渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

主軸差料決定

2017年03月07日 | スポーツ・武道など





エーこのたび、メインキューを、どのように選択するかと、
いう問題につきまして、慎重に検討を重ねてまいりました
結果、本日の第4レース、本命はホタルノヒカリ。穴馬は
アッと驚く大三元という結論に達したのであります。
(美濃部都知事風走れコウタローアナウンサー)

ということで、ショーンはやっぱり保存モードにして、この
アダム・バラブシュカ・モデルで行くことにする。
同級生だったBuddy藤田さんに長年預けていて、大改造
のブランクとする予定だったが、彼が廃業したので改造途中
で戻ってきたキューだ。シャフトがこの世の物とも思えない位
にノーマル時には超極太だった。


ブランズウィック・タイトリストのハギを使った初期のバラブシュカ・
コンバージョン系をアダムがモデルアップしたものだが、バーズ
アイ&タイガーのメープルを使っている点は初期実物バラブシュカ・
コンバージョン・モデルよりも高級だ。
以下、私が業者に依頼して手を加えている。
 ・グリップ糸巻→バットグリップ部再ポリッシュ後TADリネンに巻き直し(Buddy's)
 ・先角→ノーマルからLBMに交換(Buddy's)
 ・シャフト→私の設計テーパーに削り込み(日本玉台中国産業)
 ・エンドキャップ→交換(滋賀の業者で失敗。いずれ別業者でデルリン®に交換)
 ・ウエイトボルト→重量調整(自分)

シャフトは質の良い虎目のメイプル。撞くと木琴のような音がする。
極太だった物を日本玉大中国産業の大坪社長自らの手で旋盤で時間を
かけて私の指定テーパーでシェイピングしてもらった。


先角はリネン・ベース・メラミンにして、打感にメリハリを持たせた。
タップはシャンディバートのチャンピオン。


ハギの色は湘南電車=東海道線だ。



松田聖子が歌った名曲『赤いスィートピー』に出てくる
「春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ」の汽車とは
湘南電車のことである。
昔は、山手線・根岸線・京浜東北線などの会社線のことを
電車と言い、東海道線や横須賀線のことは汽車と呼んだの
である。
なので、伊勢正三さんの『なごり雪』で出てくる汽車も、
それは蒸気機関車のことでもディーゼル機関車のことでも
ない。
「汽車を待つ君」は、「東京で見る雪はこれが最後ね」と
言うのだから。
この曲が出来た1973年に東京に蒸気機関車は走っていな
かった。

1950年に「湘南電車」という名称で運用が開始された80系。
戦後5年。まだ焼け野原からようやく復興の兆しが見えた
東京に乗り入れるこの車両は非常にハイカラで希望に満ちた
電車に見えたことだろう。そして、戦後の神奈川のベッドタウン
化はこの湘南電車と、昭和30年代当時は今の億ションのような
印象だった白亜の御殿とも呼ばれた西洋式文化住宅でもある、
公団の団地が庶民の憧れだった。なんたって、システムキッチン
と座る水洗トイレと内風呂完備の鉄筋住宅なのだから、戦後の
日本人にとっては公団団地での暮らしはハイカラそのものだった。


私が子どもの頃に神奈川で親しんだ湘南電車。


現行東海道線。


相模川鉄橋を渡る現在の東海道線。グリーン車の二階建部分
ではない一階部は座席間が狭いので乗らないことがおすすめ。
足をまったく伸ばせません。


私は春色のバラブシュカ・リイシューモデルのキューを
メインで使うことに決めた。
理由は、昨夜、聖子ちゃんの『赤いスィートピー』が突然
頭に浮かんだから。
東京から湘南に行くのには、小田急線ではなく、やはり
湘南電車を使ってほしいな、とか思ったりする。

1976年だったか、かぐや姫を解散した後の「風」が横浜
の関内でコンサートを開いた。
私はイトコ兄と観に行ったが(チケットようやく取れた)、
そのステージで伊勢さんは、「きょうは車で来ましたが、
いつもはあの紺色と薄い灰色のツートンの電車が好きです」
とか言っていた。
伊勢さんは大分県の人なので、横浜では根岸線(京浜東北線)
や東横線(昔はアオガエルではなく地元ではイモムシなどと
呼ばれていた。アオガエルはイモムシの聞こえが悪いので、
後から意図的に付与された東急東横線の呼称だ)が主流であり、
また、都内から横浜に戻る時には湘南電車を使うという地元の
人の気持ちを理解していなかったのだろうと思う。
おかしかったのが、その正やんのコメントの後、しばらく数秒
会場に沈黙があってから拍手が起きたことだ。
正やん、滑ってますってば(^^;
神奈川県民は湘南電車に対する思い入れがことのほか強い。
これは一種の信仰に近い程、「湘南電車」に対しての思いがある。
スカ線よりも湘南電車なんだよね。神奈川県民は。
たぶん伊勢正三さんは、その地元民の素肌感覚を知らなかった
のだと思う。

ということで、今後、メインキューは湘南電車を使うことにする。

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