渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

武具 〜面頬(めんぼお)〜

2016年05月14日 | ミリタリー

私は刀と脇差についてはちびっとだけ知っているが、武具については
まったく無知だ。
魚屋うを新と武士の武具について話をしている時に、ある「推定」を
教えられた。
それは甲冑を着用する際に、鉄砲伝来頃から登場して大いに流行
したという「面頬(めんぼお)」についてだ。

面頬とはこれ。


これは顔面防具なのだが、威厳を保つ意味もあったらしい。
主目的はやはり兜と同じく防具だろう。

ところが、うを新によると現存している面頬で鉄製品の場合、仮に
顔面に強打をくらうと、面頬の縁が顔面にめり込む可能性が非常
に高い
というのだ。
なるほど頷ける。
実際に時代物の面頬を見せてもらったら、
いくら返しを設けて丸く
していても、強打により皮膚を裂いて顔面に
めり込む可能性がある。
面頬以前から存在した半首(はつぶり)という防具の場合も同じ
危険性はあったのではなかろうか。

(はつぶり)


そこで、うを新は推論を述べた。要約すると、
「これはたぶん、今は消失して痕跡がないが、内側にパットのような
薄く細い、あるいは面でカバーする布布団があてられていたのでは
なかろうか。数百年のうちにそれは朽ちて消失したのでは。あるいは
別パーツで専用頭巾なり専用内あてなりを武士が持参したので、
それらは別パーツゆえ残っていないのでは」

とのことだ。

う〜む。それ、かなり当たっていそうな気がする。
実際のところ、防具なのに打撃を食らって防具で自傷していたら世話ない。
別パーツ持参という仮説に私は一票。
兜にしたって、内側に内張りのぐるりとしたやつ(名前知らない)がある
ものなぁ。現代のドカヘルにさえある。あれがないといくら着用していても
直撃くらったらひとたまりもない。

まあ、内張りがあっても、本気のタマ獲り合いで直撃くらったらひとたまりも
ない場合も時にはあるけどな(^^;

脳挫傷必至(まじ)。

防具強度比較テスト



軍事史・武器武具研究家の方々、うを新の仮設について、いかがでしょう。

でもってね、鎧兜ではないのだけど、この幕末の新選組副長の
土方歳三さんの鉢金(はちがね)ね。


鎖帷子(くさりかたびら)とセットだよ。鉄板入り篭手までつけて。
こんなの被って、胴回りも鎖帷子着て胴を着けていたら、いくら
刀なんぞで斬りつけても死なないってば(^^;
でもって、こうした鎖着けた連中が三人一組で一人に対して斬り
かかるのでしょう?
そりゃあ、平服の幕末志士たちは斬り伏せられてしまうだすよ(^^;
勝つには銃しかない。
現実にそうなったけど。
「これからはこれぜよ」というやつだよな。

これは刀もテッポも手紙もおいらの。


まあ、そゆこと。銃だよ、銃。


こーゆーのが最強(≧∇≦)


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いいとこ取り

2016年05月01日 | ミリタリー


(自衛隊89式小銃)

セトメの影響大。事実、64式時代から開発者はセトメ、セトメと言っていた。


ドイツ軍のドットパターンを研究発展させた陸上自衛隊の現行迷彩服は、
かなり迷彩効果が高い。



これは都市戦を想定しての迷彩か?(自衛隊新迷彩)


ブーニーハットのブリムを中に三面折りにしてこのようにキャップ被りする
のは傭兵方式。
状況により使い分ける。一切のあらゆる場面で「固定化」は採らない。
概念の固着は死を招く。

人間、生きていればのモノダネだねす。
TV観ながらお茶でもすすってるのが一番だよ。


 

 

 

 

 






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新様式

2016年04月29日 | ミリタリー



現代戦においても、小銃の着剣ラグの存在は私は絶対に否定しないが、
注目したいのはそこではない。

ベレーに顎紐をつけている。
これは結構驚いた。


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死に導く教え

2016年04月14日 | ミリタリー

ないな。
(「殺し合いを経験した者談」、とのことを聞いたことあり)

実戦は予定調和ではない。
お辞儀したところを小刀の平で受ける?
脳挫傷ですね。
脳挫傷して死亡した人、見たことあります?
あるいは、鉄器を頭蓋にくらって飛び散る脳症を見たことあります?
殺しに来るんですよ、敵は。
約束稽古の「相手」じゃないんですよ。敵なんです。確実に殺意を
持って、殺しに来るんです。
殺しに来る殺意を持った着実に訓練を積んだ者が行なう行為に
直面したことがあるのですか?

冗談もいいかげんにしてくれ。

まあ、集客には見た目の見栄えのみが優先されるので、生と死の
実は関係ないのでしょうが、端的に言わせてもらうと、本物の「武装」
と「襲撃」について、完璧に舐めてますね。

そうしたことは、私には関係のないことでございます。

真似したら確実に死を招く。
死に向かうデスロードに門弟や素人を導かんとする行為には、どれ
ほどの人の死に対する誠意があるのか。

フラワーガーデン、きょうも平和なり。


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上意討ち

2016年04月12日 | ミリタリー

小刀脇差抜刀勢法はまず上意による討手(うって)の剣だ。
想定は屋内。屋内での抜刀は上意討ちしか考えられない。
あるいは遺恨による殿中での狼藉か。

片手持ちの刀身の平部分では、刀を受け止められない。
これは「絶対」である。

受け止められるとしたら、よほど相手がへなへなのちょろい打ち込み
なのだ。そんな討手は存在しない。

刀の平で片手で刀を受け止めようとなどしたら、鍔が頭蓋にめり込んで
脳挫傷で死亡する。

また、上意を受けるような者は剣も腕もひとかどであり、日本剣道形で
使うような小さくやわな小刀などは差しては行かない。
絶対に主命を果たすべく、それなりの得物を帯びていく。

刀を片手持ちの刀の平部では受け止められない。
こういうことは木刀での打ち込み稽古をやっていれば誰でも理解
できることだ。
片手持ちの平部で受けようなどとしたら、脳天にめり込む。あるいは
木刀ごと
叩きつけられる。
また、刀剣の一番脆弱な部分は棟であり、次に平部分だ。
よほど強靭な刀剣でない限り、棟部を硬い物に打ちつけたら刀は折れる。
また、平部も脆弱であり、打ち込みをこの部位で受けるなどという剣法は
古今東西存在しない。(少なくとも江戸期の剣術には存在しない。
理由は簡単。武器が折れ曲がるからだ)
また、打撃の切り込み斬撃の衝撃についても、
慣れ合い、じゃれあい
ではない、本気の打ち込み稽古をすれば
すぐに理解が及ぶ。
おじぎして頭のすぐ上で刀を平にして敵の斬撃を受け止めるなどと
いうファンタジーは現実世界では通用しない。
防具をつけての、止め太刀の形稽古ではない木刀での本気の
打ち込み稽古を経験した者はすぐに理解できることだ。


(以下は、本物の江戸期の武士であったとしての想定話

私ならば、このような刀剣を帯びていく。

(秦光代 鬼の包丁)

しかも、重ねは鎧通しのように厚く設え鍛えた一刀にする。
登城しても外出先で屋内に上がっても、常に帯びるのは
脇差のみである。
私は、大刀はもちろんだが、日常的に身につける脇差にこそ
こだわりたい。

そして、屋内での討ち取りについては、絶対に私は仕留める。
片手平などで受けようなどとしたら、その刀ごと叩き斬る。
(刀を平受けするなどという馬鹿な法はない。刀は鎬で受け流すの
である)

まして、平で刀などを受けようとする素人未熟者ならば、簡単に
刀を叩き押しながらそのまま刀身を頭蓋に深々とのめり込ませる。
(尤も、真っ向などには切りつけない。袈裟に切り下ろす。多用する
のは突きだ)
そして、
すぐに寄って、とどめの突きで鍔元が喉仏に当たり止まる
まで
刺し貫く。状況如何では二度三度と滅多刺しにする。二刀目
以降は畜生剣と呼ばれようが、確実に仕留めることが第一義だ。
必ず、どんなことをしても、私ならば仕留める。
剣の在り方で爾後問われたら腹を切ればよい。
それだけのことだ。
とにかく、必ず私は仕留める。
中二病ではなく、これほんと。討手の主命とはそういうものだから。


刀を片手平受けなどということは万が一にも成功しない。
現実はお花畑の創作活動ではないのだ。
刀でなくともよい。
実際に、鉄パイプでも工業用ハンマーでもバールでも手斧でも
ピッケルでも何でもいいが、現実的に手に得物を取って本物の
戦闘行為の中に身を投じた
ことがあるのか。鉄パイプはすぐに
曲がるし(以下略

現実は、脳内での「作りごと」とはまったく異なるのである。
殺し合う戦闘行為がどんなものであることか・・・。
時代劇のタテなどとはまったく別次元の世界なのだ。


お花畑で想像して作った想定業などに頼っていては、非現実的
という
現実に気付いても、1秒後には目の前が暗くなっていくこと
だろう。
最期に見る光景は、床に飛び散った自分の脳症と血の海かも
しれない。




なんてね。
俺、親父にもぶたれたことないからよく知らないのだけどね。

もしもアムロがジャイアンの声だったら

 


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まだら模様の男たち

2016年04月03日 | ミリタリー





この空自新型アーバン迷彩というやつは、あれだな、映画『野性の証明』の
自衛隊特殊工作隊(反政府的な言動をする国民を暗殺するための部隊)の
迷彩服に似てるな。パターンは違うけど色合いが。

「第一班、前へ!」ていうこれな。
(『野性の証明』は1977年製作時に1980年の近未来を描いた映画作品。
自衛隊は新型5.56mmのAR18をすでに採用し、反国家的な国民を暗殺
する特殊部隊が創設されている、という設定。
迷彩は陸自旧迷彩ではなく角川が作った架空近未来迷彩で、銃は現実では
12年後に制式化される5.56ミリ小銃を携帯し、通信にはパーソナルマイクも
装備している。なお自衛隊が撮影協力を拒否したため戦闘シーンはほぼ
全編米国での撮影であり、AR18小銃は実銃が使用されている)





上の架空映画と色使いがまったく同じ(笑


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軍用小銃小話

2016年03月26日 | ミリタリー

しかし、現役の本職と話をしていると強く感じるが、自分の実物89式小銃を持ってる
(本職だから当たり前だが)というのが、なんとも民間人からすると「非日常」を感じる。
おいらの居合の一番の親友でもあった先輩(七段)は現役の時「俺のはまだ64式だよ。
定年まで89式は持てないかも〜」なんて言ってたが、その通りだった(^^;
64式は64式で良いと思うのだけどね・・・。89式にしてもそうだけど、銃器は良いとこ
もあれば悪いとこもあるんで。万能銃というのは世界のどこにもないす。

個人的にもかなり好きなのはこれだ。

アーマライトAR18。アーサー・ミラーが設計した名銃だが、世界中のどこの軍隊
でも採用されなかった不遇の軍用小銃だ。
日本の豊和工業(本社愛知県。東証1部上場)がライセンス生産して輸出していた。
米国製よりも日本製が抜群に精度がよく、現在でも米国内マニアの間で高値で
取引されている。
この銃は生産性を高め、かつ堅牢性を付加させた「西側のAK」という立ち位置で
開発登場したのだが、米国軍需産業というのは・・・アレだよな。イングラムやFAL
の後継機種のFNC小銃を潰したように、自分らの権益を脅かす対抗馬に対しては、
たとえ西側同盟内のものであろうとも凄い圧力をかけて潰す。
このAR-18はかなり優秀だったのだが、AR-15(軍用となってからのナンバーは
M16)を大量に安価にばらまくことでAR-18の普及を壊滅させた。
このAR-18は日本製が最高だったのだが、イギリスと戦う北アイルランド国軍(IRA)
の反英武装闘士たちが日本製AR-18を使用していたとのことに英国や米国から
日本に圧力がかかったのだろう。いろいろ裏工作やフレームアップや恫喝や裏取引
もあったのだろうね。それを知らずか知ってか、日本の国会でおバカな「人権派」と
いうか「革新勢力」が「武器輸出禁止三原則に抵触している」などと騒いで、日本で
AR-18をライセンス生産することは中止になった。
ホントに権力の掌の中で泳がされてる連中はたこちんだと思うよ・・・。
日本のライセンス生産を潰せば、AR-18は消滅する。
誰が一番喜んで利益を得たのか、それを見れば黒幕が見えてくるだろうに(苦笑

しかし、この世界的に不遇を味わったAR-18は、米国に潰された後にも世の中に
多大なる影響を遺産として残した。
それはベルギーFN FALの発展型をL1A1小銃として採用していた英国の次期
国産制式銃SA80の開発に大きな影響を及ぼし、イタリアやドイツの自国制式
小銃もAR-18がベースとなり、日本の国産小銃89式も開発段階から大いにこの
AR-18を参考にした。日本の89式小銃はAR-18の発展型と言っても過言では
ない。

日本国豊和製89式小銃。洋上からの上陸時の砂塵でFN FALのようにやや
ジャムがちであること
製造納入コストが高額であることを除けば非常に優れた
小銃だ。見てくれ
で国防をする訳ではないが、見た目もとても洗練されている。
自衛隊・警察・海上保安庁等、日本国の法執行機関において採用されている。
外見からはスペインのセトメやベルギーFNCの影響もかなり受けていることが
見て取れる。



現在自衛隊は89式だけでなく米国M4(AR15=M16の後継機種)も採用して
使用しているが、リュングマンシステムのタコ銃なんて、単に米国の覇権主義
との互換性で使っているのみだから。(別な要素もあるが)
体制の東西を超えて、銃として良い銃はAKであるように、個別の軍人の軍事リア
リズムは体制を超えるのだが、所属する国による「政治的な力」からの呪縛からは
逃れられない。
AKシリーズが「良くない銃」だとするようなとろいタコ助は本物の軍人にはいない
からね。

CZ短銃が飛び抜けて優れていたことを米国傭兵雑誌「ソルジャーオブフォーチュン」
が渋々ながら認めて結論として機構と完成度を絶賛していたように、良いものは良い。
本物の戦闘者は武器に関しては、
良いものは良いと判断できるし断言する。
「AKはアカの銃だから最低銃だ」とか「M16=M4が至上最高である」などとする
軍人がいたとしたら、武器のなんたるかを知らない本物のタコだといえる。

ただ、M4のデバイスはかなり優れていて、同形状にして、機構をガスピストンに
変更した小銃が近年では出回るようになった。
無論、直接ガス噴射という乱暴で雑なシステムによる機関部の脆弱化と作動不良
から解き放たれるので、作動も堅牢性もすこぶる快調のようだ。
最初からこういうシステムにしておけばよかったのに・・・。AR-18が光明をもたらした
のに・・・。
結局、数十年経ってからAR-18を真似して「これが正解」って今さら開き直られてもねぇ・・・。

