渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

拵は人を表す

2017年02月24日 | 日本刀



過日、小林康宏刀工から連絡があった。
「拵は人を表すとはいいますが、とてもよい拵にされてますね。
眼福です」


武用刀だが、風雅な金具と柄巻きで、私も思うところがある。
派手派手しさを避け、かつ、品よくまとめられている。
まるで大藩の御家老の日常差しのような佇まいだ。
実際に家老の末裔の差料ではあるのだが・・・。

すべて本歌。




金無垢目貫である。


自家の紋所でのまとめは鐔にもおよぶ。


私も拵の方向性はこういう方向でまとめたい。
一つのお手本を居合の師に教えられた気がする。

剣は正しく心を弘める。弘の漢字の原意は「広く知られる
ようにする」という意味だ。私の師匠の座右の銘である。
師は、その座右の銘通りに、真剣に命がけで斯道に生きて
きた。師匠の号は「剣弘」という。道場名は剣弘会。
師匠は、私にとってただの剣の道の師ではない。
恩師であり、人生の師である。
とても厳しくとても慈愛に溢れる。
私にとっては、実父以上に父のような存在だ。

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