渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

日本刀探究苑 游雲会

2017年05月16日 | 日本刀



ここのところ複数名から游雲会に入会したいとのメール連絡を
頂いている。
日本刀探究苑 游雲会は、旧鍛人会(かぬちかい)の発展系の
刀工小林康宏友の会だ。
会規も会費もない。刀工康宏のユーザーと康宏刀を愛する人
たちで構成されている。現在約60名ほどいるが、一般会員募集は
していない。
職業は国家公務員、地方公務員、医師、看護師、弁護士、税理士、
公認会計士、大学教授、高校教師、中学教師、自営業主、フリー
ランスSE、翻訳家、大手二輪企業幹部、自動車メーカー幹部、中小
企業幹部、一般会社員、ザ・ガードマン、設計士、カメラマン、日本刀
研磨師、刃物鍛冶師、etc・・・非常に多岐に亘る。
そのあらゆる業界でしっかりと社会人として地に足をつけて活躍して
いる方々が康宏を愛し、同好の士として游雲会に参加している。

会員の推薦もしくは、康宏新作刀正式注文の際に入会パスが発行
される。入会には審査が伴う。
それは、特定宗教および政治団体ならびに任意団体(武道系連盟
含む)の主張を会の中に持ち込んで展開しないこと。
個人的な思想信条宗教は自由だが、その主張を会の中でしないこと。
そして、アパルトヘイトをはじめとする民族差別、外国人差別、
障害者差別、部落差別、男女差別等について差別的な主張を会の
中でしない事。
この後段は会の中でしないというだけでなく、日常的にそのような
言動をする人はご遠慮願っている。なので、会の中では展開しない以前に、
日常的に外国人排外主義的なレイシストなどは入会させない。
理由は会員相互の関係性にヒビが入ることと、何よりも刀工康宏が
そういった差別的なことを嫌うからだ。

ここまでで相当ふるい落とされる。なぜならば、刀好きや武術武道
好きはネトウヨのような愚にもつかないような性根の悪い差別好きな
連中が多いからだ。


さらに、刀工康宏自身が断っている人たちもいる。肩書を前面に
出して横柄に「刀を作らせてやる」とか構築された製作ルールを
無視して横槍で「昔馴染みで(順番横はいりで)作れ」とか言う
人たち。これは即、入会以前に製作を即断で断っている。

こうした趣旨で、小林康宏新作刀は「選ばれた人」ではなく、
「我々製作スタッフが選んだ人」の手に渡る。
それが気に入らなければ、日本国内は300名近くの刀工がいる
のだから、他の方に頼めばいい。
私たちは私たちのやり方で、その方式に同意して、游雲会という
同好の士同士の輪に入れる人のみのために作る。お金を貰えば
誰にでも作るということは絶対にしない。人となりが膝割りで
談じ、胸襟を開いて相互に真摯に意見交換が出来る人しか康宏
新作刀は入手できないようにしてある。

このたび、2名ほど游雲会メンバーが増えるかもしれない。
ご家庭の都合で一度発注をキャンセル延期した人が環境が安定
したので復活発注(確実)をしたいとのことだからだ。
今まで発注はしたが家庭事情でキャンセルになった人もかなり
いる。だが、一向に注文集中は減らなかった。東京オリンピック
どころか、先が見えない程の注文希望(あくまで審査前の希望)を
頂き、正直パンク状態なのである。
やむなく、三次の方は「注文希望予定者」としてお名前だけ登録
で、「いつ作れるかわからないけども」という条件付きで待って
頂いている。
二次枠は丁度半ばまで製造登録が終わったが、二次枠全部登録の
次に、既存会員のリピート分がある。これが大小含めてかなりの
数を登録しなければならないので、これでまた2年ほどの製造枠
が埋まる。三次はその後だが、刀工の希望で、「それまで生きて
いるか分からないので」ということで、一端注文受付中止では
ないが、ペンディングしてもらってるのが三次枠以降の方々だ。

さしあたって、康宏刀は人気がある。
だが、申し訳ないが、誰にでも作るというシステムにはしてい
ない。
そうね。とりあえず、私と町井勲先生(游雲会メンバー)が
気にくわないとか嫌いだという人は康宏刀は持てません。
他あたってください(苦笑)。
だって、同好武器講のような会で気に入らない会員がいたら気まずいから。

これは刀工康宏の希望でもある。康宏刀の製作について、私は
「全権委任」(直紀康宏の言葉ママ)されているのです。
なので、どうしても康宏が欲しいのだ、他ではなく康宏が、という
人にお渡ししたいし、康宏同好の士を悪く言ったり思う人はご遠慮願いたい。


なんてことはないんですよ。
人を差別したり排外主義的に攻撃したり、俺様大将を人に押し付け
たりしないふつ~の人であるならば会員になれるんです。
そして康宏作も簡単に手に入れられます。
お好きな人が、自分の好きな刀を手に入れられる。
これは楽しいことです。
だけど、人をなじり倒して楽しくなくする人は、お断りしているのです。
そのため、康宏友の会 日本刀探究苑 游雲会の連絡掲示板には
セキュリティをかけて、パスワード制にしているのです。


康宏のお弟子さんに「どこまで広げるの?誰でも入れるの?」と
訊かれたことがありますが、入会には制限があります。
でも、この先も、どんどん増えるのではないかな。
私の日記が3000名/日。クローラー別として実質2000名訪問と
して、游雲会は3.3%程の人数ですが、ここが日本の康宏ファン
の中核となっています。本陣のようなものですが、陣ではない。
なぜならば、私たちは争わないから。

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« やり残したこと | トップ | 本気のかつ丼 »

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL