渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

レム睡眠の作る世界

2004年08月29日 | 内的独白

昼寝しました。
スローバラードの曲が浮かんできました。
歌詞も曲と同時に浮かんできてます。
ピアノのイントロで始まり、Bメロの部分でドラム、さらにストラトキャ
スターのエレキの音が鳴くようにオクターブを駆け上がっていく。
そして、音が一瞬止まってからドラムがダン!ダダン!と入り、サビの部分
でエレキは最も高音になり、ピッキングハーモニックスを交えながらドラム
とキーボードと重なっていく。
夢の中で作曲しているようです。
何度も、忘れないようにと初めから曲を反芻しました。
「ああ、やっとバラードが出来た。さてと」
と思ったところで目が覚めた。

まったく曲の中身を思い出せません(涙)
サビが終わって間奏に入るときのドラムのリズムとエレキのメロディライ
ンだけ少し頭に残ってますけど。。。。

こんなことって、貴方もありませんか?


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再生

2004年08月28日 | 内的独白

思い出深いキューがリペアから戻ってきた。
キュー尻の破損部分が綺麗に直っている。
旋盤を使ったスクラッチビルドでの特殊プラスチックブロックからの削り出
しによる工作。
新規糸巻き交換。
ウレタンクリア再塗装。
すばらしい職人の手業できっちりとした仕事をしている。
2本目のスペアシャフトの先角をポリッシュしたときに新たに亀裂が発見
された。
本体が返ってきてから、その部分のみを再度リペアに出した。
それが本日戻ってきた。
これまたすばらしい仕事。
設計図のような図面とカルテまでつけて納品してくれた。
ここまで再生させてくれた職人さんにひたすら感謝。

試し撞きしてみた。
以前このキューが放っていた抜けるようなキューンという独特な澄んだ打球
音だけは、復活しなかった。
玉を撞いたときの振動はキュー先に付いているタップという革から象牙の先
角に伝わり、その下のシャフトと呼ばれるロックメイプルの棒を通り、バッ
トというキュー本体を抜けて、キュー尻にあるバットキャップへと抜けて行
く。

このキューはバラブシュカという歴史的に有名なキューをお手本にしている
ものだが、キャップ部分は他のキューと違って特殊な構造となっている。
ショーンというメーカーは、オリジナルバットキャップと先角の特殊な構造
により独特な澄んだ音を醸し出している可能性がある。
だがバットキャップは耐久性に難が残る。
今回のリペアは、リペアマン独自の工夫を加えたもので、耐久性はオリジナ
ルエンドキャップよりも理論上向上している筈だが、内部構造上、打球音質
はオリジナルに比べて低音にならざるを得ない。
バットキャップによる音質の違いは、竹の節の長さによる打音の違いに似
て。

1984年製ショーン。
ドイツ語で「美しい」という名のキュー。
元楽器職人であるボブ・ランド氏が作り出したこのキューは、不慮の破損
事故の後、打球音こそ低音になったが、今美しく蘇った。
長いつきあいが、再び始まる。

【リペア中画像特別公開】
(プラブロック削り出しによるバットキャップが装着されて再生途中の
 ショーン。この後、糸巻きと塗装の最終仕上げに入る。
 バットスリーブ部分はチューリップウッドに黒檀のインレイ。
 さらに黒檀の中には象牙のダイヤモンド形インレイ。 2004年6月撮影)

http://kelu-cafe.com/pool/Schon_endcap.jpg


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ということで

2004年08月27日 | 内的独白

そこな友人約1名。
頑張りなさい。
あまり、自分の固定概念で相手の気持ちを推し量ることは
しない方がいいと思うぜ。
人生にドカン撞きは禁物だ。
(って偉そうな事200%言えない俺だが)

まあ、将来「あの時は犬も食わぬ」というあたりの笑い話に
ならんことを ☆⌒(*^ー゜v


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およしなさいよ

2004年08月26日 | 内的独白

もう答えを出されたのだから、このまま黙っときなよ。
そこは事実と違うと言いたいことがあるのは、俺にもわかる。
そりゃあ人情だ。
でも、聞くと、幸せそうな暮らしを始めるっていうじゃねえか。
黙ってそっとしといておやりよ。
なあ。気持ちはわかるが、そいつは野暮ってもんだ。
睡余の前に一縷の光を見ただろう。
お前さんも男だ。
それだけで十分じゃないか。

(1983年弥生)


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そしてまた

2004年08月24日 | 内的独白

何事もなかったように日常に戻って行く。
初めから何もなかったように。
毎日のように何かを求めるように出かける人。
渓を彷徨い歩いて心の旅を続ける人。

舞うように飛ぶメイフライは、羽化してからは水も餌も口にせず
やがて落ちて死んでいく。

時計はクルクルと数年逆転して。

唯 春の夜の夢のごとし


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淋しいできごと

2004年08月23日 | 内的独白

その日、その男は様子が変だった訳ではない。
見るからにホクホク顔で週末の試合会場に赴いていた。
だが、試合開始前に店のオーナーの振る舞いに憤慨し、試合を実質的に
放棄した。
実はかねてより店のオーナーの言動についていろいろ思うところが
あったのは私も一緒だった。
このところその店の集客率が極端に落ちている。
深夜、私と二人だけになったとき、オーナーがまた始めだした。
私は言った。
「そがーに客の悪口ばぁ言いよると、だぁれも客が来んように
なるでぇ、マスター」
しかし、オーナーはその場にいない人の悪口を片っ端から始める。
きっと私もいないときは言われているのだろう。
それだけではない。
接客以前に、自分中心の言動が甚だしく、唯一日参していた常連客たちも
実は辟易していたのだ。
常連客同士はとても仲がよいし、第一、わが身のことだけを考えている
いやらしい人物がいない。
客の質はすこぶるよい。
まさに紳士の競技、ビリヤードの客たちだ。
ただし、人としての資質とか私がとやかく言えた義理ではないが、その店の
オーナーには、幾度も苦汁をなめさせられた経験を私も持つ。
しからば、何ゆえにその店に常連客は来るのか。
台とボールとチョーク(すべり止めの青色の四角い物体)の手入れが素晴ら
しいのだ。
全国的にも、これほど手入れが行き届いた店は少ない。
私は、朝一番で台を隅々まで丁寧に掃除し、ボールも台もプレーを終えて客
が離れるたびに磨き上げているオーナーの姿を見ている。
ビリヤードが好きなのだろう。
だが、人づきあい、客商売は向いていないかも。
あまりにも自分のことだけに興味がある人(=他人の精神状態とかにはお構
いなしで自分の希望だけを常に相手に求める)であって、自分中心の世界の
住人だからだ。
人に対して、店の中でそれをやらかす。
球のことだけでなく、人のあり方までどう聞いても独善的なところで言う。
それを言われた方は「今は黙っていてくれ」と応える。
すると、その対応を捉えて、オーナーは「俺のことをないがしろにした」
と言い切り、「もう(あんたは来て)いらん」と切って捨てるのだ。
それで「最近集客率が悪いけど、どうしたらよいだろう」と相談されても
こちらが困る。
いろいろアドバイスしても聞く耳持たないし、返って助言したこちらが
他の人に対して悪者にされて言われるのは経験済みだ。

そして、その男は試合前のオーナーの態度にキレて、すべての球をドカン撞
きして試合を投げた。
どんな事情があるにしろこれは赦されざることで、対戦相手に失礼だ。
試合途中で諭したが、これまたこの男も人の言うことに耳を貸さない。
やれやれ。
だが、オーナーとは違い、アドバイスした者に対して「私に嫌なことを言っ
た」というような逆ギレでグチグチと執拗に絡み返すことはしない。
男は、
「もう二度とこの店には来ない」という。
言ったそばから、貯めていた数時間分の無料券を人にあげてしまった。

さて、深夜1時過ぎに試合は終わった。
閉会の後、半年通い詰めて懇意になっていた常連たちを私が初めて食事に誘った。
実は、その男の気持ちを周りの連中は察していて、私の誘いにあれよという
間に14名がついてきてファミリーレストランに行くことになった。
席について古老の常連が言う。
「きょうは○○ちゃんの送別会になっちゃったなぁ」
優勝、準優勝、3位に入賞した人も席にいた。
彼ら3人は、大会の賞金をここでの飲食代に放出するという。

