渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

米国オールドガン事情

2017年06月19日 | トイ



コルトSAAの1stジェネレーションのレイトモデル(無縁火薬モデル)
が約30万円。
めちゃくちゃ安い。アメリカの実勢価格はこういうものだろう。

さて、ウィンチェスターM1873ライフルと並んで「西部を征服した銃」と
呼ばれるコルトSAAだが、開発された1872年にはベースとなるソリッド
フレームではないモデルがあった。
それをベースにいろいろテストをして一気にレミントンのようなソリッド
モデルにしたのがコルト・シングル・アクションだった。

コルト 1872 7.5インチバレルモデル


5.5インチバレルモデル


4.75インチバレルモデル


これらが1872年の軍用銃トライアル(採用テスト)においてエントリー
の際にはソリッドフレームに変更された。
そのソリッドフレームモデルが米軍に採用され、M1873となった。
当初は7.5インチバレルモデルのみが軍隊=騎兵隊に採用され、その
後の1875年に5.5インチバレルモデルが市民向けに販売開始された。
そうして、コルトシングルアクションは、シングルアクションアーミー=
SAAと呼ばれて、パーカッションモデルとの入れ替えが進むのだった。
また、西部開拓史においてコルトSAAが果たした役割は大きい。
それは無法者やガンマンたちのアウトローの御用達としてだけではなく、
堅牢で故障知らずの拳銃は、西部開拓者にとって必要不可欠な道具
となったからだ。
主とした用途は、屋外でガラガラ蛇などの駆除や小動物の狩り用、それら
からの護身用だった。西部開拓という365日アウトドア生活の開拓団に
とっては、拳銃は必要欠くべからずの道具そのものだったのである。

コルトSAA。通称ピースメーカー。平和を作る者、という意味だ。


銃からは平和も革命も生まれない。銃は銃だ。
ただ、銃を使うのは人間であるので、人間がどう銃を使うかによって
幸せにも不幸せにもなる。
大切なのは人としてどうか、に尽きる。




ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 木製グリップ コルトSAA | トップ | 帽子いろいろ »

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL