渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

タップ交換

2013年08月31日 | ビリヤード



18山のスペアシャフト2本のタップをブルーからル・プロに交換した。
しばらくブレイクに使って締めることにする。
タップは天然物なので個体差があって、画像上のタップのほうが良い革だった。
これはカッターで外周をリンゴの皮むきのように削ると判る。
上のタップはよく粘り、下のタップはボソボソとした感触だった。
見た目も艶がどことなく違いますよね。
この刃物で切った感触からくる予想というのは大抵は外れない。
ちなみに先角は上がABSの突き通し24mmで、下がLBMの22mmだ。
シャフト性能は2本とも良い。
上のシャフトは6年前に広島の大坪さんの工房にお邪魔して数あるノーマルシャフト
の中から選んだ1本だ。撞球性能は申し分ないのだが、突き通しの
せいか、いかんせん音が良くない。カランというかガコンというか、乾いた木の
の音がする。スキューンという音や木琴のようなスコーンという音ではない。
シャフトの音の要素は先角の材質の影響が大きいが、それよりもシャフト
本体の質によるところのほうが大きい。先角がハウスキュー先角であろう
とも、良音を発する個体はスキューンという澄んだ音がする。
撞球性能が同じく良好であるならば、良音がするシャフトのほうがよい。
音が悪いとテンションが下がるからだ。

下のほうのシャフトは撞球性能がそこそこで、良音がしていた個体の
先角をLBMに交換した物だ。LBM化によりさらに高音を発するように
なった。

カスタム・ビルダーが作るキューのシャフトは、大抵は澄んだ高音を発する
のではなかろうか。
私のタッドもショーンもかつて所有していたポール・モッティも、オリジナルシャフト
いずれもが澄んだ良音を発した。

アダムで面白かったのは、今は廃版になったハウスキューのラインのシャフトで、
ある年代のロットの物がとても良音を発した。私はそのハウスキューのシャフトを
5本
持っていた。そのうち2本は先角を象牙(オリジナル内部構造)に交換し、
うち1本はザンボッティリングをプロに作ってもらい、14山のネジ山に交換して、
モッティのスペアシャフトに
していた。(カスタマイズメニューは先角、シャフト
テーパー、コピーリング製作、ジョイントネジ交換、ジョイントキャップ製作)

もう1本は現在メインキューのCシャフトとしてスペアにしている。Tカーのような
ものだ。
モッティ用もこのハカランダカスタム用も、とんでもなく澄んだ高音を発する。

AとBがモッティのオリジナルシャフト。Cが新規で作ったスペアシャフト。
Cシャフトで撞いた人は、これがアダムのハウスキューのシャフトであるとは
誰も思わないようだ。コピー・ジョイントキャップもモッティ・オリジナル・キャップ
よりも作りと仕上げが丁寧だったりするし(笑
オリジナルと判別がつくように、ほんの少しだけキャップ全長は長くしてある。
Buddy藤田さんは芸が細かかった。家庭環境の変化に伴う廃業が惜しまれる。


真ん中がモッティのスペアシャフト。


こちらは上側がハカランダ・カスタムのスペアCシャフト。これも撞球性能と
音が気に入っている。ラミネート材のように木目年輪が詰まっている。
こちらのリングは、近々、月初めに打診していた大阪のプロのリペア・マンに
コピー・リングを作ってもらう予定だ。経年変化したべークに色合わせも
してくれるそうだ。(ベークは空気に触れると変色していく。オリジナル
リングの輪っか部分などはすでに茶色ではなく極めて濃いこげ茶色になって
しまっている。バットのリングも上と下で変色度合が違ってきている)
出来上がりに満足がいく仕事であったなら、今後大いにブログやリアル人脈で
紹介していきたいと思っている。

このハカランダ・カスタム用のスペアシャフトのうちBシャフトとDシャフトはまだ

氏橋ブルー10トン締めを着けたままだ。そちらのほうが完全なスペアかもしれない。
メインシャフトはAシャフトの淡路亭製だが、1987年製が今でも現役で十分に
使える(というかメインで使っている)というのがなんとも頼もしい。



ノーマルシャフトにはある共通項がある。
それは、良音を発しないシャフトでも撞球性能が良好なシャフトはあるにはあるが、
良音を発するシャフトはほぼすべてが打球性能が合格点以上なのである。
音が良いシャフトに外れはまずない、と踏んでよいだろう。
いろいろな意味で、サウンドは大切だ。

タップを交換していたら、「何やってるんだろう」とばかりに不思議そうな顔をして
寄ってくる子猫。どうにか普通に歩けるようになった。元気回復。




様子を窺う。


タップを先角に接着して、板ヤスリでタップをしばき叩くとちょっと驚く。


でも興味があるから乗り出してきてかぶりつき(笑


犬は慣れたもんで「またか」と落ち着いてただ見てるだけ。


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さようなら。トウカイテイオー

2013年08月31日 | 時事放談



トウカイテイオーが死んだ。
25歳、人間でいえば80歳ほどだった。
私にとっては、シンボリルドルフの子というよりも、トウカイテイオーは
トウカイテイオーだった。
多くは語るまい。私より濃い競馬ファンに筆を譲ろう。
「安田さんとトウカイテイオー」、これが私の彼らへの思いのすべてだ。


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2010 ジャパンオープン

2013年08月31日 | ビリヤード



ハウスキューのようなスニーキーピートキューでサクサクと入れて勝つ
エフレン・レイアス、かっこいい。


2010年ジャパンオープン レイアスvs大井戦 最終ラック


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地球人の故郷 火星

2013年08月31日 | 時事放談


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やはり火星が地球生命の源か?
てか、私個人は地球の生命は偶然ではなく「造られたもの」であると思っているけど(^^;


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ロシアで対戦 ~エフレン・レイズ1999年~

2013年08月31日 | ビリヤード


穴、せっめえ~!!
まあ、もっともロシアのポケットビリヤードというのは、本来は
これくらいの穴で、人をなめてんのか?くらいに狭いのだけど(笑


試合はオランダの選手とフィリピンの世界王者エフレン・レイズ
との
対戦だが、エフレンも穴の中のクッションカタカタで外して
からは慎重に撞いている(笑

1/3


2/3


3/3



まあ、2005年から2010年まで存在したわが撞球会のクラブハウスの
華台も穴は渋くセッティングしていたのだけどね。


サイドのこの過激な絞り具合は国内の一般店舗では見たことがない。
穴からクッションがはみ出すほどに絞ってるし(笑
もっとも、一般店舗でこんなに渋くしていたら商売にならないような気も
するが、撞球室はテクニカル・トレーニング・ルームでもあったのだから
この設定で正解だったと今でも思っている。
ただ、メンバーは二分化した。
自分に甘い人は穴が甘い2番台でしか撞かず、自分に高いハードルを
設定する人はこの1番台でしか撞かなかった。
1番台で練習するとシュート力は上がるし、一球に対する入魂と集中力が
物凄く鍛えられる。
ただ、この1番台でもプレーヤーには二分化の現象が見られた。
入れだけに集中して手玉の出しが甘くなる部分と、出しについてもきっちりと
ハードルをクリアする部分と。
さらに出しをきっちりやる人間にも細分化がみられた。構造的に、出しを厳密
に設定しすぎるあまり、予定外の手玉の走りになった時に構想が総崩れに
なるのである。
私の場合はナインボールで9番まですべて手玉構想をすることはしなかった。
せいぜい3~4つ先の玉への構想しかしないし、いつも扇形のゾーンに手玉を
運ぶ構想にして、ピンポイント出しなどしなかった。
なによりも、ピンポイント爆撃ではなく、俯瞰するように全体を「景色」で見て
いた。
ただし、ボウラードや14.1ラックのエニーボール系の際にはかなり先まで
手玉の運びを設定構想した。
ボウラードはブレイクを毎回同じように割るようになれれば、すぐに200点以上が
連続するようになる。ヒネリは半タップ以上は使わない。そして「押し」を主体に
組み立てる。しかし、ゲームでの勝負強さとは別物である。私はブレイクでは
キューを投げるようにしてキューの重みだけで綺麗に毎回同じように割っていた。
普通に200点アップしていたが、最高点は256点どまりだった。今は全然玉が
入らない。この3年間で2回だけしか撞球をしなかったというツケが回ってきている。
先日、ガチで真剣にテラットの1.8穴台でボウラードを1ゲームだけやってみた結果は
以下の通りだった。AとかBとかは、これはネット上にあったアマチュアの実力目安の
ようだが、プロは常に300点近くを出すし、アマでも国内ランカーであるSA級も同様
の点数を普通に出す。151点以上がA級というのは甘いランク分けのような気が
する。A級といえば、ゴルフならばシングルプレーヤーのことだと私は思っている。
私などは自分はA級ではなくB2くらいだと思っているが、ボラで101点ということは
ない。
ボウラードにはボウラードの点数の出し方があるので、ナインボールやテンボール
の勝負に強いかどうかとはあまり関係がないように思える。ボウラードで300を
普通に出していてプロになった女子プロがトーナメントでまったく勝てなかった
事実があるが、やはりボラと試合は別物と考えたほうがよさそうだ。