食事の合間の会話は、その男をなぐさめることはしないが、発言や振る舞い
から各々方の彼への気遣いが感じられた。
これは「不満を組織する」というような変な仲間意識のような類のものでな
く、独立した諸個人がそれぞれ彼に対して気遣いをしていたのだ。

朝4時を回る頃、古老が
「よし。球でも撞きに行くか」
と言い出した。
数時間後に仕事がある人間を除き、全員が別の店に繰り出した。

国際的に海外からも選手を招いて試合を開催したことのある店だ。
その店の入り口付近の壁に、その店主催の大会の成績が厚いアクリル板で
掲げられており、見るとの1998年の準優勝の欄に私の名前が刻まれていた。
私はこれまで2度、キューを置いている。
1991年から1997年までと1998年から今年の2月まで。

今年の2月からは、その男と撞き始めたのだった。
その男は自分のキューを新調し、黙々と球撞きを勉強して来た。

別な店では、プロを交え、夜がすっかり明けるまで楽しく撞いた。

店を出て、駐車場で手を振ってみんなに別れを告げたその男は、車まで戻る
と沈むように乗り込み、見ているとすぐに大イビキで眠りだした。
私も、私の車の運転席で男どもの心意気を思い出しながら、それに浸るよう
に穏やかに目蓋を閉じた。

男が傷ついた店の名はビリヤード曙、マスターの名はセキトウという。


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大河ドラマ 『新選組!』

2004年08月22日 | 映画・ドラマ

山南敬介は従容として逝った。

心の底では互いにわかりあえているのにうまく行かない関係。
コトバには出さないが男を気遣う男の気遣い。
幾度も幾度も、無言の気遣いがささげられる。
それは表立ってコトバとして出されることは決してない。
しかし・・・・。

土方が声を上げて大声で泣いたのは、多分この劇中では最初で最後に
なるだろう。

このドラマの出演の役者のだれもが「この回が全編の中で一番胸にきて、
脚本を読んで泣いてしまった」と専門誌のインタビューで語っていた。
この回だけは数ヶ月前から見逃すまいと思っていた。
この番組、視聴率がどうの、アイドルを役者として使っているからどうの、
という声も多いらしい。
しかし、普段テレビをあまり見ない私は、このドラマだけは続けて観てい
る。
役者の演技が演技と思えないくらい「人と人の心のやりとり」が深く
広がる。
役者の演技がドラマの上での「作り事の演技」に見えない。
私の中では『春の坂道』(1971年)以上に、最高の大河ドラマとなっている。

山南の回。
観て、泣いた。


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つかれてんだよ

2004年08月20日 | 内的独白

あくまでも仮の話だけど。

ゆっくり眠りたい。それだけなんだよぅ。
こんなときにはくどくど言わないで、さらりとお茶でもだしてくれ
よぅ(><)

という泣き言をたとえ外でどんなことがあったとしても、家では決して
言ってはいけません。

よい子は真似しないように。


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平和の祭典 ギリシア プラスチック 丸い球

2004年08月15日 | 内的独白

尺八のような笛の音に誘われて、テレビから流れるギリシアでの五輪開会式
の様子を見た。

私たちの生活になじみ深いプラスチックの語源は、ギリシア語のplastikosか
ら来ている。
元々は「塑造の」という意味で、土をこねて形あるものを作ることだ。
英語のplasticはギリシア語から生まれた。
現在、プラスチックは我々の生活に欠かせない。
この地球上で初めて実用化されたプラスチック製品は、実は意外な物だ。

木綿や紙などのセルロース繊維に硝酸を加えて作ったものをニトロセルロー
スという。
これの製法は1800年代初頭にはすでに工業界には認知されていたが、これを
このままプラスチックとして用いるには、割れやすく加工がしにくい欠点が
あった。

しかし、1863年、あるビリヤードボール製造業者が、それまでの象牙やクレ
イボール(焼き物の球)に代わるボール素材の開発の募集をした。
1868年、アメリカの印刷業者ハイアット兄弟がニトロセルロースに樟脳を混
ぜることで、象牙の代替品として使える丈夫で光沢を持つ物を作り出した。
これは成功し、ビリヤードのボールは世界で初めて実用化されたプラスチッ
ク製品として歴史に名を刻まれたのだ。

