渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

映画『駅馬車』

2017年05月14日 | 映画・ドラマ



映画好きの友人が昨夜初めて『駅馬車』を観たらしい。
あら、珍しい。
製作はジョン・フォード、主演はジョン・ウェイン。
1939年製作。昭和14年である。日本公開は昭和15年。
人気大爆発だったという。小学生だった私の父はわくわく
しながら観に行ったという。
翌年、日本は合衆国と戦争となり、敵性映画は一切見る
ことができなくなったばかりか、英語も禁止となった。
この『駅馬車』は映画としても西部劇としても、不朽の
名作だと思う。
気づくのが、製作が1938年。西部開拓時代終焉からまだ
50年ほどしか経っていない。現在はWW2大戦後から70年
が過ぎている。この映画製作の頃には開拓時代の生き残り
が結構いたはずだ。フォード監督自身1894年生まれなので、
ワイルドウエストの時代が終わって数年後に生まれている。
歴史というものは、ある日突然ビタリと大変換するものでは
ない。日本の敗戦時のようなことは歴史上珍しい。

『駅馬車』はおすすめです。
映画レビューは他の方に筆を譲ります。
最近はデジタル処理で非常にクリアな映像に復元されている
ので、戦前の映画もかなり鮮明で、この作もそうなっています。
いいよ~、これは。
私の中での最高の西部劇は『いとしのクレメンタイン(別名
「荒野の決闘」)』だけど。あれは私の中では突きぬけている。
以前、ブログを解説していた当時は、いろいろ西部劇について
語っていたのだけど、ブログは閉じじゃったから、なんだか
手抜きみたいなアレですけど(笑
俳優から映画の表現の詳細から、登場アイテムに至るまで
細かく見切ってレビューしてました。「今夜も西部劇」という
シリーズで。


友人は最近西部劇にハマっている様子だが、もっとドツボに
ハメてやろうと私は企んでいる。
それは、これだ。

This is my forty five!
この個体が造られてすでに45年が過ぎている。
何ということだ。まるで西部開拓時代と『駅馬車』
が作られた時代の距離に近いではないか。早い。


The Quick And The Dead - First Duel(english)


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