渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

日本刀の刀身における光学迷彩効果

2017年07月15日 | 文学・歴史・文化

日本刀が美しい理由

プレデターかっ!(≧▽≦)



刀は確かに風景に溶ける。これは常識的な現象として刀を扱う者は
知悉している。
ただし、そうした効能も物理的にはたまたま生じている、というだけで、
それを主目的として日本刀が造形されているのではない。
そこのところをどうきちんと読むかが大切かと。
テレビ番組には企画の台本があり、それにすべてドボンと乗っかると
視聴者は墓穴掘りますよ、と。
出演者の東大教授も町井先生も、果たして自分の真意がきちんと
番組内で表現されて放送されたかどうかというのは、ご本人たちに
実情を伺わないと分かりえない部分というものが必ずある。
なので、テレビの番組はあくまで企画物として視聴して楽しむために
あるのだと思ったほうが無難だろう。

真面目な話をすると、刀身は光学迷彩のように「景色と一体化
して
見えなくなる事もある」というだけで、それを主目的として背景を
反射
させるために研がれてきた訳ではない。

実際のところは、現代のような拭い(ぬぐい)をしっかり差し込んで
光らせた
研ぎは桃山期に完成をみており、それまでの実用刀剣
時代は
いわゆる中砥石までの白研ぎが主だった。(ポリッシュである
研磨をしない切れ味追求の研ぎのみ)

さらに、美術品として高度な研磨技術を駆使した現代様式の金肌
拭いでテカテカに黒光りする研ぎは、明治以降の本阿弥の
発明だ。
戦国期や江戸初期の刀身は皆白かった。白刃という言葉
がある
ように。

徳川実記には拭いは光って敵に悟られるので宜しくないとの旨が
記されて
あり、現代に通じる「見るための光る研ぎ」が必ずしも歓迎
された
訳ではないことを物語る。

それでも、鎌倉期から刀剣の太刀は観賞することも行なわれて
きたのは歴史の事実であり、鑑賞するということは、ただのこすり
線しか出ていない研ぎでは成し得ないので、それなりに地肌と刃
の素顔が見える研ぎの技術が「切る事」とは別に発達したのだろう。
これはやはり、北山文化のあたりで世界で唯一京都に仕上げ砥石
の莫大な量が埋蔵されていることが発見されたことが大きいように
思える。
京都の仕上げ砥石なくば、現代に繋がる日本刀の研磨の技術は
成立しなかった。
日本刀のみがなぜ世界で稀有な刀剣、美術品としても後世まで
残っていられる存在であるかというと、日本固有の砥石の存在と
それを駆使した研磨技術の発達という厳然たる真実の歴史が
あったからである。
韓国や中国にはそうした歴史が不存在であるので、韓国などが
いくら刀が自国の起源だと嘘を並べても、事実として一切韓国には
和刀のような反りのある刀剣は民族刀として残存していない。と
いうよりも、そもそも朝鮮刀は直刀であり、現代において、韓国人
が袴をはいて日本刀(に酷似した刀剣)をクルクル回しているのは、
完璧に日本文化からの盗用である。
しかし、まあ、日本でも、日本人なのかどうかは不明だが、よそ様
の技や歴史を盗んできて自分の流派に元からあったと大嘘をつく
捏造マンがネット時代の今跋扈しているくらいだから、韓国人の
ことをどうのとはいえない。(自称古流武術の仮装珍劇団はやり口が
韓国人の捏造
剣道や捏造剣技を行なう連中と全く同一なのだが、
彼らは本当
に日本人なのだろうか?)

プレデターに話を戻すと、映画『プレデター』でのヘリでジャングルに
向かうシーンは、実に多くの映画でそのヘリシーンが使い回しされ
ている。それらは盗用ではなくきちんと正式にロイヤリティを支払って
映像を使っていることだろう。

ただ、この映画『プレデター』はあくまで「オハナシ」であるのは当然
だが、撮影上もいろいろな齟齬もある。サソリを踏みつぶして足を
上げたら、サソリが前後ろ逆になっていたりとか(笑)。
それに、「大佐」が戦闘部隊の指揮官で現場に赴いて自ら戦闘を
率先して行うなんてことは、現実世界ではまずない。

「大佐」シュワちゃん。現実世界ではジャングルで無帽は命取りだが、
これは撮影用であり、主役の顔をよく見せる為にこうしている。


(使っているのは完全に撮影用のプロップガン。実在の銃に似せて
いる。銃に少しだけ詳しい者ならば、どこがどうで何がどう違うか
瞬時に判る)

しかも、シュワちゃんは、最終的には肉弾戦で強敵の宇宙人の
プレデターに勝利している。いかにもアメリカ式の強引な力技。
さらに、核爆発(らしき爆発)から走って逃げて助かっている。
日本とヒロシマとナガサキを馬鹿にしているのか?アメリカは?
とか思える作りになっている。(他にもシュワちゃん映画で似た
ようなラストがあったが)

何がどうであるのかを「見抜く」ことは大切だ。

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