ボウラードで点数アップするためには、たとえオープンフレームになってしまっても
そこで1ゲームを中止せずに、最後の10フレームまで撞き抜くことだ。ボウラード
から得るものは点数だけではない。
自分の中で乗り越えなければならない精神的なものを養うためにも、どんなに
悪いフレームスコアになろうとも、最終の10フレまで撞き切らないとならない。
ビリヤードはもともとがメンタルスポーツなのであるから、どんなに技術があっても
メンタル面がチビリだったら大成しない。
ただし、技術の習得よりも精神面が頑強になるのは難しい。技術習得というのは
ある程度のカリキュラムで習得できるが、精神面の強さというのは、持って生ま
れた資質が大きく作用するので、「自分の弱さと向かい合う強さ」というものが
要求される。
その「弱さと向かい合う強さ」は自己管理できるものとできないものがあり、自己
管理できないものについては生まれ持った資質に負うところが大である。
これは鍛えようがない。チビリ、ビビリ、自己制御不能の度合いが大きい者は
「超えられない壁」というものが確実にある。
また、無理して超える必要もない。自分に合ったスポーツや生活習慣を選択すれば
よいだけのことだ。撞球など苦痛だと思うのならばやめればよい。苦痛だと思う
限り超えられるかもしれない壁を自分でこさえているので、超えられるものも
超えられないのは確実だし、もしかしたらどうやっても超えられないものから
目を逸らしているだけかもしれない。すべてをポジティブに発想転換できなければ
メンタルスポーツなどできない。

知り合いで自宅テーブルのコーナーを玉1.5個分にした人がいるが、それは
やりすぎのような気がする。ネクスト出しの範囲が極度に狭まるし、実際に
撞かせてもらって検証したら、レール際にある的玉を入れるにはソロリとした
ショットのみしかポケットインしなくなったからだ。
やはり、1.7~1.8穴程度が適度な渋台のような気がする。
ただ、撞球室の華台のサイド・ポケットはエゲツナイほどに絞った。
しかも、キック・アウトしやすいように開口部と奥で開きに差を設けるような
セッティングにしていた。(コーナーも入口が多少大きくとも開口部と奥の差がある
ポケットのほうがインさせにくい)

仕事をリタイアしていつか自宅にプール・ルームを造る日が来たら、この撞球会
撞球室1番台と同じセッティングにしようと俺は思っている。


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泉田新潟県知事(記者会見)柏崎刈羽原発の再稼働について

2013年08月30日 | 時事放談



「経営と安全を天秤にかける」。
その危険性。
私は泉田新潟県知事の言に耳を傾ける。

今の御時世、票集めのために掌返しの言動を繰り返す傲岸不遜な自分のことしか
考えていない知事もいれば、この新潟県のような見識を持つ知事もいるんだね。

新潟県民、よくぞ選んだと思う。


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私がヱヴァンゲリヲン展が嫌いな訳

2013年08月30日 | 日本刀

国宝 来國光。御物、のち国宝。







私がヱヴァンゲリヲン展を嫌う訳。
それは、日本刀存続に命を張った戦後直後の先達の心を踏みにじる
ものであるからだ。

世界大戦で敗戦国となった日本。
戦後直後、ゼネラル・ヘッド・クォーターが東京に置かれ、日本は
連合国の進駐により統治された。
この時、地上から日本刀そのものが抹殺されようとしていた。
しかし、3名の日本人の努力により、GHQに日本刀の存在を認め
させることができた。現代刀工が作刀を許される環境を血のにじむ
努力により、彼ら3人は整えた。

そして、刀鍛冶であるならば、その時の経緯の深い部分、つまり、
公にはされていない真相についても知っているはずだ。
否、戦後生まれと
いえども、現代日本刀の存続そのものに関わる
歴史的な根幹部分、
歴史の裏側の真実なので、刀鍛冶であろうとする
ならば知っておかねばならない。知らない刀鍛冶は
刀鍛冶ではない。
私が言うのは、記録に残っている表層ではなく、深層部分での
GHQへの交渉がどういった内容で行なわれたかということだ。

日本刀が日本刀として認められ、「現代刀」としても刀鍛冶が
美術刀剣を作ることができるようになったのは、訳のわからない
ベベ着せた客寄せパンダに鋼と炭と労力を費やすためではない。
戦後、国が消滅するかのどうかの瀬戸際で、深いところでの交渉が
心ある日本人たちによって成された。

その結果、日本は皇室が存続し、日本刀も地上に残すことができた。
戦後直後の先人の努力の結果のひとつとして現代日本刀を製作して
よいという結論が出た。
ゲテモノ展は、その先人の努力とどのような日本刀を残し伝え、また
目指して作っていくかという方向性を明らかに踏みにじるものだ。

刀鍛冶であるならば、その戦後直後の真の事情と交渉過程を知らない
とは言わせない。書籍などで「公的」に記載されている上辺の類のこと
ではない。
真実はどのようなことが成されて今の作刀できる環境があるのか、と
いうことだ。
刀鍛冶であるならば、親方から含め伝えられている筈だ。
ましてや日刀保の刀工試験を経て刀鍛冶となった身の上であるならば
なおさらだ。
敗戦後、GHQが絶対権力を持つ中、連合国総司令官の権限も「絶対」
だった。
そうした中で、現在、日本刀が存続して作刀ができる環境はなぜできたのか。
無論、新作ゲテモノ展が目指す方向性とは180度異なるのである。
知らなかったら親方・師匠に訊け。親方・師匠が知らないならば、さらに
古人に尋ねよ。古人が故人となってからでは遅い。
そして、「来國光」を見よ。そこに何が見えるかを見よ。
もし、見えないならば、自分が日本刀と関わる如何なる存在であるかを
疑ったほうがいい。
少なくとも連合国総司令官は、貴君よりは見るものが見えた。
ヱヴァ展の方向性で現代刀を作るのであれば、この地球上から日本刀は
消滅していたのだ。
ヱバヴァ展を「日本刀を知らない世代に日本刀を知ってもらう良い機会」など
とするのは戦後史の清算、歴史捏造、「現代刀」の存在意義の本質的隠蔽
という行為なのである。
てんで話にならない。


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安芸国大山鍛冶(現広島県東広島市)

2013年08月30日 | 日本刀

  





ナカゴの錆色が良い。
天正八年というと1580年にあたり、織田信長が死ぬ2年前だ。
天下はいよいよ統一されるかどうかという時期だが、まだまだ群雄割拠の
名残がある戦国時代最末期にあたる。
黒澤明監督の映画『七人の侍』の時代設定は天正十四年(1586年)であるので、
この刀が作られた6年後ということになる。
1580年は2013年の今年から433年前になる。
その頃に出来た刀が現在まで残っているというのを考えると、やはり日本刀
というのはすごいなと思う。真綿にくるんで未使用で保管されてきた物では
なく、「常に備えあり」として研ぎあげられて武器として慎重に保存されてきた
ところがすごいと私は思う。こんな武器は世界中探してもあまり存在しないの
ではなかろうか。
骨董品ともいえる400年以上前の武器が現在でも実用に十分耐えうる状態で、
かつ美術的にも鑑賞に値するというのは、世界史の中でも特異なことのように
思える。

この私の安芸国の刀は、一見がさついた肌物の地鉄のように見えるが、子細に
見ると縮緬のような
よく詰んだ鍛え肌が沈んでいるのが分かる。
刃文は直刃風であるが、これも新刀肥前刀のような直刃ではなく、ほつれ刃や
二重刃を交えながら古雅な小乱れが
連続している。
古刀は鑑賞していても面白い。鋼の変化を観るのが面白い。
新刀で相州風が人気を博したのは、新刀期の刀が地鉄や刃の見た目が
ノッペリとし過ぎていたから変化が見える相州風に人気が集まったのでは
なかろうか。
ただ、新刀と古刀を並べて見ると、新刀が気の毒なほどに素っ気ないことが
分かってしまう。新刀鍛冶にも美術刀剣的鑑賞の見地からも名工はいる。
これは凄い、という作も何度も見た。
しかし、古刀と比べるとやはり気の毒になる。
江戸慶長期以降のいわゆる「新刀」で国宝に定められている刀剣は一口(ひとふり)
もない。

古刀と呼ばれる刀は、作位が低いとされる刀工の作でも、粗見すると単調に
見えたとしても落ち着いて見ればその実は地鉄の働きに言い知れない
深みが
あることが伝わってくる。
そして、刀工の心がだんだん刀身に浮かび上がってくる。

刀というのは、一口一口で表情が異なるのが観ていて楽しい。


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100円カレー ~尾道~

2013年08月29日 | ビリヤード



尾道テラットは毎週木曜日はファン感謝デーとして、特性お手製カレーが
100円なのである。サラダも100円。合計200円。
カレーは毎週味が異なる。
業務用カレーではなく、第二店舗出店にむけてカレーの研究のためにも
いろいろな味を研究しているという。

仕事が終わって遅い時間に友人と二人でカレーを食べに行った。
カレーも美味しかったが、お手製サラダドレッシングもかなりウマい。

食後、同行したミソネタ・ファッツと軽く撞いた。



ミソネタ・ファッツの別名はアーチトップ・ブースカ。
愛キューはペシャウアーだ。
全日本1/10トン倶楽部の会長なのだそうだ。
しかし、絶対に120kgはあると思う(笑
マツコデラックスのスリーサイズは上から150、150、150
らしいが、彼も近いものがあると思われる。

ナインボール5先を5回やって帰還。


 


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タップ

2013年08月29日 | ビリヤード

ビリヤードのキュー先に着いている革のパーツを「タップ」という。
英語では tip(発音記号【típ】) である。「先端部」という意味なのだが、
日本語ではなぜ英語での「コツコツ叩く」という意味の「tap(発音記号【tˈæp】)」
という呼び方をするのか、その来歴は定かではない。(タップダンスのtap)

私が好むタップは一枚革のタップだ。
銘柄はシャンディバートのチャンピオンが一番好きである(フランス製)。
ただし、プレーに使えるコンディションとしては、近年流行の積層タップと異なり、
一枚革タップはある程度の「撞き締め」が必要となる。
何時間か玉を撞き続け、手入れを続けて行くうちにタップが程よく締まってきて、
良好な撞球反応を示すようになるのである。
撞き締めの時間はタップにもよるが、大体15~20時間程度だろうか。
そのため、最初からそれに近い性能を出させるために昔はタッププレス専用の
バイスでタップを締めこんだ。
ただ、私自身はプレスで強制圧縮するよりも、玉を撞いて撞き締めて行ったほうが
よいタップに育つような気がする(気がするだけかもしれない)。
だが、トーナメントプレーヤーはそのような時間をかけていられないので、即戦力
となるようにタップを強制的に機具で締めていたのではなかろうか。

これは工業機械のプレス機。タップ専用の器具もこのような
形をしていた。画像のこれは工業用に精度が出ている物で、
これで価格は13万円以上する。
昔はこれと似たタップ専用器具で一枚革タップを締めこんだ。
きちんとした撞球場には必ずタップ締め器具を置いていた。



こちらも工業用小型プレス機。価格は50万円近くする。



私が毎日のようによく撞いていた頃は、凡そ3週間~4週間に1個タップを着け替え
ていた。

タップはなめして加工してある「革製品」であって「皮」ではないとはいえ、天然素材の
消耗品なので、やはり賞味期限があると感じる。

個人的な好みの問題としては、積層タップは薄革貼り合わせ用の接着剤で手玉を
撞いているような
ペチペチする音が嫌いで、あまり好んで選択することは少ない。
交換したばかり
の時は、玉を撞くと「ボンボン」という音がする。あれは私は更に嫌だ。

先日交換したメインシャフトのチャンピオンは、今現在ちょうど良い撞き締め終了の
期間に入った。カキン、コキンと良い音を響かせる。
また玉を撞いてもタップに残存する変形が見られなくなった。
ただ硬いのではない。程よい弾力がある硬さの状態なのである。
今が一番旬の季節だと思う。


私のキュー先は象牙先角もタップも、ある目的のためにテーパーをつけています。


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映画『エクスペンダブルズ2』

2013年08月29日 | 映画・ドラマ



一昨夜泊まった宿で『エクスペンダブルズ2』を観た。
ヒドイ。ひどすぎる出来。
心のきしみと悲哀を描いていた点で、前作のほうがずっと良い。
『2』は前作にも増してスタローンによる能天気な自己満足映画だ。
基本的に頭がよくない映画。
ドカーン、チュドーン、バリバリ、バーン、のみという映画だとしても、もう少し
作りようがあるだろうに。映画館で観なくてよかった。(前作は劇場で観た)


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プラクティス

2013年08月28日 | 外出・旅


出張帰り、福山インターで下りる。ロングドライブの締めはここ福山で休憩する。
昨夜も今夜も食事していない。
飯食うよりも玉撞く時間が惜しい。
睡眠を削って仕事をするが、睡眠を削って玉も撞く。
勿論、昼間は昼間で働いている。
普段酒は殆ど飲まない。

マスターT(広島県代表選手)に相撞きをお願いした。
プレーをくまなく凝視する。
得るものは多い。
マスターTのプレーで、瞠目するセットが3回あった。
1セットの中でクラスター(玉と玉の密接塊)が3ヶ所あるのをすべて割っての
マスワリもその一つだった。

23時を回り、店の集計のためマスターTが相撞きを終了。
私は23時過ぎに店に寄ったマスターSに相撞きを依頼した。(ジーボーは3人の
共同経営)
マスターSは昼間は塾の先生をしている。塾の仕事が終えてから毎日店に
顔を出す。
マスターSはナインボールの5先(5セット先に取ったほうが勝ち)をやっても、
3マスか少なくとも2マスはマスワリ(ブレイクから9まで1キューで取り切り)なの
だが、マスターTとは取り方が異なる玉筋なので、これも勉強になる。
これも、自分が待っている間は相手のプレーを凝視する。相撞きの時間は大体
20分。私は1番からの取り切りは2度しかなかった。

上級者と撞くと楽しい。
キューを握らず待っている時間が長くとも、見ていて学ぶことが多いからだ。
見取り稽古の大事。
居合と同じだね。
見逃さずに観察して、取り入れる。自分とスタイルの違うところも積極的に
研究して一人撞きの時に検証する。自分の思い込みによる自分勝手な玉は
撞かないように気を付ける。
これまた居合と同じプラクティス過程のように思える。


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姫路

2013年08月27日 | 外出・旅


仕事が終わり、食事タイム。食事しないけど(笑

君はビューティフォー(笑


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犬と猫

2013年08月26日 | ポチたま

夜、家で寝っ転がってボクシングを見ていた。

すると2週間ほど前に道路で死にかけていたのでレスキューした子猫が
寝っ転がっている私を見つけて、



ようやく体調が回復して歩けるようになったもんだから、スリスリと
寄ってくる。
ノミは完全駆除して体も洗ったから綺麗だし、病院にも3回検診に
行って健康状態良好だから、
寄ってくるのは別にいいのだけどね・・・
いいのだけど・・・

あちきの枕を占領してしまう。




遊んでるわけじゃないのに、こいつが「俺も俺も」とハフハフとやってくる。


でもあまり相手にしないと・・・

いじける。

おまえ、なんなんだよ~。そのポーズは。
俺はボクシング見てえんだよ~。


それを見つめるおばさんの顔が怖い(^^;