実用化されたプラスチックの普及に向けて、1872年、セルロイド株式会社が
誕生する。
そしてこのニトロセルロースプラスチックは、ハイアットが名づけた商品名
の「セルロイド」として売られた。
やがて、セルロイドは合成樹脂の代名詞として世界に広く浸透していく。
成形しやすく美しいセルロイドは、おもちゃ、文房具をはじめ多くの物に使
われていった。
日本においても、セルロイドは明治初期に輸入され、明治40年代からは国内
生産が開始された。
日本は樟脳の一大産地である中国の台湾島を赤く日本地図に組み入れること
で、気がつくと昭和初期にはセルロイドの生産量が世界一になっていた。
セルロイドは発火しやすく製造時に事故も多発したが、別な意味でもセルロ
イドは製造権益をめぐる大国間の強奪戦の火種のひとつになっていた。
最初は平和利用のために開発されたセルロイド。

第2次世界大戦後、より安全で安価なベークライトというプラスチックの普
及とともにセルロイドは消えていった。

先の世界大戦終結日のきょう。
五輪開会式とビリヤードの球ひとつをぼんやり見つめて、地球もこんなに丸
いのにと、ふと思った。


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某フラッシュ

2004年08月09日 | 内的独白

ネット界で流通する大量のフラッシュとかを見てみると、ネット界には
いかにエセ国粋主義オタクの占める割合が多いことかと目を覆う。
フラッシュに歓喜する彼らの精神構造に共通している点がある。

●「大東亜」戦争賛美(最大共通項)
●朝鮮人→大嫌い。侮辱・嘲笑の対象(語尾にニダと嘲笑するのが常識)
●中国人→大嫌い。侮辱・嘲笑の対象(最近ではサッカーと油田ネタ)
●自衛隊派兵大賛成(イラク派兵大賛成。F2配備は平成の零戦。万歳)
●共産主義大嫌い
●いじめの構造どっぷり
●小林よしのり崇拝路線
●冗談感覚を装い実はマジ

2ちゃんねるなどに喜んで集う連中のほとんどがこれである。
「そんなことはない。2ちゃんねるだってそうでない人もいる」
と言う方もいるだろう。
だが違う。
2ちゃんは●感覚が主軸なのだ。
そこに流れている底流の精神性を見てみたまえ。

「そんなこと言うなら行かなければいいじゃない」
という君。
2ちゃんに行かないネット利用者も、いつの間にかネットで自分が
2ちゃん用語を使っていることに気づいているのかい?

他人事を決め込もうとしても、ほらほら、こうして、●のようなことは
感染の潜伏期間が過ぎて行くんだよ。
かつてのように。知らないうちに罹患して。
●●●●万歳!ってね。

きょうは長崎さ。
落としたアメリカが悪い?
そこまでいくようにした日本が悪い?

●式の思考法だと「落とされた方が悪いニダ」というやつだよ。
でも、それは彼らはしない。
自分がやられるのはいやだけど、人にやるのはへいちゃらなのさ。
●くんたちは。

忘れちゃいけない。
それが彼らの共通項。


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世界で初めての日

2004年08月06日 | 内的独白

今年の夏は昨年よりも暑い夏です。

8月6日が来ました。

皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。

今、外では、蝉がしんしんと鳴いています。

人間の手に負えないものを

手に負えるもののように勘違いして

2度も使ってしまった

その初めての日。

勘違いを続ける人々は

また

嘘を嘘で塗り固めて

自分の勘違いを自分だけが正しいもののように

勘違いを繰り返しながら

今も

人の手に負えないものにすがって偽りを続ける。

大量殺戮を封じるためとしながら

自ら大量殺戮の手段を保有して

それに依る安定と解決を求めようとする。

そしてその傘の下で生きようとする人。人。人。

そんな傘は、ホントは溶かし尽くす日差しを遮らないのに。

いつまでも繰り返されて続けられる勘違い。

日本の夏。

8月。

あの砂漠の国のように、暑い夏。

外では、今

溶かし尽くすような灼熱の光を本当に避けられる木陰で

蝉がしんしんとその生を歌っています。


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