渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

因幡守廣重

2017年06月13日 | 日本刀


刀友が差料の拵を新作したとのことで画像をくれた。
武人らしい渋い拵でまとめられている。
一尺二寸二分の短い脇差は、ごつく武張った切れ者鍛冶の作だ。
武州下原(したはら)鍛冶。切れ物作を多く作った鍛冶集団だ。
私はトチローのイメージがこの下原鍛冶に繋がる。
下原とは、現在の東京都八王子市にあたる。
江戸府内の一門鍛冶以外では、武州における集団鍛冶としては規模が
大きい。武州には個人鍛冶が北部や最南部に散見されたが、下原は
切れ物鍛冶として戦国末期期の関東北条勢力の軍需を支えた大切な
存在だった。
一族は山本姓が中心である。起源は大永年間(1521〜1527)。
無骨で地味ながら実用的な刀剣を多く作った同族集団であり、東の
同田貫ともいえる鍛冶集団である。




















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