まあ、軍事というものは、「純粋軍事」ということが存在せず、常に「政治」や「軍需産業」
という力によって左右されるものです。
だって、戦争起こして産油国での覇権権益を確保してオイルマネーがっぽし儲けて
軍需産業で利益を出すためには、自国民を殺して、それを「外国人によるテロ」とか
でっち上げたりすることを平気でやるのが軍需産業に支えられた国家の権力なのだから。
実体を知るとね、アホらしくなるよ。
まあ、そうした国家の謀略を「テロ」と信じ込まされて疑わない人民もアホだけど。
なにが3.11「テロ」だ。ツインタワー爆破崩壊させたのは米国家じゃないか。
ペンタゴンに突っ込んだ旅客機も旅客機じゃないし。
そういう列車事故埋めてしまえ的な中国のような杜撰すぎるでっち上げなのに、圧倒的
大多数の人間が国家発表を信じている。
あれってね、張作霖爆殺と同じなんだってば。よく調べろって。
ボストンでの爆破テロもそう。

国家も国体も関係なく、金と主義で戦争を選択する傭兵のほうが軍事に関しては純粋
かもしれない、というこったい。




 


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ステルス爆撃機=ゴアの円盤

2016年02月17日 | ミリタリー



どう見てもゴアの円盤(笑



うむ。マモル君のお母さんの八代万智子さんは色っぽかった。
プレイガ〜ル(笑


50年前の話である。
すまん。年齢55歳前後限定ネタ。


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紫電改

2016年02月16日 | ミリタリー





紫電改、かっこいい。
「またディアゴスティーニの被害者が」とは友人の陸自幹部の談(笑
ほんとはスピットファイアがほしかったんだよ〜ん。
だけど、出版はまだまだ先だから、第一号のこれに手を出しちゃったん
だよ〜ん。
次は二月末日。零式五十二型だ。
この紫電改は現在のうちのライバル会社の前身が作っていたが、ジークの
五十二型は三菱だったよね。
「誉」は良いエンジンだったけどね・・・。不安定すぎてね。
レシプロ機にも名機いろいろあれど、やはり一時の時代の中で図抜けて
いたのはスピットファイアだと思う。
映画『バトル・オブ・ブリテン』で、前線を慰問したドイツ軍元帥が「何か
欲しいものはあるか?」とドイツ軍将官に質問し、その将官が「私にスピット
ファイアを200機あずけてください」ときっぱりと言って、元帥は不機嫌に
なってその場を立ち去るというシーンがあったが、象徴的で印象的だった。

よくネトウヨなどは現実などは無視して希望的観測で日本軍の物を何でも
素晴らしいとするような決め付けをするが、軍事兵器の良し悪しは、自国
であろうがなかろうが、現実は厳正に判断されるべきだ。戦闘機においても
ゼロが最強ではない。
ゼロにはゼロの良さがあり、ほかの機にはほかの機の良さもある。
戦時においてはあるもので何とかしなければならないので、好き嫌いなど
言ってられないが、何が何でも自己美化と自国製最高おれつぇええ〜と
盲信するのを平時からやっていることへの気持ち悪さを私個人は感じる。
これは現行兵器についてもそう。
ミサイル搭載して旋回したら翼がもげちゃうようなF2なんていらないんだから、
本当は。
あれ、裏事情とか知れば知るほど、軍需産業の本質は売国ではなかろうか
と思えてくる。
まあ、初期のM16小銃でどんどん米国兵士が死んで行ったのに似ている。
A1に改造しても、結局のところM173のパウダー消費させたために兵士が
やたらと死んでしまった。不幸なことこの上ない。あってはならないことだが、
米国はなにくわぬ顔でうすらとぼけて兵士を危険にさらしていた。米国議会で
問題になってやっと「ばれちゃったよ、さてどうするか」というような具合だった。
結局のところ、軍や軍需産業や国家というのは、兵士の命なんてさして
重要視していないんだよね。
無論、兵器としての有効性などとは別な判断軸、別な力学によって兵器導入
は検討されて実行されている。
つまり、本当の意味での国防などという観点は軍需産業には無い。
それと癒着する権力なんてのも、実態はそんなもん。

昭和大戦中の意外な面としては、別に海軍だからということではないだろう
けど、飛行機乗りはかなりインテリでリベラルだった。これ事実。
今でも自衛隊のペーペーは知らないが、幹部以上は、かなり国際感覚を
有している。
右翼的な民間人のほうがトンチキぶっかましまくりで、国際感覚に疎い。


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AKとFAL 〜東西陣営をかつて代表した銃〜

2016年02月06日 | ミリタリー

「ロシアからやっと届いた」と横浜の友人から連絡があった。
実銃を某ルートで密輸入したらしい。

んなわきゃない。
鉄板プレスで作られた電動エアソフトガンを新たに入手したという。


AKM。ノーリンコ56ではなくソ連タイプですね。実銃では一番
精度が出ています。中華製はアモは信用できても銃本体はアレ
だったので・・・。共和国製なんてのは論外。一番紛争地帯に
出回ってるのは北製だとは思うが。

グリップが実銃寸法と違うことと、内部機構が異なる以外はまったく
実銃と同じサイズ、同じ作りの電動エアソフトガンだ。実銃のグリッポ
はうっそみたいに細いから。

それでも、なんだか程度の良いおろしたての実銃みたい。見たことない
けど。
スリングもちれい。

だが、実銃の世界では「確実に作動する」というのが絶対条件なので、
かりに支給銃ではなく自由に銃を選べるとしたら、私ならば迷わず
AKMを選択する。
感情的に一番好きなのはベルギーの FN FAL だが、実用本位では
AKMを選ぶ。

こちらはおいらのFALだ。スリングは大昔の使い古しのAK実銃用。


友人の東西代表銃。AKM(AK47改良版)とFN FAL。


これは私のAK74SとFN FAL。折りたたみが好きなの(^^;


東西両陣営を代表したのがAKとFALだ。紛争地帯では必ずどちらも登場した。
西側を代表する銃は米軍のM16ではない。あれは元来米国だけの銃であり、
西側を代表するのは世界70ヶ国以上で採用されていたベルギーのFN FALだ。
東側を代表するのはソ連のAK47で、東側陣営は皆AKだった。
中には中東戦争で使うためにFALもAKも採用したイスラエルのような国も
あった。イスラエルは使える物ならなんでもOKという節操のなさだったのだが、
後に名銃ガリルを発明した。韓国のK-1のように各国の銃の良いとこ取りした
銃で海外にも大量に輸出された。
しかし、さすがイスラエル。米国との政治的関係により、天下の名銃を自国
制式から削除して、米国の質流れのようなM16A2のお古を1丁500円で
購入して名銃ガリルと交換してしまった。国が国を売るようなものだが、金が
何よりも大切な国家にとっては、銃の性能や「自国産にこだわる」という国防
の要とは別な思想性が働くのだろう。国際政治的な優位性と金の
流れのルート
が第一というのはいかにもイスラエルの民族性のようにも思える。


AKを発明開発したカラシニコフ氏は日本人の取材に応えて嘆いていた。
「私は国防のために自国民のためにこの銃を生み出した。だが、紛争地帯で
違法に製造されたカラシニコバが大量に出回っているのは本当に悲しいことだ」
ソ連の体制的なことや共産主義建設の失敗はあったにせよ、ロシア人の強い
愛国意識は
旧ソ連国歌や現ロシア国歌を聴いてもとてもよくわかる。

【名曲】ソビエト国歌(日本語訳つき).



ロシア国歌 「日本語」 Russia National Anthem ( With Japanese Subtitles )



フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」

見よ!
自ら起ち上がり、血を流して国を作った人々の国の歌はこうである。

国を愛する。
これはどの国にあっても、その国民は共通意識として持っている。
まして、他の先進国のほとんどは、自ら国民が血を流して建国した歴史を持つ。
あのアメリカ合衆国でさえ、独立戦争によって建国を成した。

外国との戦争ではなく、内戦を戦って建国した経験のない日本の国民は
世界でも稀有な愛国意識の希薄な国民性ともいえる状況がある。
戊辰戦争は英語ではシヴィルウォーと呼ぶが、東軍と西軍の武士団同士が戦争
をしたのであり、全人口のうち武士団という8%以外の92%の人民は戊辰戦争とは
無縁だった。独立建国のためにこの国の人間は一度も自ら血を流したことがない。
ウッホウッホの原始人の頃からそうだ。人民総蜂起で文字通り命をかけて建国
をしようとしたことは一度もない。てめえの井戸の中の水が揺れなければそれで
よい、というような人間ばかりだ。
愛国心など日本では生まれる筈がない。将軍が治めているときは公方様を神と
奉りあげ、次に天皇が江戸に入ると天子様と天皇を掌返しで奉じるのが日本の
国民性だ。
鬼畜米英としながら昭和大戦で100万人以上の国民を死に互いに追いやりながら、
敗戦後は米国様様、アメリカ大好きで〜す、みたいなのが日本人だ。節操の無さ
世界一と誰が自覚しているのか。大政翼賛会の成れの果てが今の「保守本流」で
あることも多くの国民は自覚しようとはしない。
まして、フランスなどでは禁止されているカルト宗教の手を借りて政権を維持して
いるのが日本だ。こんな国には革命と建国などは必要ない。そういうのが「支持」を
得ているのだから。

また、日本で「愛国」というと、ニセモノ右翼や性根のねじれた国粋主義者や
レイシスト
や差別排外主義者が宣伝文句として大いに利用する「銭の成る樹」
であり、
ゼニカネ抜きで、家族を愛し、人を愛し、国土を愛する、という純粋な
愛国心は日本ではほとんど育っていない。
国土と人民の生命財産を守る国防さえも「右翼」の専売特許のように利用され
たりしている。
ネトウヨなどはカスのきわみだが、現実としてはネトウヨでなくとも、似たような
思想性で差別排外主義的な意識と右翼意識(思想までは至らない雰囲気観念)
は直結している。国防をワタクシする連中の発想はいつもそうだ。真の愛国者では
ないくせに愛国者ぶりたがる。真の民族主義者ではないのに民族主義者ぶり
たがる。
真の民族主義とは、他国の民族主義をも認めることである。

ただし、国防の本当の根幹は「自前で」ということになることは不動事項だ。
これは物理的武器や兵器のみならず、精神的な領域においても関わってくる。
革命を起こすのも、反革命に立つのも、建国は自国民自らが行なう、というのが
世界の歴史の常識なのだ。外患誘致などは、どこの国でもとんでもないこと
なのである。
フランス国歌にある。
「何ということか
他国の軍隊が
我らが祖国の法を定めんとす
武器を取れ 市民らよ
組織せよ 汝らの軍隊を
いざ行かん いざ行かん」


日本が小銃のみは絶対に国産にこだわるのも、そうしたことが国家としての
思想的な根幹になるからだ。ここだけは外せない。
戦争の最終段階は歩兵が決め手となる。そこで使用されるのは小銃だ。
ミサイル
で拠点を占拠することはできない。

まあ、なんというか、FALもAKも生まれてからずっと存在意義はタクティコーと
いうことだね。
軍事を否定して国防などはありえない。
これはイデオロギーや体制には関係がない。


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FAL(フュジ・オトマチキ・レジェ) 〜解説サイト〜

2016年01月27日 | ミリタリー



私が書いた FN FAL に関する解説サイトは、自分でもなかなか
気合い入ってる
と思う。

こちら → FN FAL


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ベレーの置き方

2016年01月26日 | ミリタリー


私はベレーは型崩れしないようにこのようにして置いている。

裏はこういう感じ。


もっとも、初期段階でかっちり型つけしているから、めったなことでは
型は崩れない。

このベレーの色は特殊な色だが、最近では英国特殊偵察連隊=
Special Reconnaissance Regiment (2005年創設。詳細は一切非公開)
のベレーにも採用された色だ。


古くは、映画『ワイルドギース』で傭兵がかぶっていたベレーの色と同色だ。


グリーンでもセージでもライフルグリーンでもない、独特の色で、
この色を採用しているのは英軍しかない。
一部ではこの色はエメラルドグレーと称されている。

新設の英国SRRは、SBS(練度は世界一といわれる)やSASよりも高度な
監視・防諜・対テロ・威力行動に従事しているようだ。判り易くいえば、つまり、
監視暗殺実行部隊だろう。
SBS、SASは兵士は非公開だが属長が公開されている。SRRは責任者さえ
公開されていない。

UK SRR


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Inside Assault Rifle  〜突撃銃の内部〜

2016年01月11日 | ミリタリー

Inside AK 74


カラシニコフ。
比類なき作動性。
シンプル。
絶体の信頼。

だけど、5.56グリーンチップもそうだが、小口径弾は弾頭が横転しちゃうん
だよな。どのライフルでも最初は首振ってから暫く飛行した後にジャイロの
ように整流でヘッドが真っ直ぐに向くとはいえ、小口径弾は着弾距離に
おいても横転が起きたりする。矢が横転するのだから、良いことは一つも
ない。この5.45AK弾でも5.56NATO弾と似たような現象は起きる。



こっちのほうが個人的には好きさ(笑
Inside the FN FAL





まあ、これも良いといえば良いのだろうが、5.56の口径はデバイスの

互換性としては良いとしても、未だSS109というのが・・・。
せめてM855A1が使えればとは思うのだが、やはり、現実的には308が
選択肢としては良いように思ったりもする。
そうね、マルハチがいい。今さらジローだろうけど。日本は対応が20年
遅れている。




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遠距離射撃

2016年01月03日 | ミリタリー

1,000ヤードの距離。
M16系のAR15(口径5.56mm、弾頭直径5.69mm)で狙撃して、
はたして命中するのか。
劇画『ゴルゴ13』のように。



答えは、「命中する」。
アモとバレルのセッティングによって。


勿論、通常弾ではなく、77グレインという重量弾を使う。


上掲の画像ではスコープを使わずに射撃していることに驚く。
だが、ピープサイトの銃を構えたことがある者は、ピープサイトによって
視力が飛躍的に向上することを知っていることだろう。

(ピープサイト)




これはピンホール効果のためだ。

ピープサイトで照準すると、細い光が水晶体を通過する際に眼球の水晶
体のごく狭い範囲の極小部分を通る。そのため、凸レンズの影響を
受け
にくくなる。屈折率が低いために焦点距離が伸びるため
網膜に映像が
届き易くなり遠くのものがよく見える、という仕組みに眼球は出来ている

ピープサイトはそうした人体構造を利用した視力向上照準器であると
いえる。
ピープサイトを覗くと水晶体を薄くする必要がなくなる。
通常の視点のピント合わせは毛様体
筋が緩むことにより水晶体は横から
引っ張られて薄くなり
水晶体の屈折力を弱くして網膜に焦点が結ぶように
なっている。
しかし、ピープサイトならばピンホール効果で毛様体筋の調節が不必要と
なる。
従って、遠距離の場合でもオープンサイトでなくピープサイトならば
よく
見えるという現象が起きるのである。

こうしたことも、銃に関する常識である。
軍用銃のみならず、エアライフル等のスポーツ射撃においてもピープ
サイトが多いのは以上の理由による。



それでも、重力による弾着の落下に対する補正は、サイトのみならず
目視においても行なう必要がある。
散弾銃の実猟での見越しと同じく、こうしたことも実弾射撃経験者は
誰でも知っていることである。
さらに、気温・湿度によっても着弾には補正照準が必要となる。
実銃は玩具銃などとはまるっきり次元も世界も違うのである。
そもそも、射程距離とジュールが比較にならないほどに違いすぎる。
エアソフトガンはあくまでも玩具、オモチャなのだ。



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89式小銃

2015年12月21日 | ミリタリー

陸上自衛隊がアメリカの砂漠で実弾射撃訓練
アイアン・フィスト2015

何回見ても、89式何度もジャムってるなぁ・・・。
全然駄目じゃん・・・。


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