住んだことがある。あまりの西口駅前の様変わりに驚く。
市の名もなくなった(笑
大宮は男はガラッパチだが女の人はとても優しい土地柄だった。
相対としては底意地の悪い「嫌なやつ」はあまりいない土地で、人は良い。
大宮を基準に岡山に行ったら確実に死亡フラグ即立つけどな(笑

きょうの昼は桶川しのぎの新藤店長と蕎麦でも食うか。
で、仕事あっからとっとと広島に帰っぺ(^^)

ちなみに、埼玉では、大宮以北では方言があり、「はぁ、けえるんべ」となる。
群馬弁に近いね。
「はぁ」という合いの手が入る。不思議なことに、広島弁でも「はぁ」が入る。
隣国でも攻撃的な岡山弁と比べると広島弁は間伸びしたように聴こえる。
埼玉は武蔵の国で、南は神奈川県の川崎市までが武蔵の国だが、武蔵広しで、
場所によって言葉が全く違う。
東京西部の三多摩あたりに行くと、ベイベイ言うしね。
つながってる神奈川県の厚木あたりもベイベイ言う。中居君がそうだよね。
横浜言葉も、北部の鶴見区はジャンは使わないが、すぐ南の神奈川区から
最南端の戸塚まではジャンジャンとジャンを使う。
小学生の頃、横浜から埼玉の大宮に転校した時、ジャンと言ったら笑われたよ。
おめ、それどこの言葉だ?すかしてんじゃねーぞ、と。
すかしてるってなんだ?と、こちとら意味不明だった(笑
おいらの言葉は相州伝だから(笑
でも、小学校3つ、中学2つと転校が多かったから、小さい時から一箇所でなく
いろんな場所の文化に触れられて面白かったよ。
「どこでも一緒」てのは絶対にないね。
ただ、「たとえ離れていても変わらずに一緒」てのはある。
それは愛かな(爆
♪遠く離れてしまえば 愛は終わると言った(by チューリップ)
なんてのは、ホントはねーよ。
ふるさとは遠くにありて思うもの、とか言うじゃん。
人も同じだと思う。離れた瞳、いや、離れた場所にいても、気持ちは変わらないよ(^^)
エイドリア~ン!(笑


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下町

2014年06月27日 | 外出・旅
朝一番の便で立ち、今都内にいる。


昼はこれだ。
駅構内で寿司が食える。

これがない寿司は俺は寿司とは認めない。
これを認めないトンチキは、呑み込むようながっついた早さで串揚げか
練り物でも食らってやがれ。


ホームからは東叡山忍岡あたりがみえる。

虎徹が住んだ所だ。

やはり、刀も人もこの地に限る。

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城のある町

2014年06月27日 | 文学・歴史・文化

これは備後福山城である。三原城の東隣りの城だ。
幕末には日米ポコペン条約を結んだ阿部家が治めた。


奥に見えるのが再建天守だ。
江戸期の天守は戦災で消失した。


三原城に次いで、駅から近い城全国二位だろうか。
全国一位は三原城だ。
何せ城の真上に駅がある。城址公園へは駅の構内からでないと入れない(笑

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予感 ~日本刀~

2014年06月27日 | 日本刀


この刀、めちゃくちゃ切れそうな気がする。
研ぎで直刃に刃取っているのかと思ったが、詳細に見ると
小乱れの直刃調だ。
だが、映りの地斑(じふ)部分ような鋼の変化がすごい。


「見ないと見えない」というのはこういう部分のことなり。


偽名(ぎめい)ものだが、上(かみ。なかごから上の刀身部分)が
上出来の作
だからこそ偽名が切られる。
ニセモノとは呼ばずにギメイってのが、なんとも刀剣界の便法では
あるの
だけど、偽名物でも良いものはかなりある。
この作などはザングリとした肌が好みが分かれるだろうが、真面目な作だ。
刀剣選びは、出来を取るかブランド名を取るかの違いだろうと感じる。
私の場合は圧倒的に前者なのだけど、偽名は偽名で毛嫌いは
していない。奈良のお土産刀以外は上がそこそこの出来であることが
多いからだ。
刀剣には位列・番付というのがあり、金員の動きが絡むから偽銘は
下位ではなく上位作の銘を切られてきた歴史がある。無名の鍛冶の銘などは
普通はまず切らない。

ただ、私個人としては、作者が判らなくされてしまうのが一番
「待ってくれ~」とか思う。
しかし、偽名というか後銘でも肥前の御倉刀(城の常備刀)なんて、
出来が似てるから誰の作か分らないけど間違いなく抱え刀工の
肥前刀なので、偽名=偽物と一概には括れない。
そして、それほど、偽名は毛嫌いするようなものではないと個人的には
思うけどなぁ。俺が銘をまず気にしないからかもしれないけど。
でも、俺みたいに銘は気にしない、重要視するのは出来のみ、と
いう連中ばかりになったら偽銘施工者はアガったりだろうね(苦笑

偽物製作者は江戸時代の話ではなく現在でも存在します。
偽物の凄いとこは、稚拙な切り銘などはすぐに看破できるけど、
どう見ても正真というような巧みなことやらかすケースが多いん
だよなぁ。それでも見識ある人が見たらほとんどが見抜かれるけどね。
でもって、いじるのはほとんど全部ナカゴだから、ナカゴ気にせずの
人には目的が通じなくなる。
例外的なこととして、繕いで上の刃を描いたりすることはある。
しかし鋩子が無いのはアウトで、登録OKの刀剣とは認められいない。
とはいっても、戦国期などはかがり火に切先突っ込んで焼きを戻した
と思われる刀も多くあったりするので、線引きが難しいとこだよなぁ。

ひとつ思うのが、最初から無銘の作に後から誰かの銘を切られる
のはともかく、自作銘を消されて別人の銘を切られるというのは、
これは作者としては嫌だろうなぁと思う。
仮に古刀上位作者にされたとしても、嬉しくはないと思いますよ。
ブツだけかすめ盗って作者本人はまるでいなかったように扱う仕儀だもの。
まあ、刀だけでなく、別な事でもそういう奴らは今でもいるけどね。
大抵は善人面してかすめ盗る。
でも、世の中、剽窃・ねつ造・窃盗・強盗の類はいつの時代もなくならない
からねえ。人間てのは嘘つきが多いから。
釣った魚の大きさを騙るというような、ニヤリとさせるホラや大風呂敷は
まあわかるとしても、嘘はホラや大風呂敷とは違うからなぁ。
嘘・ねつ造・剽窃の類に共通するのは、「ごまかして自分に利を
得ようとすること」だろうね。
刀の場合、刀がかわいそす(・_・)

ナカゴの錆つけにしても、ギブツ作り屋さんは巧くやってるんだよなぁ。
よ~く見ないと古い錆と見分けつかないくらいの錆をつけるもの。

これはギブツ作りのためではなく、ある目的のために出錆の経過を
観察しようと
家でやっている「試し」なのだが・・・。

ただの工業用板材を切断機で切った検体。


約2年、軒下屋外放置した状態。


なぜ、圧延材なのに、このような日本刀の肌目のように錆が
出るのだろう。

そろそろ、部分的に塩水を塗ってからの反応を見てみようと思う。
気の長い話だ(笑
イラチはダメあるよ。
いろんな意味でろくなことにならないのをこれまで多く見てきたから(笑

なかごネタでは、先日、刀屋さんと話していたら面白いこと言ってた。
それは偶然私のかねてよりの初見と同じだったのだけど、それに
ついてはまた次回に書きますね。
予告編的としては、この俺の作った小刀の画像で、どぞ。
大したネタではないんですけどね(^^;


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