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教則本の嘘

2013年08月26日 | ビリヤード

スポーツの教則本は、基本的な一番大切な所で間違ったことが書かれて
いる
ことがあったりするのですが、きょうはビリヤードのオハナシです。

ほぼ100%のビリヤード教則本は間違ったことを書いている部分があります。
それは、撞球というのは「キューを真っ直ぐに出して撞く」というのが基本中の
基本なのですが(手玉に特殊な動きを求めるためにわざと横に払ったり、
上から撞いたりするショットもあるが、基本は水平)、その際の説明部分が大抵は
不完全なの
です。

<振り子の原理の誤りについて>
大概の教則本は「キューは地面と水平に」と書いてあります。
これはいいのです。基本的なことをごく初心者に教えるにはキューはできる限り床と
水平に保つことは間違いではない。
だが、次が問題なのです。
手玉と的球の重なり具合の厚みを見て、キュー先で撞き出す手玉の撞点(どうてん)
にタップを狙いすませて、そして撞く。
撞く前には撞点が狂ってないか、厚みがずれていないか、キュー出しのストロークが
ぶれていないかなどを確かめるために、ゆっくりとキューを前後に何度か振ります。
この撞く前の予備ストロークの時に教則本は「肘からつり下げた振り子のように振る」
と必ず書いてあるのです。「つり下げた」は正しいのですが、「振り子」という表現が
大問題なのです。
さらにその振り方で「キューは床と平行に」と教えようとしている。

人間の肘から下は伸びたり縮んだりするゴムではないのですから、これはできません。
振り子のようにキューを振ったら、テイクバックの時はキュー尻が上がり、撞き出しの
時もキュー尻が上がってしまうのです。つまり上下方向に対して斜めにキューを
撞き出すことになります。キュー出しの理想形は下図の赤ラインです。
インパクトポイントは肘の真下に拳が来る位置が基本ですが、様々なショットに
よっては、あえてずらすこともあります。

肘を動かさずキューを水平にストロークするためには、振り子のように振っては
水平ストロークにはなりません。

海外の動画サイトなどでも初心者にストロークを教える動画などこのような誤った
説明が多くアップ
されています。

撞き出した時にこんなにキュー尻が上がってしまっては、キューのシャフトは
ブリッジで固定されているのですから、キュー先「水平」ではなく
狙ったエイミング
ポイントよりも下に撞き出してしまうことになります。

それなのに肘を固定して撞くように指導する。

下に撞き込むとどういう現象が起きるのでしょうか。
それは、水平撞き出しと手玉の同じ場所(撞点)にタップが当たろうとも、
キューの延長線上は下に向かっているので、実質は下に対するスピンを
かけたことになり、マッセと同じような現象が起きるのです。

的玉との厚みが合っていれば、これでも的球はポケットインします。
しかし、「ドローショット=引き玉」になるので、手玉の次のポジショニングは
引き玉の軌跡で組み立てないとならなくなってくるのです。



さらにキューを立てた場合はわずか1ミリでも撞点が左右にずれると手玉にカーブ
が出てしまう。これもショットがマッセと同じになっているからです。
しかし、「床に水平に撞く」というのは一般論(あくまでも一般的なショット)としては正しい
でしょう。
ではどうすればよいか。

それは、腕の回転する部分である「肘」と「肩」を連動させて、肘を動かすのです。
但し、同じ回転する関節でも、肩の位置はそのままで肘の位置は回転しながら前に
送り出します。
さらに、キューの握り方(本当は握らない)も大切で、ムンズと握り締めていては
キューも利きませんし、振り子原理でキューが上下に動くことになります。
そのキューの上下運動を押さえて水平に撞き出すためには、「手(掌と指)」を
使います。

具体的にはどういう使い方をするかというと、テイクバックの時に手の指は、指を揃えた
ジャンケンのパーというか握手を差しだす時の手の
ような(あるいは敬礼のような)状態
にして予備ストロークと同じ軌道にキュー尻を持って行きます。

そして、撞き出す時には肘を前に送るような感じにするのです。キュー先で撞くの
ではなく、キュー尻を真っ直ぐに手玉に当てるような心持ちでキューを運びます。
力ではなく、しなやかに、手の内を利かせて、キューの重みを手玉に伝えてやる
気持ちで切れよくスパンと撞きます。(繰り返しますが力ではありません)


この画像のショットは、2番ボール取り出しの後、3番と4番が重なっていて、
次に
入れる穴が限定されているため、「狙った通り」に2番を入れながら手玉で
3-4番
を割りに行ってます。
そのため、通常の引き玉では弱いため、勢いのあるいわばマッセのような活力ある
手玉のスピンドローが欲しいので、やや意図的にキューを立てて下に撞き下ろす
ドローで手玉に強いバックスピンをかけています。

そして、結果は狙った通りの角度で3-4番に当てて取り出し易いように割って
います。偶然に「割れた」のではなく、狙った角度で手玉を当てて「割って」いるのです。

(すごい色のラシャですね(笑)。ただし、この店はこの台のラシャのみがシモニス860で
ラシャがとても重くて玉走りが悪いためキュー切れの差が出やすく、またポケットも渋めの
ため、この店では好んでこの台で撞いていました)

ビリヤードはキャロムビリヤードもポケットビリヤードも手玉を制御して自在に操るのが
技術の中心コア部分です。
勿論、キャロムは手玉を的球と先玉に当てること、ポケットやスヌーカーは的球を穴に
落とすことは大前提で、そうした当たり前のことの先に「手玉を次にどこに持って行くか」
という命題があり、その命題こそがビリヤード(キャロム、ポケット共に)の主軸となって
来るのです。
勿論、的玉を入れながら手玉を任意の場所に運ぶのは、台上の玉をすべて取り切る
ためです。ナインボールもテンボールもローテーションも14.1ラックも、1キューですべてを
取り切るのが理想形です。

先玉に当てる、穴に入れるのは当たり前。メインディッシュはその後に控えているのです。
でも、先玉に当てたり(キャロム)、穴に入れたり(ポケット)は、決して前菜ではなく、
メインディッシュに限りなく近いものでもあるので、キャロムならば当ててナンボ、ポケット
ならばポケットインさせてナンボの世界でもあることも確かです。
ただし、A級クラスになるとめったなことでイージーな玉は外しません。SAやプロになると
もっと外さないし、極めてシビアな玉撞きをします。
AとSAとプロは「ボウラード」などをやると
点数はさして変わりませんが、Aとプロでは
「玉の取り出し」、「テーブルの支配の仕方」、
「手玉の制御の仕方」がまるで違うことが
多いのです。

つまり、野球のプロ試験で50m走、100m走、遠投、打撃において現役プロと同じような
記録が出せても、現役で
プロの世界で活躍している選手は、基礎体力や技術ももちろん
優れてはいますが、「試合」における「組み立て方」、
「敵軍攻略の仕方」、「作戦の抽斗の
多さ」「技術の発揮のしどころ」がアマチュアとはまるで違うのです。

プロはプロフェッショナルですから、プロとしての「戦うための奥深さ」を備えているのです。
ただし、ビリヤードの場合、プロ試験はボウラードで一定得点が出せて、学科も受かれば
プロ試験は合格します。

しかし、問題はプロになってからどうなのかであり、トーナメントプロは全国を回る試合の
ツアー
で勝負の世界に入るのですから、やはり資格試験のようにプロ試験を受けただけ
ではない
のです。「選手」であることこそが本当のビリヤードのプロといえるでしょう。
そして、本来はプロスポーツはその専門職のみで生活が成り立つべきなのですが、
ビリヤードの場合はなかなかそのような環境にはなっていません。


さて、ビリヤードの基本は「水平に」「キュー先からキュー尻まで」「真っ直ぐに」撞き出すこと
です。
撞くためにはキュー先が移動する「撞き代」が必要で、タップと手玉がヒットした後もキューを
前に出す気持ちで撞きます。ゴルフや野球のスウィングと同じ、日本刀の切り下ろしと
同じです。慣性力を伝えてやるためには当たったところでピタリとは止めない。
これをフォロースルーといいます。
ビリヤードの場合はテイクバックからインパクト、そしてフォロースルーが一連の動作の中で
淀みなく一直線に成されることが大切です(意図的にスィープ=掃くように払うショットもある)。
そのためには「振り子理論」は厳密には百害あって一理なしといえるかも知れません。

<キュー切れについて>
手玉に活力ある動きをさせることを「キュー切れがよい」とか「キューが利く」とかビリヤード
では表現します。
キャロムビリヤードのスリークッションやアーティスティックではキューが切れなければ競技に
なりません。
また、ポケットにおいても、自在に手玉を押したり引いたり、あるいは横のスピンをかけたり
しないとならない場面が多くあります。
その際には、やはり「キュー切れよく」撞く必要があります。
手玉のド真ん中を撞くのは始めたばかりのごく初心者のみの段階で、手玉を自在にポジション
しようと思ったら、手玉の上下左右の撞点を撞いて手玉にスピンをかけて、的玉をポケット
した後に手玉を次の的玉を入れやすい場所まで移動させます。これを連続してすべての
玉を繋いでいくのがポケットビリヤードで、これをポジションプレーと呼びます。
ポジションプレーのためには手玉の制御が絶対に必要です。自在に任意の場所に手玉を
持って行ける技術がないと全部の玉をノーミスの1キューで取り切ることができないからです。
対戦相手も全部取り切る腕と気持ちを持っているのが常ですから、相手に一度もキューを
握らせないつもりで撞き抜くことがベストです。

