渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

徳川武芸帳 柳生三代の剣

2017年03月13日 | 映画・ドラマ



柳生の剣に関してはいろいろな小説・講談・映画・ドラマがあるが、
この1993年正月公開の正月特番長編12時間TVドラマ作品が
一番感動
した。作り込みは、妙にリアルだったりする(笑
家内と二人して感動しながら録画したビデオを観ていた記憶がある。
かみさんも12時間ぶっ通しで観劇した。
妙にリアルだったのは、
それもそのはず、新陰流宗家が協力して
いたからだ。

ナレーションは、江戸柳生の末裔の俳優の柳生博さんである。

こちらからどうぞ ⇒ 柳生三代の剣

柳生物で感動したのはこの12時間正月ドラマスペシャルの大作だが、
突き抜けているのは大河ドラマの『春の坂道』(1971年)であった。
あの中村錦之助の柳生但馬、市川海老蔵(先代)の徳川家光は最高
だった。
だが『春の坂道』は映像原本が消失しているのでもう二度と全編を観る
ことはできない。かろうじて、ファンが8ミリにテレビ画面を録画した映像
をデジタル化した物しか観ることができないのである。1970年代初期
当時のテレビ番組の撮影録画テープは、放送したら重ね撮りして消して
しまっていたからである。なんと勿体ない。あれほどの歴史的名作が・・・。

柳生物での名作は、私は『春の坂道』が第一位、第二位が『徳川武芸帳
柳生三代の剣』だ。
ただ一つ、世紀の大根役者津川雅彦が非常にうっとーしい。どの役を
やっても同じ演技しかできない超ウルトラ大根のくせに自分は天下一品
とド勘違いしている役者で私は大嫌いである。その津川がかなりうざ演技
を例によって展開するのだが、それを除けば『柳生三代の剣』は非常に
柳生についても良心的に描かれていると感じる。
「良心」とは、妬み、嫉み、嫉妬、猜疑、僭称、盗用、剽窃等の邪(よこしま)
な心が製作者に見受けられないということである。
柳生に関しては、柳生家と関連していると嘘を言って自分らに利益を誘導
しようとしている連中というのは結構いるからね。それがドラマではない現実
社会においてそうしたのが跋扈したりするのだから、魑魅魍魎の百鬼夜行
というのは今も昔も変わらないのかもしれない。エゲツナイ化け物たちは
いつの時代もいる。化け物以上の化け物と化した人間のエゲツナサ全開
の連中が。
そうした者たちのほぼすべてがニセモノであり、詐欺行為によってしか
利益を得ることができない類なので、本物たちからしたら無関係なのだ
が、よく事情を知らない一般人の多くが騙されてしまうのが気の毒だ。
まあ、それも端的に言えば自業自得なのだけどね。心に隙があるから
マガイモノに騙される。

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