渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

大根切り

2017年05月16日 | スポーツ・武道など



野球の棒振りをなぜ大根切りというのかは知らないが、
本物の大根を模擬刀で切ることは中学生の頃からやって
いた。なので、切り込めばスパンと切れ落ちることは
知っており、大道芸のカラクリも分かっていた。
一番切り試ししたのは自生ヒマワリだが、あれは袈裟で
面白いように切れた。

包丁で切る場合はスパンとはいかない。
それは、日本刀独自の「クサビ効果」が無いからである。

最後大根の切れ端で包丁をこすり洗いすると、炭素鋼の
包丁は
錆びにくくなるよ(笑)
なぜだかはよく知らない。


ただ、模擬刀は銃刀法の関係上「折れやすい材質と硬度」
で出来た物であるので、危険につき模擬刀での試斬は
すすめられない。実際には私は粘り強かった居合用超薄刃
模擬刀(神田陽山武道具製兼重)で散々樹木の小枝を切って
刀身を曲げないことを覚えたので、人様に何事も言えない
のではあるが。全剣連広島では「模擬刀は折れる物」と
して厳重注意を喚起している。そのために居合では早期の
真剣使用が推奨されている。
安全対策の為に真剣日本刀推奨というのは神奈川時代には
なかった視点なので、11年前に転籍した時にこれはなるほど
と思った次第。

モデルガンが大被害を受けた1971年銃刀法改正以前は、
模擬刀も鉄製刀身が普通にあった。三星というメーカー
などは、歴史読本にもよく広告を出していた。
そうした鉄製模擬刀は71年銃刀法改正以降も店舗で在庫を
販売されたりしていた。モデルガンと違い、外見上の差異
がないので販売者自身もあまり遵法精神がなかったのかも
しれない。
だが、いつの間にか現行法規政令基準の硬度の非鉄金属で
模擬刀が作られるようになった。
組太刀用に厚口刀身の模擬刀も作られて販売されているが
一般的な樋要りの居合用模擬刀で刀身を打ち合わせるのは
危険だ。
また、お土産用のような模擬刀の刀身はかなり折れやすい。
模擬刀については幅広いグレードがあるのでよくリサーチ
してほしい。
現在、非鉄金属として真鍮製の刀身が認められているが、
こちらは折れにくいかわりに非常に曲がりやすい。折れる
よりマシだが、金額も高価な位置になっている。
模擬刀にも歴史があり、私が居合を始めた頃は、普通に真剣
のような刃先形状で、パッと見が真剣に見えた。模擬刀で
鉛筆が削れるのが普通だった。
今はほとんどが安全のためかモノサシの定規のような刃先に
なっている。リアル感はかなり欠ける(^^;

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