渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

作刀備考 -小刀焼入れ編-

2017年08月09日 | 火と土と水、そして鋼



17年来のフライフィッシング仲間とメールやり取りしていたら、
「これ、まだ大切に
持っている」とのことだ。
ぷぎゃ~~ (◎。◎)ノノ
これ、私自身が印刷原本とデータをもう既に持っていない(笑)。
これは・・・確か2000年か2001年頃のではなかろうか。
ニジマスが釣れる広島の山の中のキャンプ場に、私が世話になって
いたフライマンが
管理人として釣り具屋の店長から転職して赴任した。
広大な敷地を
擁する山中のキャンプ施設に常駐だ。
冬になると積雪数メートルで車両は走行不能になるような場所だ。

そのキャンプ場で、ある夜、私と気の置けない仲間が集まって小刀・
ナイフの焼き入れ会
を開いた。焼き入れ前の鍛造物は私が製作して、
炉も簡易炉を持って
行った。
ただ、炉は途中の未舗装坂道で車内で耐火粘土部分が崩落したため、
予備で持って行って
いた大型七輪で実際には焼き入れしたような記憶
がある。


この小冊子は、その時に私がテキストとして皆さんに配った小冊子だ。

この一晩のために、私がまとめたものだ(笑)。
実際に焼き入れをする前に、多少簡単なレクチャーというか、熱変態
の原理について私が説明した。

図などは適宜既存の出版物の図等を利用させてもらった。冶金学的に
有名なあの熱変態のグラフとかね(^^)


あの晩の焼き入れ会はとても楽しかった。

ロハでいいと言ったのに、その晩の食事会の食事代みんなにごちそうに
なって
しまったよ。酒つきで(^0^)
ごちそうさまでした。


その17年来の友人には、最近『早月流 研磨要諦』を送った。
私のやり方の研ぎ方の基本をまとめた小冊子だ。
これはエクセルで保存してあったので、デジタルファイルで送信した。
エクセルのバージョンが違うと改ページがずれたりするのが気になるが、
読むためになんとかうまくやってくれるだろう。

この『作刀備考 -小刀焼入れ編-』は、私が原本を持っていない
ので、友人がpdfファイルで私に送ってくれることになった。
うれぴ~す(^^)v

とか言ってたら、サッと来たりする。IT社会の素早さ(笑
でも動いてくれたのは人間。pdf化どうもありがとうございます。
これの発行は、西暦2000年の10月でしたね。
文章はすべて私のオリジナルです。全26ページ、A4中折り13枚。
確かね、一太郎と花子で作ったんだよ(笑)。1987年からずっと
あたしは一太郎と花子とロータス123だったから。エクセルとワード
にスイッチしたのは2004年頃から。今はほぼエクセルのみ。
一太郎もこれを入力したのは八太郎あたりではなかったろうか(笑)。
しかし、17年前の夜の鍛造刃物焼入れ会で手渡したプリント手作り
小冊子を今でも大切に取っておいてくれるなんて、作った者としては
嬉しくて涙出てくるだすよ(T-T)
あ。校正ミス発見!「焼入れ」という表現なのに「焼きもどし」は
おかしいし、「焼き戻し」も使われている。表記に整合性なし。
こういうのは地味にスゴイ!校閲ガールは見逃さないのだろうなぁ(笑)。

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 暴風雨 | トップ | モーラナイフ プロS »

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL