渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

渓流の調べ

2016年07月27日 | フライフィッシング

昨夜、昔のフライフィッシング仲間で居合をやる広島の友人から
悪魔の誘惑に関する画像をもらった。

先週行ってきたそうだ。いい感じだなぁ・・・。


クマよけスプレー必携の所だけどな。折れない日本刀を背負って行きたいくらいの。


お!プレデター発見!


これは「巻いて」いるところの写真でしょうね。


でもって、コンニチハ♪


ゴギだよ、ゴギ!
天然記念物のイワナの亜種。
ちょ。ええのお!
ちょっと鉄分が少ない支流のゴギかもしれない。

先日おふくろに訊かれた。
「あれほど渓流に通い詰めてたのに、もうフリーフィッシングしないの?」
おふくろ、それ呼び方違うから(^^;

渓流さんは最近渓流に行かないので、渓流詩人になれる日がどんどん
遠のくのでした。

止水でニジマスをランディングしている俺。愛刀はカスタム・バンブーロッド。
柄手は新陰流タツノクチ(笑)。


(専門誌に掲載された画像を転載)

なぜ俺が渓流の実戦釣法でも他の人に比して爆釣であったか。
それは白い服を着ているから。白と黒では圧倒的な差が出る。
この理由は、マスの生態をよく知る人ならばすぐに理解できる。


この記事をはてなブックマークに追加

ありそうでなさそうであるかもしれないこと

2016年05月01日 | フライフィッシング



オウマイゴッド!
んなことあるわきゃねーだろ!

・・・・ありそうな気がしてきた。


この記事をはてなブックマークに追加

源流域

2015年11月13日 | フライフィッシング

グラスマスター渋谷直人モデル Glass Master 733-5 NSF


いいねぇ、源流域も。私もこうやってよく沢を巻いて行った。

この解説動画の説明はフライフィッシングをやらない人には何が何だか
わけわかめだろうが、フライマンに
とってはよく解る説明だ。
フライフィッシングの神様と呼ばれた岩井渓一郎氏のキャスティングと
理論を真向から否定した渋谷直人氏だが、岩井システム全盛大流行の
頃に
実は私は渋谷システムに似たメソッドを実践していた。当時は異色
だった。

ただ、リーダーシステムについては短い物も私は併用して「叩く釣り」もした。
これは西洋毛鉤釣りというよりも、戦国末期に欧米人が日本に持ち込んで
日本に定着して進化しなかった古式西洋毛鉤釣りのテンカラに近い釣法を
フライフィッシングに転用していたものだ。
テンカラはタイムカプセルのような釣りで、西洋毛鉤釣りが日本で封印
されてそのまま数百年前のスタイルを保った釣りだ。本場西洋のほうは
中国産を参考に太鼓リールが採用され、格納庫としてリールが使われる
ようになった。
だが、私は純テンカラオンリーではなく、ロングティペットシステムが主体で、
場所と状況により、フライの選択だけでなくリーダーティペットシステムと
キャスト等の釣法も日本式テンカラスタイルも適宜採り入れたりしていたの
だった。
「概念の固定化の否定」。これこそがフライフィッシングの要諦だ。
頭が固いと狙った釣りはできない。強引はだめで、魚を転(まろば)せて、
活かして釣るのだ。新陰流の剣法に近い、活人剣ならぬ活魚竿といった
ところか。無理矢理力でねじ伏せて抑え込むのではなく、相手を十二分
に動かして、相手に合わせてこちらの手の内に落とし込んで勝つ。
釣りは剣法に似ていて、庄内藩などは家中の武士に武術鍛錬の一つと
して釣りを推奨していたのも頷ける。駆け引きに長けていないと釣りには
ならない。我田引水の思い込みや決めつけや強引さや傲慢さは一切
釣りの前では無力だ。そもそも魚に相手にされない。
そして、毛鉤釣りに撒き餌はない。撒き餌に寄るような魚は狙わない。
フライフィッシングは攻めの釣りだ。あくまで静かに巧妙に仕掛けて狙って
獲る釣りなのである。究極は一発で決める合撃(がっし)打ちなのだが、
誘って抜いてから打ちこむことも多い。


フライフィッシングのスタイルにも流行があり、神格化された人物の
真似をする人が多い。
だが、私はたまたま現在流行主流になりつつある渋谷スタイルに似て
いたというだけで、私の師匠から継承した技術と私独自の理論と経験に
よって私自身が考えた私のオリジナルのスタイルを私は実践していたの
だった。

ただ、基本はループ重視で、岩井氏のスタイルとは大きく異なった。
そういう意味では渋谷形に近い。

キャストも小手先で振ることはしなかった。
そして、行きつくところはやはりバンブーロッドだった。

渋谷さんのこのキャップがデザインといい色合いといい、めちゃくちゃカッコ
いい。これを真似したい気もする(笑
でも、俺のスタイルはハットだったから。キャップのほうがサイドにブリムが
ない分藪こぎで巻く時やコンパクトキャストには便利なのだろうけどね。
私自身はハットのほうが好きだ。
誰もかれもがキャップを被っていて、皆がやってるのと同じのは嫌だという
こともあった。
ただ、視覚の問題で、日光を遮る上では圧倒的にハットのほうが有利
だった。

源流域は里に近い山岳渓流とは違った面白さがある。


この記事をはてなブックマークに追加

釣り

2015年07月05日 | フライフィッシング

友人が「釣りをやりたい。釣りを教えてくれ」と言う。
無理だね。俺はこんなのしかできないし。



それに、体力無いと釣行はまずできない。
自然の中では、自分のことで精一杯なので、人のケアまでできない。
すべて自分で自分のことができないと、ストリームでの実践フィッシング
は100%無理だ。止水の管理釣り場と本チャンの渓流は全く違うからね。


この記事をはてなブックマークに追加

広島県三原のバンブーロッドビルダー

2015年04月18日 | フライフィッシング

え~!
知らなかった。
三原市にバンブーロッドビルダーがいたの?(◎。◎)
67年生まれで30歳からフライ開始というから、私と時期は重なっている。
もしかして、あの人かな?
ウェブサイト開設が2012年か。ビルダーになっているというのは知らな
かった。
三原に刀鍛冶がいるくらいにビックリした。


こちら → ARTISAN ROD WORKS


なんじゃ?この価格!
国内、でなくて世界最安値だ。普通のカーボンフライロッドよりも安い。
一ケタまちがえてない?
と思ってよく見たが、間違いではないだろう。
#704が3万6000円、#603が3万2000円だ。米国製の1/10以下だよ
これ。

う~む、使ってみないとなんとも言えないが、これ、どうやったらそのような
価格帯が実現できるのだろう・・・。

道具は価格とは比例しない。

安かろう悪かろうという物もあれば、安くとも頭抜けた性能の物もある。
事実、小林康宏作の日本刀は武用刀としては国内最安値で私たちの
スタッフはリリースしている。
物の価格と性能は比例しない。

最近私は撞球は数十万のカスタムキューではなくて、1万円のキューで
玉入れは
スッポコポンだしね。1万のそのキューでもよく切れるし、自在に
手玉を変化させられる。

1万円のキュー。本ハギ。


かといって、6千円のシバキュー(しばきキュー=ハウスキュー)とは
雲泥の差があるが、シバキューでも私はノーマルソリッドシャフト遣い
なのでハイテクシャフトじゃいなから玉が入らないということはない。
そこそこには入れる。
一昨年撞球場の人からプレゼントしてもらったシバキューなんて、そこらの
中級モデルよりも撞球性能が優れている。価格は新品で6000円だ。
ところが、これまた良いキューで、重さとバランスと太さが私のタッドとまったく
同じと来ているから、かなり使い易いし、実際に「使える」。
値段では推し量れないという世界がある。
6000円(頂き物だからタダ)のキューで数十万のキュー持ちと対戦して
普通の顔して勝つのもなかなかだった。

頂き物のキュー。このキューのレビューはこちら。業者仕入れ価格は3000円。


筆は選ぶのだけどね。どんなキューでもいいかというとそうではない。
値段に関係なく、良いものは良いし、駄目物は高くとも駄目なのだ。


しかし、バンブーロッドが32,000円で手に入るというのは、う~む・・・。
どぼじて?
日本刀を打ち下しで10万円でくださいと言っても逆立ちしても無理だが、
それに近い物があるように思える。原価を知っているだけに。
なんというか、各パーツを実用一点張りにしてコストを落としているの
だろうなぁ。ロッドはアクションこそが命だからそれでも良いのだろうけど。
まあ、ちょっと驚いた。

フライで気に入っていたのはバンブーロッドだが、最終的に一番気に入って
いたのはウエダの廃版3-4番ロッドだったし、4-5番のダイワの安いロッド
だったりした。(現在は渓流に行かない詩人状態なので過去形表現)
リールも結局は、リーッと良い音がする高級リールではなく、カラカラと
空き缶をコンクリート地面で引きずったような乾いた安っぽい音がする
リールが好きだった。
物の善し悪しと心にしみるものというのは、物の値段じゃないんだよなぁ・・・。


この記事をはてなブックマークに追加

J-stream 日本の渓流のために...

2014年07月16日 | フライフィッシング



いいね~(^^)
接近戦でしゅか。

「サンプルの竿を振ることが結構あるんですけど、絶対に釣らないと
分らないですね。
そこでいい竿でも、現場に持って行くと全然駄目な竿というのは
一杯ありましたから」

フライロッドは日本刀とまったく同じ。
私がフライフィッシングにはまったのは、日本刀選びと同じような
感覚がフライフィッシングには存在したからかもしれない。
西洋式毛鉤釣りの楽しさはいろいろな面があるが、大別すると以下の
5点とされている。
・鱒類を釣るという釣りの楽しみ
・最上流の清い流れに親しむという自然に触れる楽しみ
・毛鉤=フライを自分で作る創作の楽しみ(フライマンはすべて毛鉤を
 自作する)
・高度な技術を要するフライキャスティングで攻略する技術の楽しみ
・渓流魚のことを専門的に勉強する学術的で知的な楽しみ

しかし、これらは私はもっともだと思うが、私がフライフィッシングにはまった
理由は別なものだった。
それは、「フライフィッシングには識別眼が必要とされる」というものだ。
AとBの識別だけでなく、AとA'とA''という微妙な違いさえも瞬時に識別
してそれに適切に対応していく。そうした能力が高次元で要求されるのが
フライフィッシングだ。日本刀の鑑定や性能感知の知見に似ている。
片手間にお気軽にお手軽には入り込めないディープな世界がある。
だからこそ、全釣りの中でフライフィッシングは「一番難しい釣り」と呼ばれ
ている。
餌で釣る釣りが10とするならば、ルアーが6、フライは3しか釣れないと
よくいわれる。
だが、それは人による。釣る人間は毛鉤でも餌などより多く釣る。
イワナの職漁師がそうだ。毛鉤だけで軽快に川を遡上し、大量に釣る。
エサマンなどおよびもつかないほどに釣る。職漁師はプロ中のプロだ。
それが釣りの道具として毛鉤を選ぶ。
要するに結局、釣りという物の定式としては、釣れる条件は「腕」なので
ある。

ただし、釣り師は道具には徹底的にこだわる。ほんのささいなことでも
こだわる。
日本刀の絶対条件が「折れず、曲がらず、よく切れる」ことであるように、
フライロッドにも絶対条件がある。
それは「フライロッダーの意思を明瞭に伝達できるロッド」ということだ。
使えない竿ほど文字通りの無用の長物はない。
これも日本刀と同じといえる。
釣りは武芸と相通じるところが非常に多い。
庄内藩では藩士に武芸奨励の一環として釣りを勧めたというのも頷ける。
江戸府内においては江戸湾での「鱚(きす)」の釣りが絶妙に面白いが、
これも簡単だから面白いのではない。難しいから面白いのだ。
そして、人と同じことをやっていては、せいぜいその人並みの次元に
達するのみでそれ以上はない。人と差をつけるには、人と同じことを
やっていてはいけない。
ここでも識別能力が問われる。
釣りは競技ではなく、人との競争ではないが、納得のいく釣果を得ようと
思ったならば、漫然と竿を垂らすだけでは駄目なのである。

釣りの中で極めてセンシティブでデリケートで高度な識別能力が問われる
フライフィッシングが、私は釣りの中で一番楽しい。

ただし、フライフィッシングにはただ一つ欠点がある。
それは、とり憑くことだ。憑き物のように魔物が釣りをする者にとり憑く。
まさしく何かが憑依したような状態になる。
まるで薬物中毒患者のようにフライフィッシング以外のことはどうでもよく
なってしまう。
社会的生活がボロボロに崩れてもそれに気づかないほどに毛鉤釣りの
トリコになってしまう。
フライ廃人はものすごく多くいる。JAZZと結婚して妻を遺棄したような人間
は多いが、フライフィッシャーも同様の人間がものすごく多くいる。
フライフィッシングはお手軽にはできない。ある程度釣りになるまでかなりの
知識と技術と性根を要する。
しかし、ルビコンを渡ってしまうと、もう一般人には戻れない世界が広がる
のがフライフィッシングの世界だ。ただし、そこは闇ではなく、常に光り輝いて
いる。

フライフィッシングは、とても、危険な釣りである。

私はすんでのところで、魔界から人間が住むこちらの世界に戻ってこれた。
以降は、「己を制御」することに務めるようにしている。
(制御という言葉だけで→「成魚?ワクワク」と発想してしまう時点で、まだ
完全に社会復帰できていないが)


この記事をはてなブックマークに追加

尺イワナ

2014年05月22日 | フライフィッシング





岩井渓一郎 尺イワナ10連発


最高の渓流だね。
プロのフライマンとはいえ、選ぶ渓がいいよ、渓が。
NZはこの世の天国だが、日本もまだまだいいぞ。


この記事をはてなブックマークに追加

フライフィッシングをするゴルゴ13

2013年04月11日 | フライフィッシング



似合わね~(笑


この記事をはてなブックマークに追加

ワイルドレインボーとのファイッ!68センチ

2013年03月02日 | フライフィッシング

68cmワイルドレインボーと小渓流用ロッドのファイト!


こいつぁいってえどこの川だぁあ~~~!!?

おいらがある川でファイッ!した時は、途中で岩回りされてバレてから
根がかりしちゃったと思った。
そして岩に寄っていったら、いきなりドンと跳躍して上流に滝登りのように
逃げ出した。
それからファイッ!再開。
丸太を釣っているような感覚だった。
ランディングまで約25分。くたびれた。
相手もグッドファイターだった。
あまりに感動しすぎて、リリースした後に写真撮り忘れたことに気付いた(笑
その時の俺のタックルは5番だった。

この動画の川いい感じだ。行きたい!
68センチなんて、どこだよ。ニュージーランドか?(笑
フライマンの言葉からすると場所はトウホグ?
いや、蝦夷共和国かも。
しかし、でかい。3番ロッドでよく揚げたなぁ・・・。すごい。
おいらのレインボーの最高サイズは57センチだす(・_・)

 


この記事をはてなブックマークに追加

古代製鉄

2012年01月29日 | フライフィッシング



外部サイト「たたら製鉄に挑戦しよう」

え~っ?
鉄ってこんな簡単にできるの?
製鉄にはケラで鋼を取り出す直接法と高炭素の銑鉄を脱炭させて
鋼を作り出す間接法があるけれど(古代はほとんど間接法)、こんなに
簡単に鋼ができるのか?
砂鉄を溶かして底に溜まったのが鋼というわけではないだよ・・・な。


でも、刀工の久保善博さんとかがやっている自家製鉄だから、いい加減な
ことではないと思うけど・・・。
なんだか拍子抜け(笑)

これが採れた鉄=ケラ。
この中に鋼があるのですねい。

9キログラムのケラから何キロの鋼が採れるのでしょうか。
この外部サイトは面白い。

このサイトで紹介されている「エビスさん」て、広島のナイフメーカーで刀工で
フライフィッシャーのエビスさんではなかろうか・・・。

それにしても、昔は磁石で選鉱したのでなく鉄穴流しという砂と鉄鉱石(砂鉄)の
比重差で選鉱した。
このサイトでは
「重力選鉱ではチタン成分が残るので後の製鉄作業も難しい
とのことであった」とある。
いくら自家製鉄で古代製鉄を目指しても、磁石使っての選鉱自体に疑問を
向けなければ古刀の本質的再現は不可能に私は思える。
古刀再現の壁は、ただただ材料問題に尽きると思う。材料が違うから工法も
異なる。材料さえ平安~南北朝と同質の物が作り得れば、当然作り方も
古代と同じく(推定だが)、折り返し回数も少なく無垢でまとめられる筈だ。
そして頑丈な筈である。ビニールテープのラッピングの枚数重ねではなく、
糸を機織(はたおり)機で織り込んで紡いだような全鋼の状態となるのだから。
そこに映りなど出せたらなおさら頑強な構造となる。頑強で美しい刀となる。
                                         ・・・・はず。
それから、フイゴで目一杯送風しているけど・・・そうなのかなぁ、古代は。
そんな強力な送風装置なんてなかったのではないかなぁ。
送風量が多いと、天秤フイゴ使った幕末の永代タタラと変わらないような気がする。
還元には酸素をひっぺがさなければならないのに、なんだか・・・。
まあ、古代製鉄というより、「幕末様式」の「小たたら製鉄」というならわかるが。
やってることは、日刀保の復活タタラ玉鋼製鉄と何ら変わらないような気がする。
本気で、比重選鉱からやらないと駄目なのではないだろうか。いくら幕末=現代の
たたら製鉄を小規模に自前でやっても・・・何か意味があるのだろうか?
あるのだろう。ただし、「古代」ではないよね。ほんの100数十年前の方法だよね。
近世の製鉄と古代の製鉄(未解明)の重なる部分とそうでない部分をもっと
焦点化する必要があるのではないだろうか。そうでないと、いつまで経っても、
永代タタラ製鉄による頃鋼こそが日本刀の材料で、折り返し鍛錬と心金鍛接工法
が日本刀の「伝統工法」であるなどという固定概念から脱することができないままの
ように思える。


うげげ!

よく渓流釣りで訪れた広島県の芸北も鉄穴流しの遺跡跡が多かった。
フライフィッシングで訪れるたびに砂鉄が採れる川、そして鉄穴流しの
遺跡に出くわしたけど、この古代製鉄実験はこの標識のそばでやったのか!
こちらは県東部で、実はヤマメちゃんがウハウハの秘密の川があるのですよ。
禁猟区間と禁猟支流を設定しているのだけど、その間際までの解禁区域では
入れ食いのウハウハ状態なのよ、実は。
でもとっておきだから、年券でなく当日券で釣ってたなぁ~。年券で釣りまくりは
やっぱり芸北の島根県境か吉和の県西部だった。
(禁猟区で釣ってはだめですよ~。遊漁券なしもだめですよ~)

ここがその支流。

こんな渓相。

夏なんか甲虫を模したテレストリアルというフライを叩くように投げると
コニャニャチワッ!と飛び出す。


かわいいね~。

どうして釣られたんだろう・・・てな顔してる。

でもね・・・。
日本海水系だから本当はヤマメが釣れなければならないのに、漁協の人が
間違えて瀬戸内水系のアマゴの種卵を入れちゃったから、ごっちゃになって
ヤマメとアマゴの両方釣れる状態で生態系が崩れてしまっているのよ。。。トホホ。

本当はこんなヤマメが釣れないとならないのよね、このウハウハ支流は。

コバルトブルーの銀鱗。なんて美しい魚なんだ、ヤマメという山の女は。
これたぶんオスだろうけど。「こんにゃろ」なんて表情してるね。
マス類はクロダイのように性別が移動するトランスジェンダーじゃない
から、だんだんオスはいかつい顔になってくる。マスはサケ科だからね。
海に下る個体などはもう口がとんがってサケーッて顔になる。この子は
小判型のパーマーク(幼魚斑紋)がまだ綺麗に残っている。海に下る
グループはこれがなくなって銀色一色になるのよ。

高知から訪ねてきたフライマンをこの広島県東部の川にガイドした
時も、岡山のビリヤード仲間を案内した時も、結構喜ばれた。
特にビリ玉仲間の時は釣り過ぎたよ。もうお腹一杯、てな感じで。
一匹も殺さなかったけど(笑)
釣れ過ぎちゃってさ。全部食えないもの。全部食えないなら、いっそ
全部リリースだよ。フッキングはすべて上顎で毛鉤は飲ませないし。
毛鉤はすべてカエシなしのバーブレスだし。エラへのヒッカケ(まず
ないけど)以外はすべて放す。

そもそも釣りなんていうのは人間の勝手な都合でやっているので、
リリースしようが全滅させようが人間が勝手にやることだ。
ただし物理的なこととして、100匹しか成魚がいない川に釣り人50人
が入って2匹ずつ殺したらその川は死滅することだけは確かだ。
キャッチ&リリース(C&R
)を批判する人間は、「釣ったら食え」という
非現実的なことをさも理想理念のように語る。大抵は釣りをやらない
人間がそういうことを言う。魚影の薄さの現実、河川状況の現実を知ら
ないから言う。さらに、釣った魚を自分でナイフ突き立ててしめ殺すことを
しない立場から綺麗ごとを言う。
C&Rは、魚が可哀想ならだからやるのではない。可哀想なら竿など
出さないほうがよい。
あくまで、「釣り」という人間の勝手な行為の継続を保全するために
環境資源の確保の一環として
やるのである。
結論として、C&Rをやる人間が「魚に優しくしたいため」とか「無益な
殺生を避けるため」とかいうのは欺瞞的で嘘まみれだし、逆にC&R
否定派が言う「釣るならすべて食え」は、現実環境をまったく見ていない
寝言、戯言の類だ。すべて食うなら金魚すくいの金魚までおまえは
食ってから物を言え、と言いたい。そして、現実的に15cm以内の魚体は
生態の継続性の立場からリリースするのが川に入る釣り人の常識だし、
内水面漁業規則でも明記されている。否定派は、単に物を知らずに
情念だけで人を非難しているだけだ。まず金魚食ってから物を言ってほしい。
自分で魚をしめ殺してさばいてから発言してほしい。〆のために脳天に
刃物を突き立てる時、最期の断末魔でビクンビクンと体をゆすって
イヤイヤするのを押さえて更に刃物を押し立てて息の根を止めることを
自分でやってから釣りについて語ってほしい。海釣りでも、ゴカイやイソメや
うじ虫などを自分で握って鉤につけてから物を言ってほしい。
ようは、自分だけは別な安寧の地帯にいて、河川環境の実態を実見したことも
ないくせに「釣ったら食え」なんてのは、百害あって一理なしの夢想情念だ。
釣りをしたことがない人間だからそんな非現実的なこと言えるのだろう。
お魚さんは無尽蔵にわいて出てくると思ってる。そして、魚体数に比して
釣り人はあふれかえっていて、釣り産業だけは不況知らずということさえも
知らないのだろう。


砂鉄が採れる川にはヤマメ(アマゴ)が棲むという中国山地の不思議。
昔の山深い土地の産鉄事業者にとっては貴重なタンパク源だったんだ
ろうなぁ、鱒類は。
砂鉄が採れる川だからか、最上流のイワナ(ゴギ)なんて、肌が黄金色だ
もんなぁ、広島・島根のイワナは。ゴールデン・トラウトだな。あ、チャーか。


この記事をはてなブックマークに追加