キューを切らすには、あまり手玉の端っこを撞いてもキューは切れません。
ドローなどは下を撞けば撞くほどスピンがかかると思いがちですが、実は若干(ほんのわずか)
キューを立てて、手玉の真ん中寄りの下を突き抜きます。その方がトルクが乗ったショットとなり、
キューが利くのです。
こうした特殊なショットの場合は、キューは水平ではなく「立てぎみ」に撞き出すようにします。
フォローショットの場合は、下から上へ撞き上げるショットはなかなか困難ですので、キューを
できるだけ水平にして真ん中寄りの上を撞くと端っこの上を撞いた時よりもキューが切れます。
ただし、手玉が完全にラシャに接地しているならば、押し玉に限り最初の撞き出しの瞬間から
手玉は完全円周回転をします。シュルシュルとスピンしながら進むことは物理的に現象として
あり得ないということが実験から明らかになっています。手玉が一度止まったように見えて、
そこから一気に強烈な前進を開始するのは、あれは実は手玉が微妙にラシャから跳び上がって
空中で空転しているのです。
ただ、ドローの場合は接地していても逆回転の空転スピンがかかります。不思議ですね。
このフォローショットが撞き出した瞬間から完全円周回転をするという物理現象についても、
旧来のビリヤード教本は誤った記述で「強烈な前進回転によりスピンしてそして前に進む」
というようなことをどの教本も書いてあります。
しかし、これは近年のハイスピードカメラによる実験で、物理現象としてはそうなっていない
ことが発見されました。押し玉に限っては、手玉がラシャに接地している限り、最初から
手玉1回転分で円周の距離を進むのです。車やバイクのホイルスピンのようにギュルギュルと
止まって回転しているように見えるのは、実は手玉がラシャを離れて空中で空転しているだけ
だったことが科学的に判明しているのです。そのジャンプが撞いた瞬間には肉眼では視認
できなかったので、フォローショットにおいてもドローと同じように手玉がギュルギュルとその
位置で回転しているように今までは錯覚していたのでしょう。
ただし、教則本のほぼすべてが、重版を重ねても、その部分について訂正をしていません。

それと、「キュー切れ」というのは、なにも手玉がギュインギュインと台上を走って動きまわる
のが「キュー切れ」ではありません。
手玉の移動距離が短くとも、狙った通りにキュッ、キュッと生き物のように手玉を動かして止める
という活力ある手玉の動きをキューさばきによって実現することを「キュー切れ」というのです。
そういう意味ではパンチショットで手玉を横に出す技術や、「殺し玉」と呼ばれるしなやかな
下撞き逆回転が的球に当たる瞬間に正回転になるために的玉に当たった瞬間にストップ
ショットになる撞き方も「キュー切れ」の範疇にはいるといえるでしょう。
逆にキュー切れの悪い、キューを利かしていない玉というのは、手玉がコロコロと慣性で
転がって自然に止まる玉で、意図的にそういう撞き方をしたのではなく、常にそのような
転がし玉を撞くのは「キュー切れ」がほとんど無い撞球といえるでしょう。

キュー切れよく、キューを利かせて撞くととこのようなショットもできます。

私も状況によってはこのような玉出しをすることがあります。
キューを切らせて押しのスピンで平撞きなのにマッセのような円弧軌道を描かせるのですが、
押しが利いているのでクッション側からはバックスピンとなるため、ピタリと狙うところに失速
させて止められるので、転がし玉よりもある意味楽で確実な取り出し方でもあるのです。
そして、玉の配置からいうと素直に引きで箱玉で回すよりも、あの玉筋で出すラインのほうが
8番にかぶらないのでリスクも少ない。

こちらはフォローの練習をしているようです。
キューが切れているので、手玉の動きをよく見てください。

キューが良い音がしていますね。この人のキューもフェルールは象牙なのかもしれません。
注目してほしいのが、力を抜いてしなやかに撞いた時のほうがキューが切れている
ことです。


キューを真っ直ぐに水平に撞き出すためには、肘を固定する「振り子理論」は誤りだといえます。
そして、事前ストロークも、場合によっては必要がないこともあります。
ただし、2~3回の事前ストロークでタイミングを計ったり、キュー出し方向が合っているかを
確認するのはショットの正確性を期すためには有効で、その意味で一般的には事前ストローク
をすることを基本としているのだといえるでしょう。
マッセなどの場合には何度も事前ストロークしますよね。
あれは、それだけ「ミスが多いショット」だから、事前ストロークで何度も確認しているのです。
勢いをつけるためではありません。
それと、上級者は自分のリズムを持っているので、毎回ほぼ同じ事前ストロークでリズムを
刻みます。これはエフレン・レイズの「スッスッスーッスッ、スコーン」という彼独特のリズムなどが
そうで、アール・ストリックランドなどのプレーヤーたちも自分独自のリズムを刻んでからショット
を繰り出しています。
もちろん、私にも私独自のリズムがあります。



きょうは、「あまりビリヤードを知らないけど、ちょびっとだけやったことがある」という人向けの
ビリヤード四方山話でした。


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