渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

美味しいうどん屋さん

2017年05月15日 | 親医楽食



いや、本当にうまい!

本日の昼食は「よなきそば」である。



まじもんでオイシ♪

先日、母と二人で来た時に、母が「ここはかなり昔からやっていたのよ」
と言っていた。
父と母が東京から三原に転居した時にはもうすでに開店していたのだ
という。
昔から評判の店だったのだろう。今でもすぐに満席になる。味は良い。
私はうどんよりも蕎麦が好きなのだが、東京風ではない透ける蕎麦汁が
この店のスタイルとはいえ、味はかなり良い。

江戸というと蕎麦のイメージが強いが、実はうどんのほうが多く
江戸庶民には食べられていた。
面白いことに、東京生まれの東京から出たことない育ちの刀工
小林康宏師と江戸刃物師の左久作池上兄は、二人して私に口を揃えて
言っていた。
「蕎麦なんてぜーんぜんウマかない。よくあんなもん食うな」と。
そして二人で顔を見合わせて「ねえ?うどんだよね、うどん。蕎麦
なんてちっともだよね」と。
二人で顔を見合わせて「ねーっ」みたいなのをおなさりあそばし
やがってましたよ、っと。

しかし、あたしゃ知っている。
東京もんのこの二人は、東京もんのくせに何故蕎麦をそのように言って
しまうのかを。
落語がヒントだ。
多分、師匠とあにさんは、江戸もんの掟を無意識に守って蕎麦を食って
いたにちげえねえ。
おいらは守らない。野暮と言われようが守らない。
つまりだ。おいらは蕎麦猪口の中のツユをタップリと漬けて蕎麦を
食うのよお〜( ´ ▽ ` )
落語にもあるだろ?
江戸もんが死んでしまってから、思い残したことと問われりゃ、
「一度でいいから、蕎麦にツユをタップリ漬けて食いたかった」てのが。
東京もんはイキを気取って、さっとチョロっとしか蕎麦を汁が入った
蕎麦猪口に浸さない。
んなもんねえ、美味いわきゃないのよ。
それをうめえうめえと言って食うのが江戸もんだな。江戸っ子のキップ
なんてのは「やせ我慢」が背骨だから、蕎麦食ってもそうなる。美味な
道理がない。
あたしゃタップリと漬けちゃうね。それが真実美味いから。
昔一度、年の近い江戸っ子の年上の上司に「バカヤロ!そんな蕎麦の
食い方ってあるか!」と言われたことがあったが、「いやね、こいつが
またいいんですよ」と答えたら呆れられた。おいらの生まれた
目黒の町を見て、「きったねー町。なんだここ」とか言ったシト
だったが、その人の生まれた入谷界隈もどっこい大作だと思うけどね。

てなことで、康宏師と左の兄さんたちは江戸式蕎麦の食い方だと思うよ。
この先「いや、そんなことはない。汁蕎麦だってうまくない。食えた
もんじゃない」とか言い出したとしても、おいらは信じないね。
それこそ江戸っ子式
やせ我慢であるこたぁ見え見えのこんこんちきだからだ。
食えないのは、蕎麦ではなく江戸もんのあぁたたちだろよ、とか思う
のである。
ま、なんつーか、みんなにもおせーとくけど、東京もんの話は、話半分
で聴いといていくら、てなもんでいっ。
おいらネイティヴ東京もんでなく、一度神奈川に長く出てたからね。
いわば、水生昆虫の変態間際の亜成虫のようなダンなのだが。ま、確かに
変態ではあるのだけどね。
でもって、こちとら外の空気吸って来てるから東京もんについちゃあ
岡目八目、よく分かる。
康宏師にしても、「うん。酒量制限ちゃんとしてる」なんて、嘘こけ。
よくよく聞くと、頂きもんの酒の減り方からして半端ねえじゃねえか。
まず食えないよ、東京もんは(笑

そゆこと。






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